羽馬タケル

無名のWeb小説家です。 ミスチルも好き。これを機に知っていただければ( - 3-) …

羽馬タケル

無名のWeb小説家です。 ミスチルも好き。これを機に知っていただければ( - 3-) 【Twitterアカウント】 https://twitter.com/kamikazeTAKERU?s=09

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  • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第一章】

    かつての「恋空」を始め、出版業界にセンセーショナルな話題を巻き起こした「ケータイ小説」 その「ケータイ小説」は、何故「死」に至ってしまったのか? その原因の一つを、多数の資料と10年以上「ケータイ小説」に関わってきた経験から語ってみようと思う。 なお、本書は「ケータイ小説」を批判する目的で書かれたモノではない事をお断りしておきたい。

  • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第二章】(1)

    「Deep Love」「天使がくれたもの」「赤い糸」、そして「恋空」……。 これらの作品はどのようにして生まれたのか、資料を元に描いていこう。 そして、バラバラであると思われたこの作品が、実はある連鎖によって繋がっているという事実には戦慄を覚えるハズである。

  • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第二章】(2)

    07年までは絶好調であったケータイ小説だが、08年からは跳ね上がったスーパーボールが落下するようにその勢いを失っていく。 刺激というスパイスを盛りすぎたが故、急に飽きられる「実話系」 代わる形で出てきたのが、甘美な妄想を描いた「妄想系」 しかし、それこそが「ケータイ小説」の「死」の始まりであった……。

最近の記事

魔法のiらんど合併? 吸収の間違いやろ( - 3-)

めっちゃ、久々にココでブログを書く。 先日、「魔法のiらんど」サービス終了の報を受けて、まずTwitter(現X)で呟いたのが「なると思ったよ」って一言。 思えば、10年以上前から内輪受けするようなサイト運営や作家を批判して(おかげで作家・読者からブロックされまくってるけど)、警鐘を鳴らしてきたけど全然改善する気なかったんだもん。 「読まれるから」という理由のみで、目先のPVを重視して「次」を提示しなかった結果、サイト内は人気作の模倣作品で溢れ、作家も「読まれるから」の

    • 「あれから10年……。『恋空』を生んだケータイ小説は何故死んでしまったのか」

      00年代半ば、出版不況などドコ吹く風。 文芸のプロでもない少女達が「ガラケー」と呼ばれる携帯電話を用い、腱鞘炎と戦いながら記された「物語」が、ミリオンヒットとなる程の大ヒットを記録した。 「恋空」「赤い糸」「天使がくれたもの」……。 「アラサー」と呼ばれる年齢に差し掛かった女性からすれば、ノスタルジーを感じるタイトルばかりであろう。 しかし、あれから10年。 ケータイ小説はヒットどころか、書店で見かける事も無くなり、すっかりと私達の前から消え去ってしまった。 とはいって

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        • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第二章】(2)
          28本
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        • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第二章】(1)
          39本
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        • ケータイ小説は、何故死んでしまったのか?【第一章】
          33本
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