残り16日

①プロットの『転』を変えました。

有難いことにアドバイスを頂き、ご指摘通り、全然『転』になっていないと、思いまして……。

変更後はこちら。

転:朝早すぎず、遅すぎない時間に、のっそりと起きる。洗濯。しばらく家事をする。昨日のオニオンスープにボーっと見ていると、カレールーを入れることを思いつく。昔好奇心に負けて、ウーロン茶で米を炊いたことを思い出し、やめとけと思ったが、やってみたら思わぬ美味しさで驚く。自分が考えたことが、うまくいったことに嬉しくなる。


②本文

『あいつ、使えなさすぎ。本当に正社員なのかよ』

部屋の電気をつける。
休憩も取らずに残業をした体は、疲れ切っていた。追い打ちに、帰り際に雨に降られた。
なんとか体を動かし、コートとスーツをハンガーにかけ、スエットに着替える。
そこまでが体力の限界で、ゴロリとフローリングに転がる。

疲れが酷い。しかしそれ以上に自分の体をダルくさせているのは、帰り際聞いてしまった他の同僚の噂話。
自分の悪口で盛り上がっている場面。自分が帰るために通らなければならないところで、自分の悪口大喜利で盛り上がっている。

そこを通ると、自分の陰口を言っている場面に遭遇してしまう。仕事終わり、客の悪口で盛り上がる秋葉原メイド達のよう。だから動くにも動けない。ずっと悪口を聞き続けなければならなかった。空気を読む必要があるのだろうか。

「はぁ……」

金曜日の夜は一番楽しいはずなのに、最後にやられた。
スーパーで買ってきた今日の晩御飯を見る。

半額シールに気分が上がってしまったことも相まって、買い物でストレスを解消するが如く、総菜を買ってしまった。
のろのろと起き上がって、プラスチックのパックを外す。


強烈な空腹を感じる。

「……よし。食べよう」

腹が減りまくっているから、気分が落ち込んでいるかもしれない。
今日は何も食べていない。この状態ならなんだって、美味しく感じるはずだ。食べることは大好きだ。

電子レンジをフル活用。唐揚げを電子レンジで温める。
唐揚げは半額シールが貼られていると、つい買ってしまう総菜だ。
温めた後、オーブントースターに入れて、カリっとさせる。さらに塩と胡椒を振りかける。
既に味付けされているので、ここまでやる必要はないが、濃い味付けが好きだ。

さらに冷凍ご飯を温めて、茶碗に大盛りで盛り付ける。
テーブルに並べる。

致命的に緑がない……。

でもそれを気にしないくらいにお腹が減っている。
唐揚げを齧る。
カリっというわけにはならないが、それなりに歯ごたえの後、肉と脂の旨味と歯ごたえが口の中に広がる。
その瞬間、それをしないと罪とばかりに、ご飯を勢いよく口の中に入れ込む。

まるでご飯をすするように口に入れる。


『起』までしか書けませんでした……。せめて今週までには書き上げよう。





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