見出し画像

HAMLET 2 予告~8/5迄に何処まで?

小羊が第七の封印を解いた時、半刻ばかり天に静けさがあった。
それから私は、神の御前に立っている七人の御使を見た。
七つのラッパが彼らに与えられた。
別の御使いがきて、金の香炉を手に持ち、祭壇の前に立った。
たくさんの香が彼に与えられていたが、これらは、すべての聖徒の祈りに加え、金の祭壇の上に捧げるためのものである。
香の煙は、御使いの手から聖徒の祈りと共に、神の御前に立ちのぼった。
御使いは、その香炉を取り、祭壇の火を満たして、地に投げつけた。
すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。
続いて、七つのラッパを持つ七人の御使いが、それを吹く用意をした。

ヨハネの黙示録 第八章より

※以上、ナレーションまたは文字画面スクロールなど。
-場面転換。

●大気圏上空のシャトル。照明色は青。
 機内、サイレントモードでスクリーンに状況表示がされている。
 (以下、状況表示と機内アナウンスは、全て英文)

・地球圏の識別コードを確認
・大気圏侵入角、調整
・出力調整、出力調整
・大気圏侵入、大気圏侵入
・本船は電離層下にあります。本船は電離層下にあります。

●眠っているジムとメアリー。安心した感じ。
 スクリーンにアラート表記。
・トランスポンダより受信中…トランスポンダより受信中

●サイレントモード解除。シャトル内に突如、警告が鳴り響く。照明色は赤に。
 機内アナウンス
・警告!緊急事態条項 第369項が発現中の為、本船はターゲット0へ向かいます。
・警告!緊急事態条項 第369項が発現中の為、本船はターゲット0へ向かいます。

●ジムが慌てて目を覚ます。

「!!……クソ!……なんだよ、いきなり……??」

立ち上がろうとするも、意識がハッキリせず、体がふらつく。
地球の重力に体が慣れていず、シートに倒れこむようになる。

HUD状況表示
・目標補正:ターゲット0 目標補正:ターゲット0
・アイハブコントロール アイハブコントロール
 機内アナウンス
・警告!緊急事態条項 第369項が発現中の為、本船はターゲット0へ向かいます。
・警告!緊急事態条項 第369項が発現中の為、本船はターゲット0へ向かいます。

「このままじゃ……AMFに連れていかれちまう……」

HUD状況表示
・突入角補正 突入角補正 ローンチ on ローンチ on

●ジム、音声コマンドで目標変更を試みる。
「コンピュータ、自動操縦解除」
「緊急事態条項 第369項が発現中の為、自動操縦は解除できません」
「コンピュータ、外交特権コード入力」
「外交特権コードを指定してください」
「外交特権コード、アルファ・タンゴ・コードワン・ワンエー・ツービー」
「外交特権コードの付与元を提示してください」
「マイケル・ビリントン、英国・保守党議員」
「照会中……(NG音)……外交特権コード、使用却下」
「親父の奴、やっぱり塞いでたか……じゃあ、証人保護プログラムでの目標変更を申請する」
「WITSEC申請要件を提示してください」
「ジム・ビリントン、AMC所属。HAMLETでの事件を議会証言する為、保護を申請する」
「AMCの社員コードを発話してください」
「社員コード、AYU-5QWKPS」
「照会中……(OK音)……証人保護プログラム許可。貴方は米国連邦議会により保護されます。
参加中のミッションは、終了扱いとなります。AMCより、英国国籍が返還されました」
「……ふぅっ。AMFとアメリカの繋がりが切れてなくて、助かった……」

●ジムは安堵。汗が額を流れる。
「本船は、米国連邦議会の干渉により、証人保護プログラムのもと、船籍をAMFから離脱。自動操縦は、解除されました」
「コンピュータ、目的地を再設定。進路をイギリスへ取れ」
「本船を、何処に着陸させますか?」
「一番早く、着陸できる場所は何処だ」
「検索……(OK音)……サフォーク州、ウッドブリッジ飛行場」
「そこへ進路を。自動で着陸して」
(OK音)

…続く。これでやっと、プロット2行ぶんの完成w

※この夏のうちに、レンデルシャムの森で怪物を見つけるシーンまでは書きたいものです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?