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番外編:クエスト消化用バラルとカーリとナーセットと猿

クエストが「クリーチャー呪文を40回プレイする」と「青または赤の呪文を30回唱える」だったので、それに合わせて手持ちのカードで作ろうと思ったところ、やろうやろうと思っていた赤青関連のカードが貯まっていたのとなによりジェスカイヤヤを試すためにもカードの使用感が知りたかったのでとりあえずデッキの形にしてみただけ、というのが本日の一品

デッキ

バラルとカーリとナーセットと猿

今回はマジでお試しだった

取り合えず、一番使いたかったのは果敢シナジーがあって墓地からの再利用も条件付きで可能な《悟った喪失者、ナーセット》
そして、条件を満たすと手札からスペルをタダで撃てる《バラルとカーリ・ゼヴ》

スペル撃ちたいだけの人にとってはたまらん

《悟った喪失者、ナーセット》及び《バラルとカーリ・ゼヴ》については、いずれもマナ総量をその条件とするので、マナ総量が少ないに越したことはない
バラル&カーリのテキストを考えると、起点としてある程度のマナ総量があるスペルが欲しくはなる所ではあるけど、それが多いと今度は次の弾が撃てなくなる
ナーセットのテキストは攻撃時のパワーを参照するので、基本は2マナ以下、果敢考慮して4マナくらいまでがMAXと考えられる
その辺を考慮すると、やっぱ3マナ以下を基準とするのが丸い

タダで撃てるよ!
とはならない

あと、ナーセットは墓地からの再利用、バラル&カーリは手札からのプレイとなるため、先にバラル&カーリを搦めて墓地にスペルを落としとくのがよさそう
また、特にバラル&カーリのために手札枚数をある程度確保する必要もありそうだ
能動的に撃てるスペルが合うはずなので、打消しや条件付き除去は抑えめにして、火力とドローサーチをメインで詰んで試してみる

バラル&カーリが同じ種類を求めてくるので、インスタントに絞ったほうがよさげ

後は、2マナのクリーチャーとして果敢が強い《呪文槍のケンラ》、バラル&カーリから呼ばれる猿を含んでの召集を期待しての《セゴビアへの侵攻》を積んで、とりあえず完成

ナーセットによって果敢をばらまけるので、横展開が強そう
起点となるマナを確保できるのも偉い

で、回して見た感じだけど、やっぱまだデッキになってない

バラル&カーリとナーセットが揃って盤面にいる場合、ナーセットが攻撃して墓地からスペル回収、それを起点にバラル&カーリでさらにスペルを唱える、といった動きはとても強そうに見えた
が、流石にそんなに悠長な動きを相手は待ってくれない

そりゃ、揃えば強い
とはいえ、揃った上で墓地と手札にスペルが要る
あと、そもそも除去されて揃わん

バラル&カーリについては、起点となるスペルについては墓地からでもいいんだけど、ついでに撃てる呪文は手札に無いといけない
ハズレてもラバガンが出てくるので、損はしてない気はするものの、すでにラバガンが盤面にいる場合はレジェンド・ルールによって消えてしまう
手札に軽いスペルを残しておく必要がある

ラバガン出るのは偉いんだけどな

ナーセットについても、攻撃起点であることから攻撃前に果敢を起動しておく必要に迫られたり、状況に対応して墓地から打消しや呪禁などのスペルを釣ることができない
打消し、呪禁などは手札に構えておく必要がある
また、攻撃しないと効果が誘発しないこともあって、盤面に出たターンは全体に果敢つけるだけの4マナ3/4クリーチャーであり、期待している仕事をしない
出たターンに速攻が欲しい

例えばこの辺
《無謀な嵐探し》がパワー増えてナーセットと相性いいかも
でもクリーチャーなんよな
《苦々しい再会》なら、使用後にナーセットで再利用できる

さらに、3ターン目にバラル&カーリ、4ターン目にナーセットとプレイした場合、スペルを撃たないターンが続くことで結果としてそのいい所を十全に生かし切れない
3ターン目にバラル&カーリとするなら、4ターン目は何らかのスペルを撃つなりして5ターン目に1マナ構えてナーセットを出すなどしたい
でも、4マナのスペルを撃ったとすると、5ターン目にナーセットが何らかの効果で速攻を得たとしても、5ターン目のナーセットのパワーは3のママなので、4マナのスペルは攻撃時誘発効果によって唱えることができない

一緒に出したいのに、連続して出すと活かし切れないというジレンマ

ただし、ナーセット自体は墓地からのコピーであり、またその範囲はクリーチャーと土地以外と結構広い
ナーセットのパワーを例えば《猛火の最高潮》で強化すると果敢の効果も相まって7まで上がるわけで、3ターン目《鏡割りの寓話》、4ターン目に寓話2章で6マナまでの何かしらを落としてからナーセットをプレイ、5ターン目が帰ってきたら5ターン目に7/6で殴りながらその何かしらがプレイできる
バトルなら何でも割れるサイズなので、割って強いバトルを釣って殴りつける、というのは悪くないかもしれない

これ、アルケヴィオス釣って即座に割るとかできるのでは
《旋回斬り》あたりでトランプル先制攻撃つけてから殴るとか…
足りない分は《稲妻の一撃》などで
バラル&カーリは先制攻撃を持っていることでパワー強化が相性いい
《天使火の覚醒》とかつけたらメチャ強そうではあるんだが

また、バラル&カーリについては、軽いスペルを連打しつつ展開していくのに合いそうで、こっちはナーセットというよりも《金属の徒党の種子鮫》とか《第三の道の偶像破壊者》とかとマッチしそう
手札に追加で撃てるスペルが無くても、ラバガンと何かしらのクリーチャーが場に出るので、ハマれば《芸術的な拒絶》《交渉団の保護》あたりを構えて相手を出し抜ける
《芸術的な拒絶》が召集から撃てれば、種子鮫で培養6だし
ここにナーセットを加えるのはノイズになりそうな印象もある
墓地から釣り直せるのは偉いけど、ナーセットの本質はスペル以外でもPWやアーティファクト、バトルを釣れることにある気がする

とはいえ、生成したクリーチャーに果敢が付くのは偉い
横展開もあり得るとは思う
ってか、《僧院の導師》なら果敢果敢クリーチャー量産できるな?

あと、バラル&カーリのテキスト「それと共通のタイプを持ち」の部分に着目する際には、《熟練の魔術師、ハーキル》とのシナジーも考えられる
どうしてもインスタントに偏りそうなので、そこで減った手札をハーキルで補える可能性がある
マナ帯かぶるしダブルシンボルだしで、メチャ強い、というわけではないんだけど

ハーキルはお試し済み
ただ、手間もかかるので継続的に起動できなかったり守り切れないならオススメできない

ということで、ココまでをまとめたうえで、ヤヤのデッキにしたらこんな感じかしら

ヤヤ・スペル3.0.0

サイドを組む経験が無さ過ぎる
何入れたらいいんだこれ

まだ組んだだけなので、ここからにはなるんだけど
アグロ相手は赤の呪文で押し切り、中盤以降は横展開から手札も確保しつつ、殴り切るような形で
ナーセットとヤヤが並べば、ヤヤ+1のケルド人は1/1果敢果敢で、適当な何かをプレイすれば3/3になる
全体除去の耐性は低いものの、ヤヤとナーセットが残れば何とかなりそうな予感もある
ちょっと試してみたい所だが、果たして

新たな風を吹かせてくれないものか

※ 23/05/17追記

やったぜ

楽しいことはできた
コレは良いかもしれぬ

注意表記

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