家紋Tシャツを作ろう
家紋Tシャツを作ろうと考えたのは今から5年ほど前だった。
家紋に興味を持ち始めたのは、実家育ちだったからかもしれない。亡き父が家を新築したときに紋付袴を新調した。
床の間にはこれみよがしに我が家の家紋の額が飾られた。
しかしシンプル、シンプルすぎる。
ただの六角形。両親は「六角紋」と呼んでいた。後に調べたら「亀甲紋」かもしれない。確かに家紋に六角はあるが、単独で使われる例はなかった。大抵は中に花紋などが入っている。漢字で言えば草冠やこざと辺みたいな辺と作りで言えば辺にあたる。
ところが全く同じ形なのに、亀甲紋は単独の家紋も普通にあるのだ。調べるに連れ、家紋が実に魅力的なシンボルであることがわかってきた。
ここから数年を経て、家紋Tシャツを作って販売しようと思うに至るのだが、その経緯、そして現在進行系の家紋のあれこれをこのnoteに綴ることにする。
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