某氏へのメッセージ①

11月14日

あたらしい人たちと会うときはいつも、
彼たちはキスとハグをしてくれる。
ぼくはいつもわずかな期待と静けさと、貧しい言葉を持つ。

腹がへったときはいつも、
築116年のバルコニーで、アリが朝食に好む牛乳入りのタバコを吸う。
アリが寄ってくる。

夜になると、人妻たちがブラウンカラーの通りに出てくる。
叔父はばかみたいな言葉を吐くのをやめないので、
ぼくがじつはばかなんじゃないのかと思う。
夢の中で。
で、一日中無意識でいられる場所(それは深い)へいくのだ。

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REALKYOTOのサイトで滞在記を書くことになったので、ここではべつのことを書きます。
このところ、スペイン語の練習をかねて、毎週あるところ、ある人にスペイン語で書いたなにかしらの文章を送っているのですが、その日本語訳をまずは載せていきます。今回はその1回目です。
これをすることは非常に恥ずかしいことですが、スペイン語を通じて自分の日本語の感覚を広げるというテーマがこの滞在にはあるので、
だからこうやって公開することにもなにか効果があるかもと期待して、我慢してます。スペイン語だと思って読んでください。。。

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