生まれて27年。小さい頃から英会話教室に通っていたこともあり、外の国に関しては昔から興味があった。 自分でお金が稼げる年齢になってからは、バイトを掛け持ちしてコツコツと貯金をし、留学や旅行を通じて実際に海外へ飛ぶこともした。 その国の国民性、言語や文化、街並み、食、生活スタイルなど（あたりまえだが）様々なことが日本とは違い、刺激を受けるばかりだった。そしてその刺激がたまらなく好きだった。 特に留学で訪れたカナダでは、1年間滞在したこともあり、日本に帰ってきて日本の生活に
「俺はこんなに頑張ってるのに、上司は評価してくれない。」 って言ってる先輩がいた。 私は、自分頑張ってるアピールする人があまり好きじゃない。 小さい頃から私の両親がよく口にしていた。 「頑張ってる。は、自分で決めることじゃない。誰かが評価すること」だと。 まだまだ人生10年ぽっちも生きてなかった私は「こんなにテスト勉強頑張ったのに点数が悪かった」と、嘆いたことがあった。 正直当初は、なんだとクソババア。と腹の中でキレ散らかしていた（笑） けれど、大人になった今、
温厚な彼は滅多に怒る事がない一方で、私は感情の起伏が激しくヒスっぽくなることもしばしば 彼に元奥さんがいる事、異性の飲み友達がたくさんいる事。そんな事は全て承知で、いろんな人と関わる中で今の彼があること。 大好きな分、頭でわかってはいても、その事が嫌だと感じることもある。 彼は私だけでなく、誰に対しても平等に優しくて（隣の家のおじいちゃんが雪かきしてたらすぐ外に出ちゃうタイプ）、そんな優しい彼が大好きになった。 だけどその優しさが、たまにおかしな方向に走ることも私は知
人生でずっと憧れだった街、水の都と呼ばれるベネチアに行ってきた 日本から14時間のフライト、さらにローマからの乗り継ぎで、彼も私も心身疲弊しきっていた。 街についたのは夜。ヨーロッパの夏は日が長いとはいえ、22時はもうしっかり夜。 水面に街の明かりが反射し、あまりにも美しくて疲れも何もかもが吹っ飛んだ気がした。 （気がしただけで体は正直。シャワーを浴びてベッドに入れば気絶したように眠りに落ちてた笑） 彼との旅行はこれが初めてで、正直初めての旅行が海外、ましてやヨーロッ
