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1、カラー理論

こんにちは、ヘアカラー大学の神 甚八です。

今回はカラーの一番基礎の部分の理論になります。

かなり基礎の部分になりますので、知っている方も少なくないかと思います。

ですが、このカラーの理論、原理がわかっていないと、

オキシの使い分けもできなければ、

1剤の設定明度もわからない。

ということになってしまいます。

なのでまずは

理論原理についてしっかり抑えていきましょう。

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まずカラー理論と一言で行っても

色々な理論があると思います。

例えば、

デザイン的な理論
ケミカル部分の理論
ヘアカラーの教育
サロンワークの部分

出していくとキリがありません。

まずは、

『基礎と実践的な理論を学ぶ』


これを大事にしてください。


なぜかというと実践的な理論を学んで、狙った色を作ることができ、

お客様が望む色を作れるようになってから

デザインを深掘りしていったり

ケミカルを深掘りしたり

サロンワークで売り上げを伸ばしたりと

そういう部分に繋がるからです。

なので基礎と実践的な理論をしっかりと覚えて、

自分の狙った色を作れるようになってから

より枝分かれした分野を深掘りしていってください。

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カラー剤


カラー剤とは、1剤と2剤があります。

1剤は、染料とアルカリでできています。

2剤は、過酸化水素水、過水と覚えてください。

アルカリカラーの流れ

アルカリカラーを髪に塗った場合にどのようにして

反応をしていくかというのを説明していきます。

流れを抑えておかないと発色手前で流してしまったり

オキシ6%を使和なければいけない時にを1,5%を

選択してしまったり、

最適なカラー選択ができなくなってしまいます。

なのでまずこの流れを押さえてください。

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①:1剤のアルカリが髪のキューティクルを開き、薬剤を内部へ浸透させる

②:1剤のアルカリと2剤の過酸化水素水が混ざり、活性酸素を発生させる

③:活性酸素が髪のメラニン色素を脱色させる(脱色作用)

④:脱色作用とほぼ同時に、1剤の染料と活性酸素が混ざり、

  酸化重合を行う(染色作用)


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活性酸素が脱色作用と染色作用を起こす。

めちゃくちゃ大事な部分なので必ず覚えておいてください。

カラー剤の役割は上記でもあるように2つあります。

脱色作用染色作用

ブリーチを使わなくても脱色作用は行われます。

アルカリ剤とオキシ(過水)が混ざることで活性酸素が発生し、

脱色作用と染色作用を行います。


まとめ

・まずは全ての基礎の部分になる、基礎と実践的な理論を覚えて

自分の狙った色を作れるようになってから、自分の個性を活かした

分野を深掘りしていってください。

・アルカリカラーは1剤のアルカリと2剤(過水)が

混ざり活性酸素が発生し、脱色作用が起こります。

・同時に活性酸素と1剤の染料が混ざる事で染色作用が起こります


今回はまずこの仕組みをしっかりと覚えておいてください。

今後絶対にこの考え方が大事になってきます。

次回は髪の内部で行われる部分の話をしていきます。

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次回の投稿を楽しみにしていてください。

最後まで投稿を見ていただきありがとうございました。

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