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バレエを観てきました……映画館で

バレエを観に行くって、
服装をどうしようとか、
拍手をするタイミングが難しいらしいとか、
そもそもチケット代が高そうとか、
敬遠する要素ばかりで、
今まで一度も見た事がありませんでした。
でも、映画館に行く度に、
熊川哲也 K-s バレエカンパニーの舞台を映画館で観よう!
っていうような予告編を見せられているうちに、
ちょっと気になっていました。

その時は確か、
アントマン3を観た時の予告編だったか、
「クレオパトラ」の前売券を発売中!
てな予告編が流れたので、
よし、じゃあ一回観てみるか、
という気になったのです。

そして、上映当日。
映画館へ行くと、
他に「クレオパトラ」を観るのは、
お上品そうなオバサマ方ばかりww
予告編が始まっているのに、
食べ物や飲み物を買いにバタバタと走り回ったり、
ペチャクチャとお喋りを止めなかったり、
普段よりも騒がしい映画館のスクリーンでした。

それでも、バレエが始まると、
皆さんすっかり静かになります。

映画が始まって、まず驚いたのは、
オーケストラピットの様子が映ったこと。
バレエって、劇場では生演奏なんだ!
そりゃチケット代高い訳だ〜
ジーパンで気楽に観に行く訳にはいかないねww

何も知らない私からすると、
バレエのイメージってのは、
上から下まで真っ白の衣装を着たお姉さんが、
つま先立ちでクルクル回っている、
「白鳥の湖」みたいなイメージ。

「クレオパトラ」でも、
つま先立ちでクルクル回ってはいたけれど、
衣装は、エジプトっぽい衣装だったり、
あるいは、ローマっぽい衣装だったりと色々。

だから、熊川哲也のバレエは、
古典的なバレエとミュージカルの中間みたいな物なのかなぁ、と思いました。

あと、バレエと通常の芝居やミュージカルとの最大の違いは、
セリフが無い事。何となくは雰囲気は伝わるけど、
明確には何をやっているのか分からない。
映画では、時々テロップが出るので、まだ良いけど、
これを劇場で生で観たら、
いったいどれが何役なのか、
さっぱり分からなかっただろうなぁと思います。

私も、ストーリーがよく理解できなかったので、
それから、塩野七生さんの「ローマ人の物語」のクレオパトラが出てくる巻を読んでみて、
ようやくストーリーが理解できました。

次回、映画館に観に行く時は、
事前に勉強してから観に行こうと思いました。

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