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09/27 岳南電車ナイトウォークに参加してきた

線路上を歩く等レア度の高いツアー

土曜日は富士市の岳南電車ナイトウォークに参加してきました。
岳南電車と富士山博覧会実行委員会の共同で行われる形で、鉄道以外の案内は実行委員会の方が、鉄道内の案内や説明は岳南電車の方が担当しながら5時間近いロングランツアーです。
さすがにこういった時期ですので参加者も募集人数の半分くらいでしたけど、少数精鋭で安全に配慮しながらできたのではと思います。

電車から見る夜景

岳南電車は東海道本線の吉原から終点の岳南江尾までの9.2キロを結ぶ小さな私鉄で、途中に8つの駅があり所要時間は22分ほどです。
吉原駅を出たところや岳南原田~比奈~岳南富士岡の間とかは製紙工場の横をすり抜けていくような感じになります。
夜景電車が走る時は事前予約した方のみ消灯される車両に乗車して夜景撮影に適した環境を作ってくれます。また車内での案内も豊富にあるので往復する間に2度チャンスがあります。
自分はカメラとスマホ両方でチャレンジしてみましたけど、やはり静止しての撮影でないと腕が無さすぎて上手には撮れなかったですね~。

ナイトウォーク

ナイトウォークは吉原駅から歩いていきながら夜景が見られる場所へと案内していただき、全体を俯瞰できるような眺めを見つつも曇天で富士山が見られず写し込みが出来なかったのがちょっと悔やまれます。ただ場所は分かったので好天の日に目指してみようかな?と思っています。

線路内ウォーク

吉原駅発の最終列車に乗車して比奈駅で下車します。ここでヘルメット(ツアー参加時に配られそのまま持ち帰ります)を付けて、線路封鎖の手続きをしてから線路上に下りて岳南富士岡駅までの1キロあまりを線路上を歩くというレア体験をします。
この路線は単線なので、行き違いをする為のポイントや信号機の説明などを聞きつつ、近くに見える青白の煙突を入れたりした風景を写真におさめていきます。ただ線路内からの撮影になるので個人で楽しむしかできません。
表紙の写真は比奈駅のホームから撮ったものです。
線路内は枕木と砕石が概ね等間隔にありますけど、砕石は捻挫する危険が高そうなので枕木を慎重に踏みます。ただ木製・PC・混合と材質が変わったりするので滑ったりしないようにもしながら懐中電灯の灯りと周囲の工場や電灯の明かりを頼りに進んでいきます。

岳南富士岡で夜食をとり、帰りは道路ウォーク

1時間以上かけて岳南富士岡駅に着き、配られた夜食を食べつつ展示されている機関車を撮影したりしながら休憩。
帰りは製紙工場が立ち並ぶ道を歩いていきます。こちらも迫力のある写真が撮れましたので、これは整理してからのちのち見せる機会があるかと思います。比奈駅に戻る頃には24時を少し回るくらいで、足もクタクタになりました。
ただ他の夜景の場所のようにギラギラとしたライトアップという感じではないので、煙突の煙や晴れた時の富士山を入れたりというものがポイントになるのかな?と思います。
いずれにしても線路内を歩くという経験は未だかつてないものでしたので大変面白かったです。

日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。