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ライブ配信の新しい見方:「100万人のフォロワー」よりも大切なこと

こんにちは!
普段会社員をしながら、歌手として「ライブ配信」で活動しているセイヤです。

フォロワーとファン、新しい視点

先日、とある広告に目を奪われました。
「100万人のフォロワーもいいけど、ファン10人もかなりいいぞ」
ーこのフレーズは、ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」の広告で、まるで自分に言われているようなキャッチフレーズで心にグッときました。

引用:Pococha(ポコチャ)

「フォロワー数」という圧力からの解放

なぜこんなにもグッときたのか?それを考えてみました。
「フォロワー数が少ない=成功していない」という一般的な見方に、私自身心ならずも影響を受けていました。
多くのフォロワーを持つことが、「頑張っている」と見なされる一方で、
少ないフォロワー数は「もっと努力が必要」というネガティブな印象があるように思えます。
だけど、この広告に出会った時、まるで直接私に励ましの言葉をかけられたように感じたのです。

ライブ配信への挑戦の始まり

2018年、台湾の「17ライブ」が日本でサービスを展開してから約半年後、私はライブハウスでのパフォーマンスやボイストレーニングなど、普通の歌手として活動していました。
そんな中、縁があってライブ配信という新たなステージに足を踏み入れることになりました。
初めは週に数回、1〜2時間ほど、スマホの前で話したり歌ったりしていましたが、最初は家族や友達に見てもらう程度で、もちろんファンは一人もいませんでした。

配信時間の重要性:他の配信者に学んだこと

一方で、同時期に始めた知人の女性配信者は、既にファンを獲得していました。彼女との大きな違いは、「配信時間」の長さでした。彼女は毎日長時間配信し、時には1日に10時間以上をライブ配信に費やしていました。私は彼女の配信を通じて、「ファン」が作られる瞬間を目の当たりにし、「自分もこれがしたい!」と強く感じるようになります。

一緒に始めた女性配信者にリスナーさんを共有してもらった瞬間

ライブ配信に没頭する日々

その後の私はライブ配信に全力を注ぎました。
朝は通勤や通学の時間帯に合わせ、午前8時前後から数時間、夕方の帰宅時間に合わせて16時頃から数時間、そして夜の22時前後から就寝までの時間をライブ配信に充てました。
加えて、月に一度は12時間以上に及ぶ長時間配信をイベントとして行い、
狂ったように配信を続けました。
今の自分から見ても熱狂的だと思う取り組みにより、徐々にリスナーさんたちは私の顔に慣れ、いわば常連の「ファン」が形成されていきました。
しかし、思ったよりもファンの数が大きく増加することはありませんでした。

配信の真価と大切な発見

以前は、長く配信を続ければ多くのフォロワーを獲得し、有名な歌手になれるのではないかと考えていました。
しかし、私はライブ配信の真の価値を見落としていたのです。
ライブ配信は単に何十万人ものフォロワーを集めるためのSNSではなく、「小さくて自分らしくいられるコミュニティ」を作るための場所だったのです。
自分同様、他の有名な配信者を観察することで、「常連」がいることに気づき、確かめられました。
このことによって、ライブ配信ではフォロワー数を増やすことに重点を置くのではなく、「今応援してくれるファンを大切にしよう」と思うようになったのです。
もちろん、ライブ配信でなくてもファンは大切にすべきですが、冒頭の広告を通じてライブ配信ならではのコミュニティの良さを実感したのは、私にとって大きな気づきでした。

SNS時代のメンタルヘルスの課題

表現者として、避けられないのが「数字」との向き合いです。フォロワーやリスナーの増減、課金アイテムの動向に日々気を配り、それがメンタルヘルスに影響を及ぼすことは、私自身も経験しています。
ライブ配信を専業で行っていた時期には、リスナー数の変動や配信者同士の人間関係に、心が乱されることが多くありました。

応援がたくさんある時は、自分がスーパースターのように感じることがありますし、報酬の面でも満足できることもありました。しかし、配信が上手くいかなかったり、常連のリスナーが訪れなくなったりした時には、スマホを開けないほど落ち込むこともありました。

自己解決のためのアプローチ

私が見つけた解決策は、「自分の居場所を複数持つこと」です。会社員としての活動とライブ配信を並行することで、一方がうまくいかない時にはもう一方に集中することができます。仕事が上手くいかなかった日は、ライブ配信でリスナーとの会話や歌で気分を発散させることができ、逆もまた真なりです。このように、活動のバランスを取ることで、SNSの波に翻弄されることなく、メンタルヘルスを保つことが可能になりました。
これはあくまで私の事例で、必ず会社員との両輪じゃないといけないということはないです。

「自己実現の旅」:ライブ配信で学んだこと
改めて冒頭の広告やライブ配信を通じて、私は一つ大切なことを学びました。それは、数の多さよりも、自分らしさとコミュニティの質が重要だということです。ライブ配信での成功は、フォロワーやリスナーの数だけではなく、自分と共感し、支えてくれる方々との深い関係にあります。
ライブ配信者としても、会社員としても、私は自分の居場所を見つけ、バランスを保つことで、メンタルヘルスを守りながら成長してきました。
この記事を読んでくれている方も、自分にとって最適な方法で、SNSやライブ配信の世界と向き合い、自分らしく輝いていただきたいと思います。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
これからも、私、セイヤのライブ配信や音楽の旅を、どうぞよろしくお願いします。
そろそろクリスマスが近づいてきたね、みんなはどんな風に過ごすのかな〜?

寒い冬の空って澄んでて綺麗よね


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