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ポケモンsvシーズン20使用構築 ムゲンダイナ+グライオン

ポケモンSV シーズン20の使用構築です。

構築経緯

状態異常耐性、毒による崩し、さらには数的有利から即TODに繋げることのできる一般枠最強のグライオンと、そのグライオンが苦手とする水ウーラオス、ハッサムに対して圧倒的有利なムゲンダイナを軸として構築を組んだ。
特にムゲンダイナに関しては、現環境において黒バドレックスがやや下火であること、トップTierではあるコライドンミライドンが拘りアイテム持ち、もしくはSを削った突撃チョッキ型が大半であることから、適切なSラインに設定し「まもる」を駆使することで安全なサイクルを回すことができると考えた。(黒バドレックスは全然下火じゃないしスケショコライドン増えてバカクソきつい)
そしてダイナグライがみがわりまもるを連打する関係で積みポケモン(主にコライドン)に自由に動かれてしまうことを懸念し、「ヘイラッシャ」を採用。

これら3体はかなり受け気味なポケモンたちであるが故に相手の崩しを誘発しやすい。そのためその崩しを対面から破壊できる「襷パオジアン」を採用した。

ここまで4体でノーマル、ドラゴンの一貫を切れていないため、これらの一環をまとめて切ることのできる「ハバタクカミ」を採用。
ある程度の行動保証とサイクル適正を持たせるためにアイテムは「こだわりスカーフ」。

最後に、ムゲンダイナを採用する以上重くなりがちな黒バドレックスに対して対面選出で強く出ることのできる「チョッキ水ウーラオス」を採用した。取り巻きに採用されがちなディンルー、パオジアン、カイリューなど対面不利を取らず殴り合えるのが強み。


個体紹介


ムゲンダイナ @ たべのこし
テラスタイプ: ほのお
特性: プレッシャー
性格: おくびょう
225(76)-x-116(4)-197(252)-116(4)-189(172)
ダイマックスほう / かえんほうしゃ / みがわり / まもる

HP:16n+1
S:準速135族抜き抜き
C:特化

神のポケモン。
特性「プレッシャー」から繰り出す「みがわり」+「まもる」が禁止伝説の少ないPPにありえないぐらい突き刺さる。その上で上記Sラインに設定することで特性の発動順で相手のミラコラに対してある程度の型判別が可能。
技構成に関してはコンセプトの「みがわり」「まもる」は確定。そしてメインウェポンとなる「ダイマックスほう」、技範囲を取ることのできる「かえんほうしゃ」とした。
「じこさいせい」切りは珍しく、技を3つ見せることで最後の4つ目の技が刺さって大きなアドバンテージを得ることも少なくない。
テラスタルは「かえんほうしゃ」の火力増強ができ、氷技フェアリー技に強くなれる炎テラス。


グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: あく
特性: ポイズンヒール
性格: しんちょう
179(228)-116(4)-150(36)-x-134(212)-119(28)
じしん / どくどく / みがわり / まもる

HP:8n+3
HD:C187ハバタクカミの「こだわりメガネ×ムーンフォース」を受けた後「みがわり」を確定で貼れる。
S:4振りウーラオス抜き

最強一般ポケモン。
あらゆる状況から勝ち筋を見出す神。
しかしながら単体では相手の水ウーラオスに大きく隙を見せるため、前述の「ムゲンダイナ」と合わせることで真価を発揮する。
構築単位でガチグマ、ハバタクカミ、黒バドレックスといった特殊高火力が重いため慎重HDベース。
技構成はテンプレ4つ。
テラスタイプは構築単位で突破不可能なルギアに対してTOD勝ちが可能になる悪。黒バドレックスにも強い。


ヘイラッシャ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ほのお
特性: てんねん
性格: わんぱく
257(252)-120-176(196)-x-93(60)-55
ウェーブタックル / じわれ / あくび / ねむる

HD:C187ハバタクカミの「テラスタル×こだわりメガネ×ムーンフォース」確定耐え
HB:余り

特性「てんねん」により、ダイナグライの「まもる」の隙を埋めるのことのでき、氷打点を半減できるバケモン。
技構成は対面操作として有効な「あくび」、TODを狙う上で必須となる「ねむる」は確定。
残り2つは普通に強い「ウェーブタックル」とワンチャン作れる「じわれ」。


パオジアン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: あく
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-x-85-187(252)
つららおとし / かみくだく / こおりのつぶて / せいなるつるぎ

AS特化

普通の襷パオジアン。
相手の崩しに強い潰しの役割を買って採用。
「つららおとし」+「こおりのつぶて」で黒バドレックスを縛りやすい「いじっぱり」での採用となった。
技構成は純粋な潰しとしての役割を全うしやすい「つららおとし」「こおりのつぶて」、安定打点となる「かみくだく」ラストにはミラーで打てる「せいなるつるぎ」。
テラスは構築単位で重いゴーストテラスキョジオーンに対して強い悪。

ハバタクカミ @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: フェアリー
特性: こだいかっせい
性格: ひかえめ
157(212)-x-92(132)-187(116)-156(4)-161(44) 
ムーンフォース / シャドーボール / マジカルフレイム / ほろびのうた

HB:A189パオジアンの「つららおとし」確定耐え
S:遅い135族スカーフ抜き(ミライドン意識)
C:11n

ムゲンダイナと合わせたタイプ受け→攻めの相性が良く、スイーパーともなれる「こだわりスカーフ」採用の「ハバタクカミ」。
元はブーストエナジーで採用していたが、持ち物バレしないこと、サイクルを回す過程で持ち物を失わないなど打ち分けできないことを差し引いてもプラスになると考えた。
厳しい黒バドレックスにも願望プレイを押し付けることもできる。
今期はスカーフバドが多かったため負けることが多かった。
技構成は使用頻度の高い技3つと、ダイナグライと相性の良い「ほろびのうた」。
テラスタルはスイーパーとしての役割を全うできるフェアリー。
「マジカルフレイム」の火力増強ができ、相手のコライドンに1ターンを貰える炎でも良い気がする。


ウーラオス(連撃) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
207(252)-187(156)-120-74-93(100)-117
すいりゅうれんだ / ドレインパンチ / アクアジェット / れいとうパンチ

参考元

超汎用殴り合い駒。
元はチョッキドドゲザンなどを採用していたが、黒バドレックスに対してはムゲンダイナを利用したサイクルではなく、ウーラオスパオジアンを駆使した対面選出の方が勝率が良いだろうと判断し、このポケモンを採用した。
バドレックスに対して殴り合えるのはもちろん、取り巻きにも5分以上の戦いができる点が強み。
テラスタルはバドレックス視点こちらのノーマルテラスタルを警戒した時に打ちやすい「おにび」「くさむすび」「ギガドレイン」をケアした炎にしていたが、普通にアスビを打たれた挙句こちらの「すいりゅうれんだ」+「アクアジェット」を耐えられる試合が頻発したため、単純に殴り合いで強い水とした。

【構築の要点】

・「みがわり」「まもる」による安全な詰め
・崩しを誘発し、対面で刈り取る

【選出】

vsコライドン
ムゲンダイナ+ヘイラッシャ@1

vsミライドン
ムゲンダイナ+グライオン@1(大体カミ)

vs黒バドレックス
ウーラオス+パオジアン@1

【きついポケモン】

黒バドレックス
鋼テラスケショアンコカイリュー
最速スケショコライドン
霊テラスキョジオーン
ステロ撒菱ディンルー

【感想】

最終日25-8で1850から一気にレートを上げたが、数日間構築は全く変えていない。
変わった要素はマッチング。ミライドンとバカほど当たって全勝したのでレートも爆伸びした。
あたる伝説によって勝つ負けるが変わるのがレギュGの良くないところではあるが、自分みたいな人間でも流れさえくれば簡単に勝てるので普通に楽しくはある。
でも普通にレギュHやりたい。

構築の軸のムゲンダイナグライオンヘイラッシャの案を窓にぶん投げてくれたかみんちゅさんに感謝。


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