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鴨々川散策 前編

せっかくのゴールデンウィークですが、外出自粛でなかなか出かけられなかった方も多いと思います。
外出を控えていた方に、外出気分が味わえる鴨々川の散策のご案内をしてみたいと思います。

旧鴨々堂の横を流れている鴨々川。
その起点をご存知でしょうか?
鴨々川は豊平川から分岐して始まります。
分岐地点は幌平橋から、上流に少しいった所にありますが、豊平川の本流からすぐに分岐している訳ではありません。
ちょうど札幌南高校付近に、支流への分岐取水口があり(冒頭の写真)、ここから分岐され埋設管理で支流へ流れます。

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冒頭の取水口から、1kmほど下流へ行くと、幌平橋手前300mくらいの所から支流が地上に顔を出します。
この支流が地上に出たところに水門があり、ここから鴨々川が始まります。

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鴨々川は、豊平川通りの下をくぐり住宅街へと進みます。

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住宅街へ入ると治水のために、地上を流れる川と、地下を流れていくルートに分かれます。写真左側に地下ルートへの茶色い取水口が見えます。

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鴨々川は始まってすぐに、2ルートに別れてしまいます。

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地上を流れる鴨々川はマンションの間を流れていきます。

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南16条西4丁目付近で西側に進路を向け、幌平橋方向へ流れていきます。

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対山橋をくぐり再び北へ進路を変えます。
この付近の流れは非常にゆったりとしています。

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幌平橋近くの中島公園庭球場付近です。
筆者はここで晴れた日にビール片手に景色を眺めるのが好きです。
ポプラの樹とゆったりした川の流れが風情を醸し出します。

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さらに進むと二手に川は別れますが、またすぐ合流します。

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この付近では、つがいの鴨をよく見かけます。

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縁結びの神が祀られている多賀神社脇を抜け

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左手に護国神社をみながら

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南14条橋をくぐり、中島公園自由広場方面へ流れていきます。
ここから若干カーブして公園の東端へ向かいます。
自由広場では、鴨々川に面していてベンチもあり、鴨々川をゆっくり眺められるポイントですね。

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自由広場を後にして、鴨々川は進路を東へ向けます。

画像15この付近で、地下ルートと合流し、水量が増えます。

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中島公園の東端を北へ向かって流れていきます。
ここから鴨々川は公園と住宅地を隔てるようになり、公園内とは趣が一変します。

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コンサートホールKitaraの入口付近には橋が架かっており
鴨々川のプレートがあります。
豊平川分岐の取水口から、ここまで約1km
筆者は途中、休みながらゆっくり歩いたので2時間半を要してしまいました。
今回のご案内はここまで、後半は中島公園を出た鴨々川は全く違う表情を見せます。次回はその姿をご案内致します。



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