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次のMV主人公は誰だ!?選手権

2022年4月12日にリリースされたASOBO。
3分強のMVに対し、SNS上には様々な感想と解釈が飛び交いました。

その中でも、ただ一つ揺るがない事実があります。
原宿の女子高生、山手線のサラリーマン、駄菓子屋のお婆ちゃん。誰に聞いてもこう答えるはずです。
ASOBOの主人公はニナだと

程なくしてENG ver.が発表され、そして初の海外でのステージであるKCONにて披露されました。
そんな曲の主人公がニナだったことを偶然だと片付けるのはあまりにも横暴でしょう。


そうなると疑問が思い浮かぶのは当然です。
次のMV主人公は誰なのか
今回は、いつどのような曲で各メンバーにスポットが当たるのか、意味もなく考察していきます。




誰かがこう言いました。NiziUはマコのチームだと。

僕も同感です。アーティストとしての輝きに9人に優劣はなくとも、NiziUをチームとして捉えた時の柱は間違いなくマコです。

この認識は隠されてきた訳ではなく、むしろこれまでしっかりと視覚化されてきました。
Step and a stepからChopstickまで、なんと5曲連続でタイトル曲のサビ頭を担当しているのがその証です。

ASOBOはその流れを変えた曲でもありました。これから周囲のレベルが上がるにつれて、マコの存在感は今までよりも感じづらくなるかもしれません。

だからこそ、あまり考えたくありませんがNiziUの集大成となるような曲で躍動する彼女を見て再確認したいのです。
やっぱりNiziUはマコのチームだと。


Chopstickにおいて、改めて示されたグループとしての方針が一つ。
それは、チャンスは与えられるのではなく掴み取るのだということ。

ダンスという強みを持ちながら歌を課題としていたリオが、ソロのダンスブレイクよりも先に担った役割がサビであったことは、それほどにインパクトがありました。

とはいえ、彼女のスキルならいつでも見る人を圧倒できることは疑いようもないでしょう。それこそ今すぐにでも。

その可愛らしい歌声とキレキレのダンスのギャップに揺さぶられる時は、もうすぐそこまで来てるはずです。

…と、ここまで書いたところで次曲のCLAP CLAPの詳細が明らかになりました。SWAGGYなファンキー・ダンスポップだそうです。

それなら、KCONを観て8人グループだと不運にも勘違いしてしまった方々に見せつけてやりましょう。NiziUにはリオがいるぞ、と。


プレデビューの頃から、期待された役割はグループのアクセント。マヤはその静かな熱意で役割を十二分に果たしてきました。

そしていつからか、皆様も薄々感じてきたはずです。もはや、いや最初から、アクセントに収まるような器ではなかったと。

ですが彼女にスポットが当たるのはもう少し先になりそうです。より正確には、機が熟すのを待った方がいい、という意見です。

マヤに合うような少しダークな雰囲気を纏った曲を他のメンバーも表現できるようになった時、満を持して先頭に立つのは彼女であるべきだと。
焦らされてきた分、とびっきりのものを期待してしまいます。


いつ、どんな形でメインを張るのか。その予想が一番難しいのがリクです。
理由は単純で、いつどんな曲でも主人公になり得るから。

頭サビを担当したMake you happyは今でもお茶の間を彩り、2021年のNiziUを象徴するTake a pictureの歌い出しで勢いを与え、初のファンソングNeed Uでは一番多くのパートを担当しました。
NiziUの声」という表現は誇張でもなんでもありません。

ジャンルの違いはあれど、これまでのNiziUのタイトル曲は「明るく元気な曲」としてデザインされてきたように感じます。
そのコンセプトを覆し新たなる方向性へとコマを進める前段階、これまでのNiziUを体現するかのような曲には「元気印」の彼女がピッタリだと思います。

「節目となる曲には相応の実力が求められるが、リクで大丈夫か?」というのはただの愚問でしょう。贔屓目を抜きにしても。


アヤカの可能性を考える上で、今回着目したいのは2つの強み。1つはKCONにて、より明白となった韓国での人気です。

以前から韓国ウケする顔立ちとスタイルは騒がれていましたが、それだけでは説明がつかないほどの躍動を見せてくれました。

事務所側も現地やSNS上での反応は事細やかにチェックしてるはずです。
リマニナを軸に米国市場に乗り込むなら、韓国への本格進出にはアヤカが足掛かりになる。そう確認できただけでも、KCON出演の意義があったというものでしょう。

ASOBOが日本語と英語を並行してのプロジェクトならば、日本語と韓国語をセットとする曲がリリースされるのも時間の問題。そこで注目しているのが、I AMで見せてくれたCメロ適性という2つ目の強み。

AメロBメロサビの印象を全て掻っ攫ってしまうようなポテンシャルが、日韓…いや世界の耳目を集める姿が容易に想像できます。


はい、出ました。果たしてマユカはChopstickの主人公だったのか問題。

僕の答えとしてはです。そもそもChopstickのMVにストーリー性はなく、マユカが締めたにしても特別パートが多かったわけでもありません。

まあ運営さんがどう捉えてるにしても、マユカにはもう一度主役を張ってもらう必要性があるという意見…ってよりはもはや願望です。

そこで挑戦してほしいのが、Boom Boom BoomやHeartbeat、もっと言えばDALLA DALLAからその才を発揮し続けたガールクラッシュのジャンル。

NiziUとして新たなステージへと進み、見る人に「カメレオンのようなグループだ」と認識させる時、その先陣を切るのにマユカ以上の適任はいないのではないでしょうか。


ニナを主役に据え、ENG ver.を即座にリリースし、それをKCONにて披露する。
海外進出戦略の第一弾にてここまで大胆に手を打てたのは、ニナだけでなくリマがグループに居てくれたからこそでしょう。

ただし僕はリマを「第二の矢」と捉えているわけではありません。NiziUを「グローバルグループ」と知らしめるには、むしろ彼女の存在が大きいと感じます。

そこで渇望してしまうのは、「English ver.」ではなく「English only song」。

韓国事務所のグループの中でも5本の指に入ると言われるそのラップを中心に組み立てられた英語曲。そして、全米ビルボード上位にグループの名を刻んだ時に「NiziUの顔」として認識される。

彼女が最初期に掲げた「スターであることの証明」に、これ以上の形があるでしょうか。


ひとたび前に出て、一言歌に乗せるだけで、観ている人だけでなく、後ろを支えるメンバーさえも自分の世界に引き込んでしまう。
そんな少しの傲慢さを含んだ妙味こそが、ミイヒを「NiziUのエース」たらしめる所以だと感じます。

そんなことは事務所重々承知してるはず。だからこそ、このカードを切る有効なタイミングを見計らっている段階でしょう。

具体的には、それこそ実力としても情勢としても日韓米を自由に行き来できるような頃合い。勝負に出るとしたらその直前といったところでしょうか。

ミイヒの実力を最大まで引き出せるであろうバラードでもいい。より世間にウケやすいであろうポップでもいい。
どんな曲調であろうと、Make you happyと同等かそれ以上のメガヒットに導いてくれる。そんな爆発力を、僕たちは何度も目の当たりにしてきたはずです。


以前から、ニナはそのハイトーンボイスと躍動感溢れるダンスで、メイン格として常に存在感を示していました。

ASOBOではそれが顕著に表れたことだし、ニナが主役に据えられることはもう無い… そう思っていませんか?

彼女が再び脚光を浴びると考える根拠は主に2つ。
1つはその成長速度。あのNiziUのメンバーから「1番成長した」と評された彼女のポテンシャルを計り知れる人は、現状誰もいないのではないでしょうか。

もう1つは、ニナに初めて会った時のJ.Y.Parkの言葉。あの時彼が持った“自信“のゴールがASOBOとKCONだとは到底思えないのです。


以上から、今後主人公として起用されるのは
リオ→リク→マユカ→マヤ→ミイヒ→アヤカ→リマ(→ニナ)→マコ
の順だと予想します。



…まあここまで大真面目に語っといてなんですけど、予想なんて本当に意味ないんですよ。そもそも「誰かを主役に据える」構想が明言されたわけでもないですし。

むしろこんな考察なんて外れてしまえ、とさえ思います。それは、NiziUの成長が僕の想像なんて遥かに凌駕してしまった証拠でしょうから。でも当たったら叙々苑奢ってください。


ひとまずはファンタでも飲みながら7月20日を待ちましょう。それでは。

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