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【S16最終3桁】カミオーガBIG6


はじめに

5シーズンぶりに最終3桁を獲得できました!
SVでの対戦を開始したS10、続くS11では最終3桁を獲得していましたが、S12~S15で結果が残せないことで自信を無くしていたのでよかったです!
BIG6で勝てたことも嬉しく、記録として残したいので構築記事を書きます。

コンセプト

①初手で出し負けない
②挑発アンコールで隙を見せない
③対面構築でありながらタイプ相性補完を生かして受け出す

構築経緯

3/1にうわっきーさんのS14の構築記事が公開されたためそれを参考に組んでみたところ、「電磁波挑発ハバタクカミor渦アンコカイリュー+タイプ相性補完に優れた対面駒×2」で相手の行動を制限する対面選出が手に馴染み、3/22までは2ROM3桁を維持できていました。

しかし3/23から突然勝てなくなり、1ROMを6000位まで落とします。負けを考察すると、この頃からハバタクカミやランドロスの挑発が増加し、初手の渦アンコカイリューが機能停止することが原因でした。

原因が判明したところで一時的な対応として、渦アンコカイリューを封印し、初手を電磁波挑発ハバタクカミを固定しました。そうしたことで3/29に1000位台に復帰します。負けから反省して勝てるようになったのが嬉しい瞬間でもありました。

ただ全試合初手ハバタクカミで安定して勝てるわけがなく、「突撃チョッキ+電磁波無効+フェアリー・ゴースト等倍以下+物理」が厳しいことに気づきます。例としてあげると霊獣ランドロスなどです。

上記のハバタクカミを選出しづらい場合の代役として「初手渦アンコスケショカイリュー」を採用しました。従来の渦アンコカイリューと比較して挑発にも隙を見せないことが扱いやすく、勝率が安定してきたため構築完成としました。

個体紹介


①ハバタクカミ
特性:古代活性
テラスタイプ:鋼
持ち物:ブーストエナジー
性格:臆病
実数値(努力値)159(228)-*-91(124)-171(124)-156(4)-174(28)
技:ムーンフォース/祟り目/電磁波/挑発
物理耐久:パオジアンの氷柱落とし確定耐え
特殊火力:状態異常祟り目でH252D4ハバタクカミ確定1発
素早さ:S+2準速イダイトウ抜き

最強の初手枠。ノーマル格闘ドラゴン無効枠。

どんな相手に対しても役割が持てることから、初手での出し負けがほとんど無いことが強い。

挑発でステルスロック・欠伸・毒菱などを拒否、電磁波祟り目による対面突破からの2体目への電磁波もしくは先制技持ちの強要ができる。

鋼テラスはオオニューラのフェイタルクローを無効にしながら無償で突破したり、ドヒドイデの毒毒を無効にしながら挑発電磁波を入れるなど初手でよくある対面を想定していてたまに生きることがあった。

個人的に甘えるもしくは痛み分けを持たない場合はHBに振り切るよりもCとSを伸ばして対面突破やミラーに強くする方がいいと考えている。

②カイリュー
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:鋼
持ち物:いかさまダイス
性格:意地っ張り
実数値(努力値)167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
技:スケイルショット/アイアンヘッド/炎の渦/アンコール

電磁波無効の物理ポケモンがいる場合の初手枠。地面無効枠。

スケイルショット連打による素早さ上昇からの対面突破に加え、炎の渦アンコールによって受けと対面しても止まらない。

従来の渦アンコは挑発で完全に止まってしまうが、攻撃技と両立することでその弱点を克服できていることが強い。

鋼テラスはドヒドイデの毒毒を無効にしながら炎の渦→アンコール→スケイルショット連打で無償突破できることが強み。

③オーガポン
特性:型破り
テラスタイプ:炎
持ち物:竈の面
性格:陽気
実数値(努力値)155-189(252)-105(4)-*-116-178(252)
技:蔦棍棒/ウッドホーン/戯れ付く/アンコール

最強の2番手。鬼火・宿木の種・キノコの胞子無効枠

ハバタクカミの電磁波・甘えるをアンコールして、ガチグマに引いたり裏の水ウーラオスやイダイトウを削るといった有利展開を作る。

初手のハバタクカミと相性がよく、ブリジュラスのヘビーボンバーをアンコールして裏を削りイーブンに戻すことが頻繁にあった。

受けループに対してもテラスタルによるA上昇+アンコールが強く、崩しの役割も担ってくれた。

戯れ付くはカイリューだけでなくタケルライコ・ラティオス・ラティアス入りにも選出できることがよかった。

④ウーラオス
特性:不可視の拳
テラスタイプ:毒
持ち物:パンチグローブ
性格:意地っ張り
実数値(努力値)183(60)-200(252)-139(148)-*-81(4)-123(44)
技:アクアジェット/水流連打/ドレインパンチ/剣の舞
物理耐久:パオジアンの弱点テラバースト高乱数耐え
素早さ:準速キノガッサ抜き

エース枠。

上記3体の挑発アンコールで起点を作って舞うだけでなく、物理耐久が高いためテラスタルを使って起点作成なしからでも舞えることが強かった。

相手のウーラオスとの対面が最も多かったが、剣の舞→毒テラスドレインパンチと動くことで相手のドレインパンチを半減にしながら打ち合いに勝つことができるためミラーは負けることが少なかった印象。


⑤パオジアン
特性:災の剣
テラスタイプ:電気
持ち物:気合の襷
性格:意地っ張り
実数値(努力値)155-189(252)-101(4)-*-85-187(252)
技:不意打ち/氷柱落とし/聖なる剣/テラバースト

万能枠。エスパー・絶対零度無効枠。

他のポケモンが選出しづらく3体目が決まらない場合に選出する。そのような相手には霊獣ランドロス、ブリジュラス、タケルライコ、アシレーヌなどが入っていることが多く、技範囲の圧倒的な広さが生きる。絶対零度はこれらの相手に対して3回の試行回数を稼ぐことが現実的でないため強くないと考えている。

万能枠とはいえテラスタル前提の技範囲の広さであるため、選出段階からこのポケモンにテラスタルを使用できそうかを見極める必要があり、パオジアンは適当に使って強いポケモンではないということを再認識した。

また選出圧力が強く、初手にカイリューを置かせないことがパオジアンを採用する大きな意味になっており、こちらのスケイルショットカイリューが扱いやすくなる。


⑥ガチグマ
特性:心眼
テラスタイプ:ノーマル
持ち物:突撃チョッキ
性格:控えめ
実数値(努力値)191(20)-*-141(4)-198(196)-115(236)-79(52)
技:真空波/ブラッドムーン/ハイパーボイス/大地の力
物理耐久:鉢巻パオジアンの悪テラス噛み砕く確定耐え
特殊耐久:ステロ+シルクガチグマのノーマルテラスブラッドムーン最高乱数切り耐え
素早さ:麻痺したコノヨザル抜き

汎用対面駒兼対ギミック枠。ゴースト・電気無効枠。

対面選出で重くなりがちなキョジオーン・ドヒドイデなどの耐久ポケモンやママンボウ軸を積み技なしで破壊するぶっ壊れポケモン。選出圧力込みで採用しない意味がわからない。

またイダイトウ・トリルガチグマ・サイコテツノカシラといった選出時点からやることがわかっているサービスゲームを取りこぼさないことを意識。

ギミック対策を行いながらも対面選出に自然に組み込めるのが素晴らしい。

選出

ここの言語化が難しく、自分の改善点の一つと実感しています。

初手:ハバタクカミorカイリュー
   電磁波無効物理がいるか、パオジアンがいるかなどで判断
裏:vsハバタクカミ→オーガポン
  vsウーラオス→ウーラオス
  vsブリジュラス・イダイトウ・テツノカシラ→ガチグマ
  vsウガツホムラ→カイリュー
  vs氷電気で複数に抜群は取れる→パオジアン

おわりに

今期は自分なりに勝ち方を理解できたいいシーズンになりました。

特に選出は対戦結果に大きな影響を与えるように理解しました。具体的に書くと長くなりますが、簡単に言うと自分のポケモンが相手のどのポケモンに不利になるか考え、消去法的に選出することが大事であると学びました。

S17ではより高い順位を目指していきます。
最後まで見ていただきありがとうございました。

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