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涼宮ハルヒの憂鬱は2000年代を表してたって感想


このツイートから

https://twitter.com/i/bookmarks?post_id=1785132573339132275

- 2000年くらいは衰退の気配があったが、日本製のインターネットサービスが楽しかった(2ch / はてな / mixi / ニコニコ)。エンタメは映画も音楽も、よりうちに閉じてきている感覚があった。

@kensuu さんのポストより抜粋

これ見て思ったのが、2000年代といえば涼宮ハルヒの憂鬱(以下ハルヒ)が流行ったのと、当時を象徴したような作品だったなと。

2006年頃は、ちょっと景気が良さそうな時期だった。

1990年頃からの日本を失われた30年 と言ったり、90年代後半〜2010年代前半くらいまで就職氷河期もあったけど時期によって度合いの濃淡はあった。

 このハルヒのアニメ第1期が放送された2006年頃は、国内ではライブドアショックがあったり、海外ではサブプライムローンなどが怪しくなりつつあったりもしたものの、新卒求人動向などが少し、ほんの少しだけどよくなりつつあったりした。

 Youtubeが出てきて動画の配信がやりやすくなり、さらにその上に字幕を被せるサービスとしてニコニコ動画が出てきたのもこの頃。

こっからブーンと浮上できたのかもしれない

 この作品、大まかには女子高生が自分が楽しむために破茶滅茶な事をする内容だった。
 エンディングテーマのハレ晴れユカイと歌に合わせて踊る内容と、それを真似てみた動画が上記のような動画配信サイトに多数アップロードされていた

 歌詞も全体的に明るい感じだった。

 世界の果てまでブーン だとか おおきな夢、ユメ、好きでしょ とか


だが そんな幸せな方向にはいかなかった

 
 このあと2008年にはベア・スターンズやリーマンブラザーズなどが破綻し 世界金融危機が起こったのはご存知。

 ハルヒの続編も、日本発のWebサービスもうまくいかなかった。

 涼宮ハルヒの憂鬱は、2009年に第2期が放送されたがやらかしがあった。ラノベの方も全然出なくなった。

 上記に取り上げられたようなWebサービスも現存しているが低迷している。

で、何が言いたいのかというと 2000年代半ばに浮上するチャンスがあり、掴みかけたがその後台無しになってしまった。という2000年代の日本の世相を現すような作品になってしまったということがもったなかったなーと。


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