AIのべりすとのはなし

先月からAIのべりすとのサブスクに加入している。
今のAIのべりすとの最新のAI「やみおとめ20B」を使うために必要な価格は1650円。それでも出力の回数には一カ月6000回までの制限がある。
無制限を使う場合は2890円必要だ。

これが安いと感じるほど使いこなせているかといえば微妙だ。
自分の読みたいシチュエーションの二次創作ガチャがやり放題と考えれば安いともいえるかもしれない。

いろいろと使ってみたが、ホロライブ、にじさんじなどのVtuberは箱の名前を挙げただけで、ぺこらやまりん。月ノ美兎やリゼヘルエスタが出る。連鎖で月ノ美兎が出れば樋口楓や静凛が出るし、リゼヘルエスタが出れば、アンジュと戌井とこが出てくる。時々、別のキャラの描写と入れ替わっているだろうと思われるときもあるが、ちゃんと描写もあっているときがある。

みんながそれぞれの書きたい二次創作を学習して書いてくれるようだ。そのため、主人公の名前を本名にすることはオススメしない。モブキャラが生えたと思ったら明らかにまったくにじさんじにいない人名が生えてきたりする。

あと、VtuberでR18やろうとする場合、男性Vtuberの名前を禁止ワードにしないとBLに突入する。

AIのべりすとは書き出しである程度ストーリーの流れをコントロールすることができる。例えば、相手の行動をコントロールできるノートを手に入れたとか。事前に設定した催眠を催眠アプリを見せただけで相手に書けることができると書いておけば、結構な頻度でその通りになる。

まあ、ただそれだけだと、主人公がこんなものがあったって意味がないじゃないか、といってそのアイテムを投げ出す展開も出たりする。主人公がそのアイテムを引き出しにしまったまま使わないという展開も起こりえる。

そのためにもメモリ、脚注、キャラクターブックに設定やシチュエーションを書いて、物語をコントロールしていく。ただ、これを細かくしていくと、自分で書いたほうが早いと考えるようになる。

プロンプトという概念を知ったほうが、うまくAIを動かすことができる。ちなみに、すでにあるプロンプトを書き換えてつかったほうが仕組みを理解しやすい。プロンプトを共有するサイトもある。

 使ってみて思うことは、まだ自由に使うにはもう少しAI側の進化が必要だろう。商用で使うなら、文章を読み込ませて調教する必要がありそうだが。元の文章をどこから用意するのか。そもそも用意するとして、同用意するかという問題がある。文章をいちいち打ち込まなきゃいけないなら、10万文字を勉強してもらうために何十時間の準備が必要となるだろう。

 キャラクターの設定やストーリー展開をつくるのに、プロンプトの知識が必要だが、ある程度小説というのがどういうものかがわかっていないとどう設定していいかわからないというのがあるだろう。

 なにか、AIからくる質問にいくつか答えていくうちにストーリーができていくみたいなことができたら素人でも楽しく作れる体験が提供できるのではないかと思う。


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