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かみはるの障害のお話

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右足股関節に障害をもって生まれてきたかみはる。10才の時に発覚し、そこからめまぐるしい障害者生活がはじまる。
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かみはるの障害のお話⑰

前回のお話はコチラ! 大変お待たせしました! 専門学校で卒業公演にむけてアフレコ実習がはじまりました・・・ アフレコ実習!!! 勿論ですが、作中にでてくる 「ガーディアン03」、「わんだふる探偵!」 なんて作品はありません。超絶フィクションです( ˘ω˘ )w 実際は、TVで放映された、実在するアニメ作品を使用して アフレコ実習を行い、卒業公演作品を制作していきます。 ・・・とても難しかったのを覚えています。 マイクの前に立って、アフレコを行っていくのです

かみはるの障害のお話⑯

前回のお話はコチラ! ※誤字訂正 19コマ目 徐々に大爆笑していった× 徐々に大暴走していった〇 です。 当時、マイケルジャクソンとチャーリーチャップリンに 大ハマリしており、文化祭ではどちらかのコスプレをする! と決めていました(笑) 結果、杖をついているチャップリンにしたのですが ずっと挙動不審でしたね・・・ でも、紙芝居はとっても楽しかったです!!←   文化祭が終わり、いよいよ卒業間近。 専門学校編もあと数回で最終回です。

かみはるの障害のお話⑮

「文化祭で紙芝居を披露する」というのは 私の在学中から数えると、3年ほど?続きました。 恐らく、紙芝居の授業が大人気だったから、このような チャンスに巡りあえたのだと思っています。   ・・・足が悪化してからというもの 何がキッカケというわけではないですが 大した事でなくても落ち込んだり、笑ったり・・・ 結構、情緒不安定でした。   21歳頃~26歳くらいまで 心がふわふわして、安定していなかったと思います。 今も、人の目が見れない時があるのは

かみはるの障害のお話⑭

前回のお話はコチラ! オーディション編!! 落ちてなんぼなのですが、超、超、超、超凹みました。 足が悪化してから「周りの人間はみんな敵」 と思い込んで生活していたので 今考えたら「そりゃ落ちるわw」てなるのですが(笑) 本当に情緒不安定で、こういう精神状態が しばらくつづいていきます。 今は、たま~~にまいっちゃったりしますが 当時に比べるとなんともないです。 わくはるがでてきても、悪魔はるがとにかく強くて・・・ 全部自分自身の負の心に負けて、負けて、な

かみはるの障害のお話⑬

前回のお話はコチラ!  https://note.mu/kamiharu3/n/n5247aab4ad1b この時の私は、とっても調子に乗っていたと思います(笑) 何か・・・こう・・・ 「自分は出来る。」「自分は選ばれた存在なんだ・・・」と。 今思い出す度、恥ずかしくて血涙がでそうなんですが・・・   オーディション後、生徒1人1人に結果票という紙が配られるのですが 声がかかった人にはすごい数のメモ(?)が貼られ 直接お話出来るチャンスが生まれるのですが

かみはるの障害のお話⑫

前回のお話はコチラ! ※このマンガに登場したイベント名、作品等は別名にかきかえております。※ 初めてお客さんの前で、生アフレコという事をさせていただいたのですが 本当に素晴らしい経験をさせていただきました。 ただ、数打ちゃ当たる。みたいな感じでオーディションを受けていたのは ・・・どうだかなぁ・・・なんて思います(苦笑 本当にチャンスが沢山ある時期だったのに・・・ 今だから、余計に悔しく思います。   それも含めて今の自分なのですが・・・   次回へつづ

かみはるの障害のお話⑪

前回のお話はコチラ! 紙芝居の最終発表の時の記憶はよく覚えてないんです、実は(笑) ただ、この時見てくださっていた先輩にお話を伺うと 「今年で紙芝居の授業は7年くらい経つけど、あんなにヒドイ紙芝居を見せたのは、かみはるだけだよ。 同じような子がでてきても 「あ、かみはるのがヒドかったな」てなるよ」 と言われます.......ᕙ( ͡° ͜ʖ ͡°)ᕗ どれだけ酷かったんだろう... そんなヒドイ状態で、どうして今紙芝居師になる事が出来たんだろう...(´・・`) と、

かみはるの障害のお話⑩

前回のお話はコチラ! 遂に人生の分岐点「紙芝居」と出会いました!! 当時、学生のほとんどが「か、紙芝居?!」と驚いていて 200名近い生徒が教室に押し寄せて説明会を聞いていました(笑) 大人気授業で、今でも、第一期生として授業がとれた事は奇跡のように 感じています。 ・・・ここから徐々に、気持ちに変化があらわれはじめます。 「紙芝居と出会ってからの私 編」はまた別に描いていきますね! 今回、マンガに描かせていただいた 恩師であり、先輩である 倉嶋らむねさん

かみはるの障害のお話⑨

前回のお話はコチラ! お待たせしました~~|д゚) 第9弾です!! いやぁ、どんどん暗黒にのまれていってますね(笑) 全部本当にあった事のほんの一部です~ 心優しい人に出会った時はとても心洗われたものです。。。 ありがとう。心優しい人たち・・・    リハビリの先生の言葉は今も残っています。 あの時、既にエールを送ってくれていたんですよね。 でも全然気づけず・・・ 今だったらわかりますよ!!    お手洗いは、地味に困る時があって 和式と洋式が併設

かみはるの障害のお話⑧

前回のお話はコチラ! 次の日、起きようとしたら痛くて起き上がれず 学校を休みました。 この日からすべてがどうでもよくなり、サボリ気味になりました。 バイトはレジの仕事をしていたのですが 立ちっぱなしの仕事は出来ないので辞めたいと話しました。 しかし、事務においで、と声をかけてくださり なんとかおいてもらえることになりましたが・・・ 歩く事自体が難しいのと、痛みで休みがちの為 一部の方からは「やめてほしい」「足手まとい」 といった事を陰で言われていました。

かみはるの障害のお話⑦

前回のお話はコチラ! 二回目の手術から八年経過し 突如訪れた絶望のはじまりです。 ※すみません。誤字です。 外来の度に、です。 忘れもしない 21歳、5月の出来事でした。 これから、私の20代は真っ黒に染まった 「暗黒期」に突入するのです・・・。 つづく

【番外編】かみはるの足に刺さっていたネジのお話

紙芝居師かみはるです! 番外編では、足に刺さっていたネジのお話をしていきます。 入院時代の写真です。 大きめのズボンをはいて、痛い時は保冷剤で冷やしていました。 こんな感じで母親お手製の袋をつけていました。 専用の袋というのがなかったので、同じ器具がついている患者は全員お手製でした。 母親曰く、かなり大変だったようです... 作ったこともなければ見たこともないので、器具をつけている患者の母親からアドバイスをもらって、 布の素材、紐のタイプ、長さ... 工夫を重ねて

かみはるの障害のお話⑥

前回のお話はこちら! https://note.mu/kamiharu3/n/na24a0571202d 大変お待たせしました。 今回は少し長めです。 また、ホラー要素がはいってます...(笑) 長いネジを抜くので、当時の怖い記憶をそのままかいちゃいました(゜▽゜) 怖いの苦手、て方はお気をつけくださいませ~(><) では、どうぞ~~~ ここから、一気に8年後まで飛びます! 実は、高校時代~社会人~専門学校に行くまでも、何度か足に違和感はありました。 しかし、専門

かみはるの障害のお話⑤

前回のお話はコチラ! https://note.mu/kamiharu3/n/n0b6845f9bb79?magazine_key=m58e3ecd08f74 学校で苦労したのは、、、 *椅子が小さくて器具がはみだしてしまい、よくぶつかった事 *移動教室の時、自分1人では荷物の持ち運びが出来なかった事 *トイレでいちいち体勢を考えなければならない事 です。 また、当時は本当に自分の状態が 恥ずかしかったのですが 「みんな一緒」 て今考えたら怖すぎですよね(笑) 10