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投資をするうえで知っておくべきこと【4原則】

 私が最初に出会った相場の格言を紹介したいと思います。ロバート・ルービン元米財務長官の言葉で有名なルービンの四原則というもので、投資の世界でよく聞く言葉です。

⒈ 唯一確かなことは、確実なものはないということである。
⒉ 意思決定とは、可能性を考察することである。
⒊ 不確実性があるとしても、私たちは決定し行動しなくてはならない。
⒋ 結果だけではなく、意思決定に至った経緯も考慮して決定する必要がある。

「投資に絶対は無い」という大原則です。どのような投資戦略や手法を買ったとしても確実に儲かることはありえません。その前提をふまえて、金融商品を買うのか売るのか見送るのか。成功する可能性が最も高いと思う意思決定を行うことが必要です。
つまり、巷で売られている「必勝法」には賞味期限があるということです。賞味期限を延ばすことや、冷凍保存することはできますが、いつ何時も必ず勝てるものは存在しません。


 FXやバイナリーオプションで勝てないという人の話を聞くと、テクニカル分析中毒になっているように感じます。たしかにテクニカルを見てエントリーしますが、それ以前に、現在はそのテクニカルが通用す相場なのか、そもそもトレンドはどちらを向いているのか、誰がどういう目的で売買しているのか、ということ知ったほうが何倍も取引が有利になります。
 エンジンや車輪の構造や仕組みを必死に勉強しても、車は運転することができません。
 運転技術を身につけて、交通ルールを学ぶことで、安全に運転することができるようになります。それと同じような感じだと思います。



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