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ヤヤ・バラードデッキの道のり【376】

やはりトークンは手になじむ…が、勝てるわけでもない
難しいもんだぜ


前回はこちら


デッキ

焦熱の号令

人形作家の店、思ってたよりイイ

昨日は時間切れで調整が途中で終わってしまったんだけど、取りあえず数回回したので、まずは対戦メモなど

対戦メモ

ドメイン大主:後○×○

ゴルガリミッドレンジ:後○○

ボロスビートバーン:先××

まとめ

3戦2勝
ただ、ゴルガリは事故勝ちの印象が強い
そして、ボロスについては完敗
速攻で殴ってくること、直接火力が多いことから、除去しないと負けるけど除去してても負けるって印象が強かった
サイドに《領事の権限》とか欲しくなる

序盤で2~3点くらいゲインした上で、相手の動きを阻害して時間作りたい
とはいえ、宿敵はガン
失せろを盛らんといかんか?

まだまだ赤単やグルールなど一定のアグロが環境にいることを考えると、《領事の権限》はそれなりに適正な気はするんだけど、入れるなら1ターン目に出したい気持ちはあるので3枚くらいサイドに用意したい
あと、《叫ぶ宿敵》で《失せろ》をもう1枚くらい盛る…となると、サイド枠を4枠空ける必要がある
どこまでアグロ/ビート系にガード上げるか、という所か

そこそこ全色でビート系はいる
瞬速持ちにもそれなりに効果はあるので、悪くはないか

で、それはそれとして、《クイントリウス・カンド》をデッキにねじ込みたいんだけど、どうすっかな…というのが課題点
これを考えたいんだけど、そもそも今の形の試行回数が足りないので、取りあえず昼休みにもうひと回ししてからにする

対戦記録(焦熱の号令)

プラチナTier4-2から
手応えはあるんだけど、イロイロとやりたいことがかさんでいる
なにより、ヤヤが活かせてるかどうかという点で、まだ自信が持ててないのが大きい
早く活路を見出したい所

基本的にはスタンダード:ランク戦(BO3)
先/後:先攻か後攻か
毒x(y):毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた、yは積んだ毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利など、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作

ラクドスリアニ:先×○○

先○

先攻でこれなら走れる…が、除去が無いのは不安要素

除去なんていらんかったんや!
とくことで、相手はリアニ
速度感が求められる中、《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス》《原初の征服者、エターリ》を《引き抜き》でリアニされて一気にライフを詰められ、届かず
盤面悪くなかったけど、速度が足りぬ

悪くはなかったんだ…
相手が良かった

ということで、下回りの火力を全抜きして《安らかな眠り》と除去を投入
どうせ破壊しても帰ってきてしまうので、《審判の日》ではなく《太陽降下》を採用した形

これ、ヤヤ要らんのではという一抹の不安はある

先○

1T目強迫は勘弁

1ターン目、2ターン目も《強迫》でした!
《安らかな眠り》は落とされ、どうしたもんかと思ってたんだけど、相手がリアニ先を落とせず、《戦導者の号令》×2に兎トークンを添えて殴り切り

頼れるのはやはり号令よ

サイド変更なし
このまま押し切りたい所

ロランは要らんのでは?
と思いつつ、苦々しい再会、ギックスの残虐の為に残すことに

後○

2マナは怖いが、RIPが見えてるのだ
今度こそ残ってくれ…

そして飛んでくる《強迫》
しかし、今回も相手はリアニ先を落とせず
こっちの盤面にタッチする方法もなさそうだったので、強気で押し込んで何とか勝利

結構な殴り合いになった
世話人のLv3のタイミングがつかめんかったなぁ

ボロスハツカネズミ:後○××

後○

除去もあるし土地もある
生物が欲しいぞ

初手《僧院の速槍》から入ってきたことで、ボロス、アグロとまでは分かったけど、何を焼いてイイかはわからず
グッと画面しながら先の展開を見つつ展開して、ラストは《審判の日》で〆
《戦導者の号令》《ウラブラスクの溶鉱炉》が揃っており、後は除去回すだけで勝てるので、コレは何とかなった感

相手リソースが尽きるのと、こっちのライフが尽きるのどっちが先かって話

だいたいハツカネズミであるというコトは分かったので、当たらない除去を抜いて当たる除去を増やす形に
今回は《金属の嵐》で横展開を咎める方向性で行く

ヤヤが輝くときは来るんか?

後×

ちょっと心もとない
塔の点火が欲しかった

圧倒的火力に加えて、《幽霊の庇護》と《ボロスの魔除け》がずっこい
こちらの除去をかわし切られて、そのままゴールされてしまった
ボロス硬いなー

BO3だと、除去対策が熱い
全体除去もあるので、こちらとしても時間さえ作れればライフ差は関係ない
問題はリソース差
コレ、人形作家いらんかったか
審判の日の4枚目の方が重要だった気がする

先×

塔の点火はないけど、除去は厚い

土地がね…止まったんよ
4マナあればダブルアクションや《審判の日》を含んで何とか出来たものの、2マナ、3マナで止まってしまって動き切れず
道中、チャンプブロッカー要員として《人形作家の店》でテンポ失ってるのもダメだった
あそこは《人参ケーキ》で土地を探しに行くターンだった―
コレはプレミと言ってもイイと思う

溶鉱炉で殴ればブロッカーが出てくる
悪くはなかったんだけど、もうちょいマナが伸びてないとな

まとめ

2戦1勝、ボロスはうまく立ち回ればワンチャンあった気がする
《人形作家の店》も、素直にマナが伸びていれば《ウラブラスクの溶鉱炉》に繋がってチャンプブロッカー確保できてたし、そこまで悪くない印象だ
ただ、やっぱ回してて思うんだけど、ヤヤの必要性に欠ける、というのは否めない
この使い方だと、《大天使エルズペス》の方が良い気もしてくる

不意に立ちふさがってくる
マジでこいつ…

+1でトークン出してる点については、土地を除けば何プレイしても果敢起動するので、ダメージの点ではヤヤがぺスに勝ると言っていい
-1はリソース確保なのでぺスには無い点だけど、現環境においては盤面勝ってるか全体除去を引きに行くタイミング以外では起動する状況がなく、軽々しく使えるものでもなくなってきている印象
-2については横並びがそこまで強いデッキでもないので、いっそぺスの小マイナスの方がサイズアップ+飛行付与で盤面に貢献する可能性が高い
奥義にしても、3マナ帯の除去された置物をまとめて取り返せる上に起動コストが安いぺスに比べて、奥義起動しても《稲妻のらせん》くらいしか撃つものが無いヤヤは負けている感ある

攻めるも守るもッて感ある

全体的に、この構築なら《大天使エルズペス》の採用の方が丸そうだ
例え、今の形に《クイントリウス・カンド》を入れた所で、ペスとヤヤの差はそこまで大きくは埋まらず、-1の価値が上がる程度
このまま調整を重ねた所で、あまりいい状況になる印象は無い
困った

クイント発見4からぺス引っ張ってぺス-2でリーサルって目もあるかもしれず

困ったんだが
実は、このところずっと考えていたことがあるのだ
…《トーテンタンズの歌》型って、本当に死んだのか?

伝説の345ライン

『ダスクモーン:戦慄の館』によって《呪われた録画》《永劫の勇気》などを獲得し、コレやるならヤヤでええやんってなってたけど、特化型におけるヤヤは、決め切れない場合の中長期戦における補給線でもあったし、5ターン目に《トーテンタンズの歌》を探しに行くなどコンボのきっかけでもあったのだ

4マナなのが憎い
あと、赤大主も同様だ

何より、ミシック到達の原動力ともなっていたので思い入れも深い

元々は、《トーテンタンズの歌》《戦導者の号令》の成立を軸に、ボロス召集における《上機嫌の解体》パッケージでビート気味に動くデッキだった
ただし、解体パッケージにおける1マナAF供給源である、《ヴォルダーレンの美食家》がスタン落ちしたことで成立が難しくなり、徐々に改変を重ねていた状況だった
しかし
『ダスクモーン:戦慄の館』で、ひっそりと1マナAFを獲得していたのだ

《機械仕掛けの打楽器奏者》だ!

よく考えたらジェスカイ召集にも採用されてるし、こいつでよくない?
しかも、実は2マナ域でも《人参ケーキ》がAF枠に存在していて、何となればコレを解体すれば兎の代わりにゴブリンが3体出てくる
《人参ケーキ》《戦導者の号令》と動けた4ターン目、《上機嫌の解体》《トーテンタンズの歌》X=2で起動すれば、トークンが5個出て5点、速攻ついて2/2が5体で10点で合計15点叩き込むことが可能なのだった
仮に《機械仕掛けの打楽器奏者》や《人参ケーキ》の兎トークンが残っていれば、事前に4点くらいダメージ入れれてるので、そのままリーサルまで行くこともできなくもない

1234できれいに回る

これが偉いのは、取りあえず4ターン目に《上機嫌の解体》だけ起動しても盤面強化しつつ衝動的ドローができる点、そしてジェスカイ召集にはない《世話人の才能》により、4ターン目に《世話人の才能》《上機嫌の解体》と動いても1ドローついてくる点
いずれにせよリソース源となるのはありがたい

4ターン目に打楽器奏者プレイで号令1点、殴って2点、解体して号令3点で6点
ついでに衝動的ドローして後続に繋がるうえ、なんと2マナ余ってたりするのでまだ動ける
強そう

欠点は、2ターン目に《機械仕掛けの打楽器奏者》を《上機嫌の解体》で除去せざるを得ない場合や、そもそも除去された場合
この時、4マナ以上のカードが衝動的ドローによって捲れると、次ターンにどうしたってプレイできなくなってしまう
ただ、それにしても4マナ以上のカードの仕事は概ねヤヤで完結する
サイド後の方が気を付けることが多そうな印象で、プレイングと構築でカバーできる範囲だろう

そもそも、2T目なら人参プレイの方が優先高いし
それすらできないし土地も詰まってるという時に土地探すくらいじゃないだろうか

「でも、《呪われた録画》や《永劫の勇気》を使った方が出力出るやん」
っていう内々から湧き出てくる疑念は大きい

目の上のたんこぶ、喉の奥の小骨
ずっと引っかかってた

ただ、元々のこの形において、実は《呪われた録画》はそこまでマッチしていない
そもそも、採用インソが少なくて、《トーテンタンズの歌》以外で起動したいカードは《稲妻のらせん》くらい
火力がもっと入っていればともかく、最大出力以外の仕事がほとんどない置物になってしまう上、4ターン目タイミングでは仕事をしないのだ

《永劫の勇気》については、各種トークンがいきなり殴りかかれるので相性はいいかもしれないが、それでも《トーテンタンズの歌》で速攻は得られたりする
また、《呪われた録画》よりはクリーチャーが増える分マシとはいえ、4ターン目のタイミングでそれ以外の仕事をしない
4ターン目の仕事に限ればヤヤ+1と大差は無く、5ターン目以降のダメージ源として優秀であるのは間違いないものの、この時点でリソースを吐き切っている場合はただの3/3としてしか振舞わず、《戦導者の号令》とのシナジーもない、ヤヤの下位互換としての見方もある

コレ、やっぱヤヤで《トーテンタンズの歌》やる価値、あるデ?

デッキ

交渉人の号令

なんだか懐かしいぜ

ベースは交渉人の号令1.4.7

主に土地が赤い

《ヴォルダーレンの美食家》の枠を《機械仕掛けの打楽器奏者》に変更
《神憑く相棒》の枠は《人参ケーキ》になり、《上機嫌の解体》の対象ともなるためシナジーは増したと言える
《イモデーンの徴募兵》の枠には《世話人の才能》を採用して、中盤以降のリソース確保とトークンの強化まで見れる、ヤヤともマッチしており、中長期戦の要ともいえるだろう

それぞれ進化した
イモデーンだけは役目が変わったけど

2マナ万能除去として採用していた《邪悪を打ち砕く》の枠は《失せろ》の方が良いかもだけど、ココにはあえて《呪われた録画》を採用してメインの最大出力を増している
ヤヤと競合はするものの、やはりバーストダメージの増量は魅力的なのと、《上機嫌の解体》をコピーした際にトークンが6個出る可能性があるのが大きい

コピー対象は少ないけど、コピーできた時の出力がデカい

5ターン目に《上機嫌の解体》をコピーしてトークン6個出す場合、《戦導者の号令》でのダメージが6点、ココに《トーテンタンズの歌》をX=3でプレイすると、さらに号令ダメージが3点飛んで、2/2トークン9体で殴りに行ける
9+2×9=27点で、多少のブロッカーは乗り越えてフィニッシュできるだろう

もちろん、歌を倍にしてもイイ
ただ、この場合は出るトークンは8個となるので、3点減る

この枠は、《永劫の勇気》でもイイっちゃイイ
ヤヤ+1ともシナジーして、毎ターン3/1速攻を出して殴りに行けるのは熱い
《戦導者の号令》がある状態から4ターン目赤永劫、5ターン目にX=4で《トーテンタンズの歌》とすると、号令ダメージ4点に加えてネズミトークンが4体出て4/2で殴ってくれる
本体もいっしょに行ければ、号令4点+ネズミ4/2×4点+赤永劫4点=24点と、これも悪くないダメージになる

これだけでも結構おいしい
なんなら赤永劫とヤヤだけでもシナジーするがとてもイイ

ただ、号令ダメージについてはやはり《呪われた録画》の方が上
ここは回してプレイフィールを確かめたい所
4ターン目に3/3クリーチャーが用意できるかどうか、コピー先が安定して得られるかの2点が争点になりそうだ
あと、ヤヤとのシナジーの有無な

赤永劫はヤヤとシナジーするのだ
気が付いてなかったけど、コレはデカい

…いや待てよ
単純に《戦導者の号令》が無い場合に、ヤヤと組み合わせたら強いのは《永劫の勇気》か…
そして、このデッキはヤヤのデッキ…
最大出力か…シナジーか…

チェンジです

ってか、そもそもここに除去を盛らないと、現環境ではメインで勝てないってこともありそう
その場合は素直に《悪魔祓い》《失せろ》辺りと替えることになるだろう
どっちも一長一短あるので、苦手な相手に合わせてこの辺は考えたい

インスタントなのを評価するべきかな、と思い出しているとこ
ソーサリータイミングだと、イロイロと間に合わないシーンも多いのだ

後はサイド
元々《黄昏の享楽》だった枠には同様の効果を持つ《跳ねる春、ベーザ》を
後はメタに合わせて除去を盛るのと、保険の《安らかなる眠り》を
《兄弟仲の終焉》については、《上機嫌の解体》でAFにタッチできることもあって《金属の嵐》でフェイスも狙う形で

享楽あったら、呪われた録画が面白いことになってたかもしれず

ただ、《太陽降下》についてはちょっと疑念が残る
5マナは土地枚数に対して重く、また《機械仕掛けの打楽器奏者》で序盤に捲れてしまうと痛い目に合う
せっかくサイドインしたカードを使えなくするというのはいかがなものか、という所で、せめて《審判の日》とするか、いっそ《別行動》とかにしてしまうのもアリかもしれない
トークンが並ぶことから、処理後にデカいトークンが残せること、《世話人の才能》とのシナジーから《太陽降下》を選択したものの、ココは要検討

ってか、この形『ダスクモーン:戦慄の館』時点でほぼ組めたんよな…
ちょっと気が付くの遅かった
もっと早く試したかったぜ
早速試す

余談

ジャンプスタート?

なんか、気が付いたら《ボール・ライトニング》が来てる

あと、《紅蓮術師のゴーグル》が手元にあったりした

まだまだ、気が付いてないカードありそう
また、カードプール見てみないとだな

ということで、今日はこの辺で
また、次回


次回はこちら

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