食べる土の作り方
金星魚座を養うレシピの一つを書き残していきます。
水の気が多いと淀むこともままあるものですから、土が食べたくなることもままあります。
土は湿度を程よく保ち、汚れを濾過してくれて、地に返し、恵みを育んでくれて…と縁の下の力持ちです。
かといって特別に処理された食用の土以外は、食べると大事な人がびっくりしてしまうのでオススメできません。(甲子園球児はお腹がペコペコなんでしょうか?)
なので家で土を食べたつもりになれるレシピがこちらです。
1.なるべくシンプルで粗野なボウルを用意します。
2.小松菜を細かく刻んで、すりごま(黒)と一緒に落ち葉色になるまでじっくり乾煎りします。オーブンで焼いてもいいです。あんまり焦げると土っぽくなくて、しかも意味もなく苦いです。勇気ある人は洗わないで根っこごと使うと、なんと健康に害がない程度の量の土が最初から付いてきます。
3.フードプロセッサなどでさらに細かくして、小麦粉に土色になるまで混ぜます。たくさん使います。
4.卵と水で生地にします。豆乳でもいいですが、牛乳はだめです。
5.ほんの少しのわさびかブラックペッパーを入れます。腐葉土はわずかにミネラルな刺激があります。
6.炊飯器やホットプレートなどお好みの方法で焼きます。膨らみません。
7.ラップをせず、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて乾燥させます。電子レンジと仲が良ければよしなに使っていいと思います。
8.パサパサのペレットができたら、細かく砕きます。
9.粗野なボウルに入れて、完成!
工程がたくさんあります。じっくり時間と手間が意味ありげにかかって、やっと大地に還るものですから。
食べるときに時間をかけると、魂が五分になったような気持ちになれます。
サポートはクアンタムタロットさんが「箱」を欲しがっていたので箱代としてと、傷んでしまったときの買い換え代として積み立てます。