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祈ブロ813

ついにこの日がやってきました。
祈ブロの最終回でございます。
昨日買ったキノコをたくさん食べた後にこの文章を書き始めていますが、今既にちょっと泣きそうになっています。その日が来たら感情になるのだろうなと思ってはいましたが、ここまでその通りの感情になるとは思っていませんでした。

2021年2月15日に祈ブロは始まり、あれから約2年3ヶ月、翌日更新になってしまう日もありましたが毎日「コロナの終息を祈る」という気持ちで日記を書いてきました。
ここにも書いてある通り、最初は「国内の感染者数が0になるまで毎日書く」というルールでしたが、分かってはいたもののやはりそんなことはあり得ないことが判明したので「感染症区分の5類への移行」もしくは「勃棋大喜利会の開催」(←意味不明)が終了のルールに追加されたため、本日をもって最終回となりました。本当は「0」が見たかった気持ちはありますが、ようやくこの日が来てくれたことは素直にとても嬉しく思います。

最初は軽い気持ちのまま勢いで始めた祈ブロですが、途中「俺はなんてことをやり始めてしまったんだ…(泣)」と後悔した日もありました。皆さんも生きていると本当に“無”の日というのが確実にあるかと思います。文章が好きで面白い人であればそんな“無”の日も軽快でユーモアのある文章を書けてしまうのでしょうが、自分は決してそうではなく、“無”の日に“無”の文章を奥歯を噛み締めながらそのままお届けしてしまうことも多々ありました。

しかしながら祈ブロを始めて嬉しかったこともたくさんあります。
まず生きていて忘れることが出来ないような出来事があった日もこの2年3ヶ月のうちに少なからずあって、それを自分の記憶の中だけでなく文章として残しておくことが出来たのはとても良いことだったと振り返って思います。子供が産まれた日なんかはとても良い例です。妻の陣痛などで混乱した頭を落ち着かせようと取った行動が「ジャにのチャンネルの初視聴」だったのは振り返っても本当に意味が分からなかったなとおもいます。

そしてコロナで行動制限を強いられて大喜利もお笑いも中々出来なかった中でしたが、祈ブロをやっているおかげで久しぶりにお会いした方に「祈ブロ読んでます」と言って頂くこともたくさんありました。本当に、本当に嬉しかった。
なんの変哲もない自分の生活をあられもなく見せるということをしているだけなのに、それを見てくれる人がいるということに気付いた時、いつの間にか祈ブロを書くという行為が自分自身の生活の支えになっていました。
大袈裟かもしれませんが、人と会うことが出来ない中でも祈ブロが自分と多くの方々との関係を繋いでいてくれていたことは間違いありません。これは自分の中でとても大きなことで、とても幸せなことでした。

自分で勝手に始めたことですが、今は始めて良かったなと心から思います。そして一度でも読んで頂いた皆さんに心から感謝しています。
祈ブロは勝手に与えた役目を勝手に全うしたため今日をもって終了しますが、今後は祈りの文章ではないものの何か書きたいことがあった日にまた日記を書いていければ思っています。

改めて、皆さん本当にありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願いします!


ありがとう
どういたしまして

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