見出し画像

新約聖書を読む‥ガラティアの信徒への手紙

ある時ある所で、3人で集まって。
やっぱり田川建三の受け売り。だって、「訳と註」を読んで、ホントそうだよなって思うから。

信じるも八卦、所詮は賭けだけど、新約聖書に出てくるのがどういう人たちで、どういう言動をしたかって、私はこれまで生きてきて会った人たち、あった教会を基準に考える。
自分を含めて皆、小悪党だ。大それた悪をなす気もその力もないけれど‥。
もちろん例外的に良い人、悪い人もいるけど、集団としては小悪党の集まりではなかろうか、世間も、もちろん教会も。
太古の昔から、新約聖書の時代も、今に至るまでそういう小悪党で世の中できている。
そういう人間観からみて、田川建三の書いたことは納得しやすい。

パウロの元々の物言いにも増して、上から目線。ガラティアの人たちをユダヤ人でもギリシャ人でもない、いわゆる第三国人として蔑んでいるから。
あと割礼を受けろという者たちの言う事を聞くなと執拗に書いてる、そういうグループとの覇権争いが激しかったのだなと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?