見出し画像

[0001](タミヤ)楽しい工作シリーズno.1高速ギヤーボックスセット

実際のジャンク玩具の修理話。
家にある壊れた自動車のトイを修理するにも技術力が必要です。

コレはグリコスポロガムのおまけかなぁ。


中学校、高校の技術の教科書をひっぱりだし、もう一度勉強し直したい位です。
(今の技術の教科書は昭和の時より遙かに高度になっているので、おじさんにはおいつけませんね)
なので、あらためて学び直すのは、
「(タミヤ)楽しい工作シリーズ」
です。
これを技術のベースにして、ジャンク玩具に挑みたいと思います。

(タミヤ)楽しい工作シリーズ (1)

・言わずと知れた、日本が誇る[田宮模型](タミヤ)
情熱の赤と精密の青の二つ星。
昭和世代には胸にいつでもツインスターを持っていたいものです。

[楽しい工作シリーズ]
1971年にシリーズNo.1高速ギヤーボックスセットとNo.2強力ギヤーボックスセットを発売。

(参考資料)タミヤニュースvol.28
新製品情報のコーナー


その時から2023年まで続く長編シリーズです。
タミヤは1971年以前にもギヤーボックスやリモコン、タイヤなど自由工作のための商品を発売していました。
そのバラバラのモノを一旦リセットし1971年に[楽しい工作シリーズ]として整理し、シリーズ化したのです。

さてさて、それではいい歳をしたおじさんが小学生時代を思い出し、[楽しい工作シリーズ]を楽しく工作したいと思います。

まずは、
No.1[高速ギヤーボックスセット]

(タミヤ)楽しい工作シリーズ(1)高速ギヤーボックスセット


おっ!!
すでに廃番。
まあ、人生最初っからつまずく事ってあるよね。
タミヤのホームページをみるとラインナップが大幅に変わっているのです。
僕らの知っているモノと違うモノが並んでいます。

まず便宜上、仮に廃番になってしまったモノ

(旧)楽しい工作シリーズ

それと、現在のホームページ上にあるモノ

(新)楽しい工作シリーズ

としておきましょう。
違いを大雑把にいうと
(旧)楽しい工作シリーズ→金属ギヤー
(新)楽しい工作シリーズ→プラスチック樹脂製ギヤー
大きく違いが出ています。
そして、その金属ギヤーシリーズが廃番となりました。
良い悪いではなくそういうものだと一人納得します。
探せば金属ギヤーの旧番シリーズも出てくるので気になる方はそちらを手に入れましょう。

それでは本題の「現代のモノで昭和レトロを楽しむ」です。

(代替え案)
・さてまずは旧番のNo.1高速ギヤーボックスの説明書きを読むと
「ギヤー比16:1」
これはモーターの軸を16回転して、組み合わせた軸が1回、回転すると表記しているわけです。
これに匹敵するのは
No.93[3速クランクギヤーボックスセット]

(タミヤ)楽しい工作シリーズNo.93[3速クランクギヤーボックスセット]


ギヤー比は3種類選べて、
「ギヤー比16.6:1」
近似値としてよいのではと思い選択しました。
(今回はサイドワインダー方式、インライン方式は問わない事にしました。)
それでは、気持ちを1971年(昭和46年)にとばしましょ。
スタート。
(準備)
道具は
・(タミヤ)ベーシックツールセット
・(タミヤ)ドライバーセット
・ミニハンマー
まあ初心者なのでこんな感じでしょうか。
(1)部品はしっかり確認しましょう。

パーツ


(2)説明書をよく読みましょう。
(3)ネジ、ビス等の長さをみるのに、下に敷く下敷きは1cm単位のメモリがあるものを用意すると、パッと見分けがつきます。


組み上がったギヤーボックスとモーター


ガッチャンコ!

(結論)
・ぼろ布を用意しましょう。
とにかくグリースが付きます。
どんなにがんばって気をつけても付きます。
ぼろ布でこまめに拭きましょう。
・昭和のおじさんはもう細かいものが見れません。
拡大レンズ、老眼鏡を準備しましょう。
・ピンセットを使わなければなりません。
ネジやビス、ナットを拾うのに苦労します。
あきらめないで、がんばりましょう。
こればっかりは練習あるのみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?