潜る人

一番初めに書いて見たショートショート。裏には色々伝えたいものがあるが、非常に分かりにくい書き物 初期の村上春樹氏のような と言ったら怒られる。 笑


毎年、夏になると当然のように海に潜る。潜る事に意味がある訳ではない。海中は自分が自然体で居られる、唯一の場所。だから潜る。ただそれだけでそれ以上でもない。
潜っていると、必然と沢山の魚や貝に遭遇する。見つかると怒られるのだろうが、潜った日は、その日家族が食べる程度の量を、海の恵みとして頂き、享受させてもらう。
海は、入り始めの四十分間、人間を真に受け入れはてくれない。しかし、四十分経つ頃には、何故か体が海水に馴染んで、自由自在に海中で体を操ることが出来る。この現象を
「海が受け入れてくれる」
と自分では表現している。
海が一旦受け入れてくれると、潜る動作がスムーズになり、浮上も速くなる。アワビなどの擬態している貝類も簡単に見つけることが出来る。
時々、潜った後浜で休んでいると、海水浴に来た女性から、
「何を採ったんですか?」と聞かれることがある。
「アワビとサザエですよ。」というと必ず、
「すごーい。」と言われる。
そのお決まりのリアクションに気を良くしてしまい、ついついその場で、常に持参しているサバイバルナイフでアワビとサザエを捌き、ふるまってしまう。
「どこから来たの?」と、その日声を掛けてきた女性二人組に聞くと、
「横浜から来ました。」と言う。
ここ葉山は、人気の江ノ島や鎌倉由比ヶ浜よりも遠く、時間がかかるのだが、江ノ島等に比べ透明度が高いので、わざわざ葉山まで来たのもうなずけた。海に対する「センス」はあるな。合格だ。勝手に海の合格者にした。
「漁師さんですか?」と聞いてくるので、
「趣味で潜っているだけ。偶然見つけたから、採っただけだよ。」と優しく答える。
普段は、横浜市内の会社に勤めている事も付け加えた。
「私も、横浜市内で働いています。」
二人組の内一人の女性から何処で働いているのかを聞かれた。往々にして、自ら横浜市内で働いていると伝えて来る女性は、桜木町から石川町にかけた港沿いの俺の勤務地の付近で働いている事が多い。
勤務先の周辺の話で意気投合し彼女から、
「仕事帰りにお食事しながら飲みませんか?」と誘われた為、特に断る理由もなかったので連絡先を交換した。
彼女は、横浜市金沢区在住の吉田敬子といった。
(出会って数時間で夕食の約束か・・・。)
いつも思う、貝の力は偉大だ。
 
 
八月二日金曜日、今日は先週知り合った敬子と食事に行く。七時に東急みなとみらい線のみなとみらい駅で待ち合わせた。十五分遅れて恵子は来た。女は常に遅刻する生き物だ。何とも面倒な生き物だと十代の頃は思ったが、慣れは怖いもので、もうここ十数年は何とも思わなくなっていた。
「ごめんなさい。待ちましたか?」
「いや、俺も今来たばかりだから。」
待ち合わせでの常套句だ。
お互い仕事の話や、他愛のない会話をしながら予約したイタリアンレストランへと向かった。
店に入ると客の入りは八割程度、客層は社会人が多く、運よく飲み会をしている団体はいない。今夜は静かにゆっくりと過ごせそうだ。
アンティパストに、ムール貝のアヒージョとサラダ、プリモピアットはカルボナーラ、セカンドピアットで仔牛のワイン煮込みを頼み、乾杯用にスパークリングワインをオーダーする。
敬子は、金沢区に住む独身で一人暮らしのOL。二十八歳で勤務地は伊勢佐木町だった。俺の勤務地から徒歩で十分の距離に勤めている。今日は、お互い同僚に遭遇する事を避ける為、みなとみらいにあるお店をセッティングした。
彼女のフレグランスは、カルバンクラインのエスケープだと直ぐに気付いた。俺の心をくすぐる香りなので、この香水をつけている女性とは気が合うことが多い。やはり彼女はセンスが良い。それは私服にも現れていて、抑えすぎず主張しすぎず、目立たない所に粋な着こなしをしていた。
「いつもああいう風に、アワビやサザエで女の子を釣っているんでしょ?」
敬子が意地悪そうな笑顔で聞いてきた。
「釣ってはいないよ。今回も自然な流れでこうなっただけ。」
敬子は頷いた。
「海で会った時は、頑なな海人なのかと思ったけど、こうやって会ってみると、意外と都会的なのね。」と敬子に言われたので、
「葉山が田舎ってこと?」と聞き返す。
「そうじゃなくって。良い意味で、ワイルドさと都会的な面を兼ね備えているの。」と恥ずかしそうに笑顔で答えた。
敬子は所謂美人ではないが、スタイルの良さと笑顔のチャーミングさは他の女性にはない光るものがあった。同僚にこのような女性が居たら、世の男は皆惚れてしまうのではないか。彼女は天性の美しさを持ち合わせていた。
「都会的って?」チリ産の赤ワインを三杯飲み、軽く酔いが回ってきたので、意地悪に聞き返してみる。
「お洒落で、センスが良いって事よ。私、何を言っているんだろう・・・。」
敬子の顔が真っ赤になり、手で顔を仰いでいる。その仕草と表情に思わず笑ってしまった。
「自分では分からないな。でも、アワビやサザエを採るのにもセンスが必要だからね。」と言うと、敬子は不思議そうな顔をして、
「何で?」と聞いてくる。
「何でもかんでも居る貝を採れば良いって訳じゃない。大きさや潮の流れから、どのように育ったかを見極める。大きければいい訳じゃないんだ。アワビで言うと、貝の先端が緑色をしている貝は、漁師さんが放流した稚貝が大きくなったものだ。だから、そのような貝しかいない時は、採らずに浜に上がる。」
「へえ~。そんな事考えたこともなかった。大きいに越したことはないってみんな思っているよね。」と敬子はごく一般的な返答をしてくる。
「酒と一緒だよ。スコッチワインは年代物ほど、角が取れて円やかで奥深くなるわけではないし、ワインで言うと、フルボディの年代物が必ずしもおいしいとは限らない。日本酒は火入れをしていない生酒の方がおいしい銘柄もある。貝も同じようなものさ、千差万別だよ。」と言うと、
「海で感じたとおりだわ。」と恵子が呟く。
その呟きは、俺には聞こえなかった。
「お酒の種類は一番何が好き?」敬子が尋ねてきた。
「一番好きなのはスコッチウイスキーかな。スコッチはスコッチでも、いろいろなウイスキーが混ざって出来ているブレンデッドではなくて、一つの醸造所が一種類のウイスキーだけを作っている、シングルモルトというのが好きかな。」
「へえー、ウイスキーにもブレンドのものがあるのね。」
「うん。ブレンデッドは初心者には飲みやすいけど、個性がないんだ。その点シングルモルトは、醸造所のある場所の風土がウイスキーに大きな影響を与えるから、醸造所ごとに味が違う。個性があって楽しいんだよ。人間と同じでね。癖がある方が楽しいでしょ。」
敬子はクスッと笑った。
彼女との会話を楽しみながら酒を飲んでいると、自然とリラックスでしてきた。敬子も同じで会話が弾み、酒が進む。
一本のワインを空け、程良く酔ってきた。
「ワインも一本あけたことだし、そろそろ出ようか?」と敬子に聞くと、
「ワインも料理も美味しかった。特に仔牛のワイン煮込みが。予約してくれてありがとう。出ましょうか。」
会計を済まして外へ出た。夏の夜風が個心地よい。遠くからは若者達が酔っ払って騒いでいる声が聞こえる。
「俺も十年ぐらい前は、あんな感じだったな。」と呟くと敬子が、
「そうは見えないわ。もっと『やんちゃ』していたんじゃないの?」
と笑いながら聞き返した。
「今もやんちゃだけどね。で、これからどうしようか。」と敬子に聞くと、
「もうちょっと飲みたいかな。」と夜風を全身で浴びながら言った。
「じゃあ、近くにあるショットバーに行こうか。話の流れからスコッチが飲みたくなったからね。」
というと。敬子は微笑みながら、「うん。」と頷いた。
 
 
彼氏と別れて三か月、特にこれと言った感慨もないけど、週末の予定が埋まらなくなったのが寂しい。友達は彼氏と過ごしているし、仕事が忙しく、アプリなどで出会いを求めて活動をしてきたわけでもない。最近は、殆どの週末をウインドウショッピングか部屋の掃除をして過ごしている。
地元から上京して横浜の大学を出て、横浜市内の会社に就職した。中学生・高校生と部活で陸上をやってはいたけど、短距離の選手だったので、今更体形維持の為、ジョギングを始めるとなると気が重い。ジョギングは、後々膝の軟骨がすり減って膝が痛くなるって言うし。
大学時代に、バスケットボールサークルのマネージャーをやっていた事が悔やまれる。あの時は非常に楽しかったのだが、自分自身が体を動かす事の出来るサークルに入るべきだった。ここ三か月、退屈な週末を過ごすようになってから後悔している。何かを始めようと思っても、マイナスの思考が先に来てしまい、徐々に億劫になってしまう。今は男性に対しても、積極的に行動する気にはなれない。
七月中旬、夜の九時に大学の友達、奈津子から電話がかかってきた。奈津子は大学時代からお互い信頼している、気の置けない親友で、私とは違い、男性に対して非常に積極的で、ルックスも良く実際モテる。
「もしもし、敬子。お久しぶり。八月の第一土曜日に、葉山まで海水浴に行くのはどう?私と敬子の二人で。私達ならナンパされるよ。」笑いながら奈津子は言った。
「さすがに、もうナンパはされないでしょ。丁度空いているから行こうか。当日、家まで迎えに来てもらっても良い?」
「いいよ。残り短い二十代の夏、大いに楽しみましょう。」
「よろしく。」
奈津子の誘いはいつも唐突だ。私の予定も考えず、自分の都合で誘ってくる。奈津子の事だから、ナンパされる事を意外と期待しているかもしれない。私にも奈津子位の積極性があれば、今頃部屋で一人ビールを飲んでいないのだろうなと思った。
 
 
七月二十六日土曜日朝八時に奈津子が迎えに来た。
「お待たせ。」
「奈津子と海なんて、大学以来じゃない?」
「そうだっけ?まあ、そんなことはいいから、行こうよ。」
奈津子は、はしゃいでいる。私も内心はしゃいでいるのだが、それを上手く表情に出せない。そのような人も居ると言う事だ。
私の住んでいる金沢区から葉山まで車で一時間半。奈津子と近況を話していたら、あっという間に着いた。
私たちは海水浴に行くと、海の家の傍では泳がない事にしている。水質が汚いのと、ファミリー客が多く、静かに海を楽しめないからだ。いつも、外れにある岩場の近くの浜にレジャーシートを広げる。
海は、
「生命を育む大いなる母である」
という認識がある。そのため、海には敬意を払い、入る前にしっかりと海水に浸かり、体に海水を馴染ませてから、まずは浅瀬でウォームアップ程度に泳ぐ。
ジャック・マイヨールの著書から大きな影響を受けたのだった。浅瀬で泳いだら、浮き輪をつけて水中めがねを持って少し沖に出て、魚や海中を見て楽しむ。自宅から一時間半もかけて来ないと、このようなきれいな海を楽しめないのはかなり「窮屈」だ。地元だったら、車で十分の距離にきれいな砂浜が広がっているのに。
暫く海中探訪を堪能していると、体が海に馴染んできた、ちょっとだけ調子に乗って、素潜りなどもしてみる。
「やっぱり海って最高。」
喉が渇いたので、海から上がりスポーツドリンクを飲みながら、浜辺で奈津子と彼女の最近の恋愛事情を聞いていると、程よく日焼けし、海水パンツのポケットが、異様な形に膨らんだ男性が、海の岩場から上がって来た。
近づいて来たので奈津子が、
「ポケットに何を入れているんですか?」と、臆せずに聞いた。
その男性は、
「貝ですよ。本当はいけないのだろうけど。ポケットに入る分しか採らないんですよ。」と笑顔で答えた。
「貝って、どんな貝を採ったんですか?」と聞くと、
「アワビとサザエ。」と何気なく答えた。
私と奈津子が、
「すごいですね。」と言うと。男性はうれしそうに微笑んだ。
「もし良かったら、この場で浜焼きにするけど食べます?」
「えー、いいんですか?」驚いて答えると、
「いいよ。俺が思う影響のない範囲でしか採ってないし、いつでも食べられるから。」
そういうと、男性は浜辺に落ちている流木を手際よく集め、火を付けた。
「焚き火が一通り燃えて、火が落ち着いたらその上に貝を置いて、焼けたらできあがり。生でも食べられるから大丈夫。安心して。」とその男性は言った。
私も奈津子も大好きな夏の海水浴に来ているという開放感から、その男性を不審に思うこともなく、自然体で接することが出来た。
「そういえば、自己紹介していませんでしたね。私は、多賀奈津子。大和市に住んでいます。」
「私は吉田敬子。横浜市金沢区に住んでいます。」
「俺は、本郷拓海。ここ葉山に住んでいます。会社が横浜にあるので遠いけど通っています。」
(私と同じ横浜市内に勤務しているのか。)
「そろそろいいかな。」と拓海さんがいうと、サバイバルナイフのようなもので器用にアワビとサザエを捌く。
「熱いから気をつけて食べて。」私達の前にアワビとサザエの浜焼きを差し出した。
「海水の塩味が付いているから、味付けはしていないよ。」
「おいしそう。本当に良いのですか?いただきます。」と奈津子が言うと、
「ごちそうになります。」と私も続いた。
「滅茶苦茶美味しい。」二人同時に、同じリアクションをしてしまった。
それを見て拓海さんは笑っている。
(ぶっきらぼうな面はあるけど、優しく、決して悪い人ではないじゃない)
と私が私の心に言っている。よし、聞いてみよう。
「市内のどちらにお勤めですか?」
「関内駅の傍ですよ。」
「私は伊勢佐木町、偶然ですね。勤務場所がすぐ傍だなんて。どういったお仕事をされているのですか?」
「俺は、某製薬メーカーに勤めているけど、敬子さんは?」
「私は、保険会社の事務をしています。もし良かったら、今度会社の近くでお礼がしたいんですけど。」
「お礼なんて良いよ。ここの貝を食べて、美味しいって言ってくれればそれで俺は満足なんだ。」
「いえ、そういう訳にもいかないので。ご飯食べながら軽くお酒でも飲みませんか?」
(嫌だわ私、何を言っているのだろう。)
奈津子を見ると、彼女は少しにやけていた。
「俺は、何でも飲むよ。」笑いながら拓海さんが答えた。
「そこまで言ってくれるのなら行こうか。あそこら辺の店は詳しいから、俺が店を抑えるね。じゃあ、連絡先を交換しよう。」
初対面なのに、何故か自然体でいられるせいか、開放感のせいか自分から男性を誘ってしまった。気が付くと奈津子はトイレに行ったらしく、十分ほどして戻ってきた。
 
 
ショットバー「マテリオ」に着くと十時を過ぎていた。まだ客の入りは少ない。カウンターではなく、奥にある対面式のソファーに通される。
「俺は『マッカラン』っていうスコッチのシェリーオーク二十年物って決めているけど、何を飲む?」
「私はそうね、ジントニック。」
敬子がジントニックをチョイスしたのは正解だ。この店のカクテルの中でジントニックは群を抜いて上手い。彼女が口にするまで伏せておくことにした。
手前のベルを鳴らしオーダーする。
「いつもここに来るの?」
「平日は、仕事終わりに葉山まで帰らないといけないから難しいけど、週末時間に余裕があるときは来るよ。」
「雰囲気の良いお店ね。」
「みなとみらいにショットバーは沢山有るけど、落ち着ける雰囲気の店はあまりないんだよね。」
「私、ショットバーは余り詳しくないので。」
「普段はどこで飲んでいるの?」
「お友達とご飯を食べながら、飲んでいる事が多いかな。あと、家でも。」
「家で飲むのも良いよね。好きな音楽かけて映画を見て。外では出来ない飲み方ができる。決してネガティヴな事じゃない。」
ジントニックが運ばれてきた。敬子は一口飲むと、
「おいしい。こんなにおいしいジントニックを飲むのは初めて。」
と期待通りのリアクションをしてくれた。
「この店のジントニックは、横浜でも一・二を争うおいしさだよ。この店のマスターは、ジントニックでカクテルコンテストに優勝しているから。」
「知っていたのに勧めなかったの?」
「敬子の嗅覚を試してみたかったんだよ。」と無邪気に笑った。
「もう。」敬子も無邪気に笑った。
それから、敬子は自分の身の上話を始めた。富山県の海辺の町に生まれ育ち、夏になると毎日海で泳ぐような学生時代を過ごし、上京して横浜市内の大学を出て、同じ市内で一人暮らしをしていること、中学から今まで五人の男性と付き合って来て、最近は四か月前に彼氏と別れたこと、積極的に男性と接するタイプではない事。
ひとしきり話すと、恵子は三杯目のジントニックを一気に流し込み、俺の隣の席に座った。
「私は感じるの。私の中に貴方が入ってきているの。」と恵子が呟いた。
「海で会った時に感じた。貴方の前なら私のままでいられるの。」
恵子が手を握ってきた。しばらく見つめ合った後、
「出ようか。」と言った。
会計とチップを渡し、マスターに会釈をしてから店を出た。
「敬子の家にいってもいいかな?言葉や概念じゃなくて形有る物として敬子のことを知りたいから。」と言った。
恵子は直ぐに、
「いいよ。掃除は毎週しているから、きれいだよ。」と自慢げに微笑んだ。
みなとみらいから金沢区の敬子のアパートまでタクシーで向かった。道中、敬子は俺の手を握り、顔をもたれかけて何かの歌を小声で歌っていた。恵子のアパートに着いた、部屋は二階の角部屋だった。
部屋に上がると、シンプルながらもいたる所にアクセントの聞いた小物やファニチュアーが置いてある。センスが良い、良い感じだ。
部屋に入って、二人でソファーに腰掛けた。
2DKの部屋で、アパートが高台にあるため、窓からの景色がうつくしい。ぼんやりと部屋を眺めていると、突然口を唇でふさがれた。そのまま、敬子の手を繋ぎ体をたぐり寄せ、抱きしめた。その後はお互いの本能のままに求め合った。はじめの四十分間はお互い体が慣れない為か、ぎくしゃくしていたが、その後は水魚の交わりのごとく、お互い体と体が馴染んでいった。
何度も交わり、最後に敬子の中で果てた後、二人で寄り添うように眠りに落ちた。翌朝、敬子が寝ている間に部屋を出た。
「また連絡します。」
とメモを残して。
 
 
けだるさがまだ残ってはいるが、この週末も海に潜ろう。必然ではない。しかし、短い夏の海は待ったなしで、俺を待っていてくれるからだ。
今回も買いを採るのかどうかは分からない。
答えはいつも海の中で出る。そう、海中に潜り、全神経が研ぎ澄まされた時に答えは出る。
つまり、全ては「流れ」に従う

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?