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2022/03/02創作雑記

twitterでちょっとつぶやきましたけど、また絵柄変化のループに陥ってます。
方向性というか表現したいことは変わらないのですけど、絵柄をコミカルな頭身の低いものにするか、リアル調頭身の高いものにするかで、変化してしまうのですよね。

技術が上がると、頭身の高いものが描けるようになってきて、「これはすごい!」って一人で盛り上がるのですけど、ちょっと間をおいて、頭身の低いのを観ると、「やっぱりこっちの方が可愛いな」ってなってしまいます。

イラストだけではなく何事もなのでしょうけど、観賞者は技術を観たいのではなくて、表現されている世界観なりを観て、価値観を共有したいのだろうな、と思うので、技術があがって絵柄が変わるのは成長と言ってしまっていいのか迷うのですよね。

とある女優さんが、作家さんの作品をみて、「まだ同じところにいるのを観ると、まだそこにいるんだ、ってちょっとがっかりします」みたいなことをおっしゃっていたのですけど、表現者にとって、今表現しているのが、「これだ」と思えるのなら、一生そこにとどまるのも、あながち間違いではないと思っています。

「背伸びせず、そして、卑屈にならず、ただ今ある自分を受け入れて、表現する」

それが今のところの目標です。

その女優さんが言うように将来、表現が変わることもあるのでしょうけど、それは表現者の軸が変わることが起きたときで良いのかな、と思っています。

それはそれで、その人が変わってしまう、ということだと思うので、ちょっと怖いですけどね。