【Kindle出版】「人冊」を意識していますか?
お久しぶりです。神内です。
Kindle出版の印税を伸ばしたいと思っている方は、絶対に最後まで読んでください!
本章の構成
「人冊」とは
人冊を意識するべき理由
ランキングだけでは印税はわからない
神内の人冊活用法(有料コンテンツ)
10冊以上本を出版している人が絶対にするべきこと(有料コンテンツ)
無料部分だけでも、十分に使えるレベルです。
Kindle出版を伸ばしていきたいと思っている方はせひ参考にしてください。
「人冊」とは
何やら見慣れない言葉が出てきましたね。
人冊とはどういう意味でしょうか?
工数管理をするときに人月という用語が出てきます。
人月とは、1人が1日8時間、1ヶ月20日間稼働する前提での仕事量です。
「2人月」だと、2人の人に1ヶ月間、または1人の人に2ヶ月間働いてもらう仕事量を指します。
本題に戻ります。
人冊とは、1ヶ月に1冊の本を読んでもらった人数を指します。
例えば、Aという本を1ヶ月に5人の人に読んでもらった場合は、5人冊です。
人冊の計算方法
Kindleには、有料購入と読み放題の2種類があります。
そのため、計算方法がやや複雑です。
【計算式】
人冊=有料購入数+(既読KENPC/本のKENPC)
有料購入数:本が有料購入された冊数(電子書籍とペーパーバックは合算してカウント
既読KENPC:当月に本が読まれたページ数
本のKENPC:本のページ数
具体例で解説していきますね。
本A
有料購入数:2冊
既読KENPC:2000
本のKENPC:100
本Aは、2 +(2000/100)= 22人冊
上記のような計算になります。
本のKENPCを確認する方法
KDPのマイページから、「本棚」にアクセスしてください。
「キャンペーンと広告」をクリックします。
一番下に書かれている以下の表記の右に書いてある数字が、KENPCです。
人冊を意識するべき理由
ほとんどのKindle作家さんは、総合ランキングとカテゴリーランキングを気にされています。
確かにランキングも重要ではあるのですが、それ以上に見なければいけない数字が人冊です。
ランキングは、本が読まれるタイミングによって大きく変動します。
一度に多くの人に読んでもらえれば、その分だけランキングが上がりますし、逆も然りです。
最近、Amazonのアルゴリズムが変わったようで、ランキングの変動が今までより激しくなりました。
ますますランキングだけでは本の人気度は測れなくなったのです。
※ずっとランキングが高い本は今まで通り人気の本と言えます。
人冊は、1ヶ月に何人の人に本が読まれたかというデータがはっきりと残るので、本の人気度を確実に反映することができます。
私は、現在40冊以上の本を出版していますが、人冊を意識し始めてから次のようなことがありました。
この本は人気ないと思っていたけれど、意外と手堅く読まれているな・・・
ランキングは変動があるため、正確な人気度は把握できませんが、人冊は不動のパラメータのため、良し悪しがはっきりと出ます。
有料購入数・本のKENPC・当月の既読KENPCの3つのパラメータを知るだけで、人冊は算出できるので、ぜひ試してみて下さい。
ランキングだけでは印税はわからない
ずっとランキング上位をキープしている本は、それだけで人気だとわかりますが、変動が激しい場合、ランキングだけでは印税はわかりません。
「ランキング○位だから、大体このくらいの印税だろう」という推測はできますが、正確な数字は著者にしかわかりません。
真の人気度は、人冊でしか判断することはできないのです。
例えば、3ヶ月前に出版した100ページの本を、現時点で100人の人が読んでくれたとします。次のAとBのパターン、現在のランキングが高いのはどちらか分かりますか?
A. 出版から2週間以内に100人全員が本を読んでくれたが、それ以降は全く読まれなかった。
B. 出版から2週間以内に20人の人が本を読んでくれて、それ以降は、毎日1人の人がコンスタントに読んでくれた。
答えは、Bです。
Aは、初速は取れたものの、ロングセラーにはならなかった本です。
B.は、初速はそこそこ取れていて、かつロングセラーにもなった本です。
Kindleランキングは、直近にどれだけの購入または読み放題の発生があったかで決まります。
いくら1ヶ月前にベストセラーだったとしても、その後全く読まれなかったらランキングはどんどん下がっていきます。
でも印税は同じなんです!
だからこそ人冊というパラメーターが必要なのです。
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