桑畑の地図記号 - 今では使われていません。
桑畑の地図記号。
子どものころに覚えた地図記号ですが、今では使われなくなっていることを知りました。
桑といえば、海外ではマルベリーと呼ばれる桑の実もおいしいのですが、桑の葉は、お蚕さんの大好物。その繭から上質な絹糸が作られます。
繊維産業が盛んだったころの日本では、絹の生糸を輸出するほど養蚕も盛んで、桑の木を育てる農家も多かったそうです。
しかし、戦後、絹織物の和服を着る日本人が減ったことや、化学繊維や紡績品の輸入が多くなったことから、養蚕農家が激減、同時に、桑畑も少なくなっているのだそうです。
地球にも人にも優しい天然繊維の原材料(絹を作ってくれる蚕の餌なのですから)として、かつては日本中に広がっていた、桑畑。
Yのような、Lのような、桑畑の記号を並べみました。
某有名ブランドのロゴマークにも見えてきました。
利用例
参考:
・消えた工場、桑畑…地図記号の廃止・誕生の背景にある「社会の変化」
・国土地理院 地図記号一覧
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