カムパネルラ

社会福祉士/精神保健福祉士/ 過労と宗教の苦しみからうつ病発症。会社員から1年間の療養…

カムパネルラ

社会福祉士/精神保健福祉士/ 過労と宗教の苦しみからうつ病発症。会社員から1年間の療養を経て大学の専攻と異なる福祉業界へ。 支援者/当事者であり両方の立場から考えていることを書いていきます。 精神障害者相談支援事業所でソーシャルワーカーをしながら社会保険労務士を勉強中。

最近の記事

最初のクライエント

先日、結婚して家を出た妹から「話を聞いてほしい」とラインがあり、めったに連絡してくることなんてないので不思議に思いながら1時間程電話をしていました。 内容的にはやはり宗教活動の件でした。精神的に限界なことと、親や周囲に伝えても否定されてしまい、誰にも相談できなかったとのこと。 妹も大学の時に信仰と学業のストレス等からうつ病を発症し、休学含めて8年間在学してなんとか卒業した経緯がありました。今の状況も大学の頃に潰れた感覚と似ているので、これ以上は厳しいと泣いておりました。

    • 手放すことの勇気

      こんばんわ。早いもので今年も残り3か月ほどになり、時間の経過の早さを感じます。そして今の職場に転職してもうすぐ3年、この業界に来て4年になろうとしています。 今でもこの仕事が自分に合っているとは全く思わないですが、最近は外部との繋がる機会も増えており、少しずつやりがいや新たな気付きを得ることもありました。 そんななか、先日通い始めた自費のカウンセリングの3回目が終了し(50分7000円)今後について書き留めてみたくなりました。 主に宗教の問題についてと、自身の神経症の相

      • 苦しみに耐えることの意味

        こんばんわ。一昨日から8日間ほど夏季休暇と有給消化のためお休みを頂いてますが、疲労がピークを迎えまして過眠と眠れぬ夜を繰り返しながら過ごしております。 先日のショッキングな事件があってから、過去のしこりのようなものがまたふつふつと湧き上がってきてまして、もう耐えられん!とまた色々探していたところ、「宗教2世」のカウンセリングをやっている心理士のオフィスがあったので本日行って参りました。 事件に関しては様々メディアや専門家、当事者の方たちが議論しているのでここでは触れません

        • 瞑想はじめました。

          気づけばまた半年近く放置していましたが、今年もあっという間に半分が終わりそうな気がしています。 「冷やし中華はじめました」みたいな軽いノリではなく、3か月ぐらい前から月2回ぐらいのペースで、結構真面目にマンツーマンのヨガレッスンに通っています。 実は6年位前に高円寺に住んでいた時、銀座の某大手スタジオにも行っていたのですが、周りが気になって集中できなかったことと、自分の求めている内容ではなかったこともあり暫く忘れていました。 再びやろうかなと思ったきっかけは、今の仕事を

        最初のクライエント

          1年を振り返ってみて

          気づけば5か月ほどぶりの投稿になってしまいました。日々の出来事に忙殺されていましたが、地味に色々やっていました。 ①仕事以外の仲間を増やすこと 6月ぐらいからあるコミュニティーに参加し、全国の同じ苦しみを抱えている人たちとの交流やワークショップなどを定期的に行っていました。割と自分より若い世代の方が多いんですが、今の子しっかりしているなと学ぶことも多いです。来年度はメンバーも増員し、外部への発信も積極的にやっていくみたいなので、自分に無理のない範囲で関わっていけたらなと。

          1年を振り返ってみて

          自分との約束を守ることが自信と幸せに繋がる

          月に最低1回は更新したいなと思っていたので、前回からちょうど1月ぐらいのタイミングで近況や考えていることを書こうと酔っぱらいながらこんな時間に打っております。 そういえば最近新しいことを2つ始めまして、一つがある支援協会のコミュニティーのメンバーになったこと(そこの認定カウンセラーの資格も持ってる)と、もう一つが社会保険労務士の勉強になります。 そのコミュニティーの名前はとりあえず伏せますが(そこの方にこのアカウントを知られたくないので)、最近テレビや新聞、本なんかも出し

          自分との約束を守ることが自信と幸せに繋がる

          意味を問うのではなく、何を問われているのか

          束の間の休暇も本日で終わり、私は明日からまた仕事が始まるわけですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。 精神障害を抱えた方の相談支援のソーシャルワーカーになって3年目になりましたが、私は30歳を過ぎてから専門学校に入りなおして資格を取ったので、もうアラホーと呼ばれるいい年なんですがまだ若手という複雑な立場にいます。 それまではサラリーマンや配送系の仕事などをしており、民間の方が長かったのですが、自分もさることながらその頃家族も1年単位で病気などが重なり(妹がうつ病、父が脳梗塞

          意味を問うのではなく、何を問われているのか

          自分にとって信仰とは関心と愛情を得るための手段だった。

          こんばんわ。noteを始めたはいいものの、日々の忙しさと考えの整理をつけることの面倒くささもあってほったらかしにしてましたが、今週一杯は遅いGWのため、部屋の掃除をしたり、観葉植物を眺めながら水をあげたり、ゆっくり本を読んだりして過ごしています。 忙しい=心が亡くなると書きますが、本当にその通りで上記のような丁寧な生活を味わう余裕を失いながら過ごしていたなと感じます。 さて、話は変わりますが昨日NHKの逆転人生で宗教2世の坂根真実さんのストーリーが放送されていましたが(私

          自分にとって信仰とは関心と愛情を得るための手段だった。

          思考停止状態から自分の足で立つまでのことについて。

          どうも初めまして。始めました、note。 何かを訴えたい、伝えたいという気持ちも年を重ねるごとに徐々に無くなっていき(良い意味で大人になったのか?)、目の前の出来事をただ処理しているような生活を送っておりますが、この度尊敬する先輩の勧めもあり自分というものを言語化してみようかなと思い立ったわけであります。 プロフィールに載せたものが自分を構成する軸のようなものかなと考えていますが、以下に少し自己紹介を。 「風の谷のナウシカ」が公開された年に神奈川県の某下町に生を受ける。

          思考停止状態から自分の足で立つまでのことについて。