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上久保ゼミ卒業生の市議会議員当選について

4月16日、上久保ゼミ卒業生(6代目)の卒業生、成田市議会議員・小高ゆうかさんの成田市議会議員選挙・出陣式に行ってきました。4年前の初出馬の出陣式にも出席したので、4年ぶりの応援になりました。

出陣式は、4年前はささやかな感じでしたが、今回は片山さつき参院議員と一緒に写ったポスター、スタッフの方は揃いのジャンパーを着ていて、前回はなかった「舞台」が設置されていました。なにより、来ている支持者の数がまったく違う。

「これは、市議会議員の出陣式のレベルじゃない」

と、来ていた人たちが話していた盛況ぶりでした。

私は「来賓」として、テントの下のパイプ椅子に座る者と思っていたが、私の席がない。おいおいと思っていると、「先生はこちらです」と舞台上に座らされました。国会議員、県会議員、市長さんなどと一緒に座ることになり、こりゃ参ったなという感じになりました。

来賓祝辞を頼まれたので、以下のような話をしました。
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立命館大学政策科学部教授、上久保誠人です。小高ゆうかさんの大学の指導教官です。今日は、4年ぶりに参りました。また、ここに来ることができて、うれしく思います。

学問の世界には、古い上下関係のようなものがまだ残っています。いわば、私は小高さんの「師匠」であり、小高さんは「弟子」であります。

「師匠」にとって「弟子」とは「子ども」であります。今日は出陣式、事務所開き。子どもの一大事、親として、万難を排してかけつけるのは当然。関西から、ウルトラマンのように、時空を超えて飛んでまいりました。どうぞ、これから私のことを「ウルトラの父」と呼んでください(笑)。

だいたい、立候補者の恩師なんてのは、立候補者に「品格」を与えるのが仕事です。お品よく座ってないといけないのですが、ガラが悪い生まれ育ちなもんで、どうにも慣れません(笑)。今日は、小高さんを前に授業をしていた時のように、話をさせていただきます。少しお時間をください。

小高さんが市会議員になって4年が経ちました。今は、遠い関西からでもSNSなどで小高さんの活動を知ることができます。コロナのパンデミックへの対応、子育て支援、女性の活躍への支援、教育、高齢者、障がい者への社会保障、福祉、成田経済圏、まちづくり。

小高さんが、現場に根付くこととともに、政策のアイディアを持って取り組んできたことがわかります。それは、とてもいいことです。これからの時代、政策のアイディアが必要です。特に、若い政治家はアイディアを持たなければならない。

国会議員は、こう言っては悪いですが、将来のことは関係ありません。でも、若い政治家にとっては、将来は自分の人生そのものですから。若い政治家こそ、アイディアを持つべきでなのです。

今日は、小高さんの学生時代の話を1つご紹介したいと思います。

 
小高さんは、学生時代「外国人技能実習制度」の研究をしておりました。十種性を雇っている京都の中小企業に連絡したら断られたので、彼女はアポなしで中小企業に行ったんです。そして、実習生が倉庫に住まわされているのを明らかにしたんです。
 
あの時の小高さんは、基本的人権とか、移民政策とか、労働政策とか、詳しかったわけじゃないと思います。ただ、実習生がひどい目にあっている。許せない。助けたい。そういう一途な気持ちからストレートに行動しました。
 
「目の前に困っている人がいたら、放ってはおけない」

これが、「政治家・小高ゆうか」の「原点」なのです。そして、今もまったくそれは変わっていません。
 
そして、困っている人がいたら放ってはおけない、一人一人を大切にしていく、それこそが本来の日本の保守政治家の姿であり、自民党の姿であるはずなのです。
 
小高さんに言いたいことは、今まで以上に、支持者の方々、市民の皆さん一人一人の切なる声を聞き、一人一人を守るために、身を賭して働け、働け、働き続けよということです。真の保守政治家になりなさいということです。
 
小高さんにはそれができると、私は確信しています。
どうぞ、皆さん、ウルトラの父からのお願いです。
小高ゆうかを、どうぞ、どうぞ、よろしくお願い致します。

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ということで、壇上から楽しく演説させていただきました(笑)。

4月23日(日)、小高ゆうかさんは成田市議会議員選挙でトップ当選しました。

前回の選挙は、最年少議員として当選。2回目はトップ当選。まだ31歳です。良くも悪くも、小高さんには注目が集まることになる。それは、いいことばかりではないはずです。

ここから、政治家として本当の闘いが始まるのだと思います。

小高ゆうかさんのインスタグラム。



 
 
 
 
 


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