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夏の日の出を味方にしたい!キム・ ユジン著  「人生を変える朝イチのひとり時間」を読んで

フリーランスになって増えた睡眠時間

会社員時代の睡眠時間はおおむね6時間以下。常に睡眠不足と戦っていました。しかし、フリーランスになった今、7時間程度は確保できています。

時間の自由が効くようになったため、夜ではなく日中にやりたいことができるようになったからです。

ただ、このような生活を続けるうちに、少しきになり始めていたことがありました。朝時間の過ごし方です。会社員時代はランニングをしたり、読書をしたりしていました。一方で今は、特段なにもせずに「ただの生活時間」になっているのです。

朝は脳がリフレッシュされていて仕事の効率がよいといわれています。
この貴重な時間を漫然と過ごしているのは、少しもったいないのではないか...そのような思いが頭をよぎるようになりました。

キム・ユジン著「朝イチの「ひとり時間」が人生を変える」

そうした時に、タイトルに強く惹かれ、手に取ったのがこの本です。
読み進めていくうちに、ある文章に出会って驚きました。

「もうちょっと寝ようかな?」「明け方に起きて何が変わる?」「今日は夜に約束もないんだから、朝しようと思っていたことは退勤後にやろうか?」雑多な考え方が浮かぶ。何年間も朝4時30分の起床を実践してきたが、いまだに当たり前のようにこんな葛藤が繰り返される。

キム ・ユジン「朝イチの「ひとり時間」が人生を変える」

早起きの達人は、呼吸をするように早朝に起床するものだと思いこんでいたのです。著書は韓国育ちで、米国で弁護士として働く才女。

しかし「葛藤をしている」という表現に親近感がわきました。本を書いてしまうほどの早起き名人でも毎朝悩んでいるのは驚きでした。

早起きを継続させるコツ

筆者は葛藤を乗り越えるポイントとして2点挙げていました。
1点目は「5秒を数えて思い切って起きる」というものです。

2点目は「起きるための理由」です。理由は壮大なものである必要はありません。すぐに発生しそうな状況を想像すればよいとのこと。

書籍では次の2つの例を挙げていました。

「今起きて原稿を書かなければ、退勤後に休む暇はない」「今起きて運動をすれば、その分、夜にカロリーを気にせず思いっきりフライドチキンを食べられる」といった具合です。

キム ・ユジン「朝イチの「ひとり時間」が人生を変える」

一日の終わりにどのような気分や状況で一日を終えたいのかを想像すれば、起きられるのだと気づきました。これなら私にもできそうです。

夏の太陽を応援にして

今は夏。日の出が早く、早起きしやすい季節です。せっかくのこの季節を利用して、朝時間を有効に使って自分を好きになりたいと思います。

朝の静かな時間に自分と向き合い、日中は仕事に集中する。そうした理想の一日を目指して、充実したフリーランス生活を目指そうと思います。


最後までご覧くださり、ありがとうございました。 また、遊びにいらしてください!