チャレンジGPT_1.プロンプトの話
最初に「chatGPTのプロンプトが〜〜」と聞いたときの私の感想です。
Windowsでいうところの「コマンドプロンプト」のことだろう。と思いました。
でも、「chatGPTは、いつものそれとは違うのだ」ということです。
何が違うのだ。
そこで「プロンプト」を調べてみると、「コンピュータプログラムや人工知能(AI)に対して、特定のタスクを実行するよう指示するための命令や質問のこと」だそうで
ほら、やっぱり、私の理解どおり、機械に指示や命令をだすあれじゃないか。
スクリプトってやつだろう。
というと、「chatGPTは違う」のだそうです。
なんと、chatGPTでは、「その指示するための命令」が、「自然言語」でいいのだ。ということです。
これが、今回、「chatGPTがすごい」と言われる理由の、もっともわかりやすいところだとのことです。
「AI」「機械学習」なんていうもんだから、なんらかの、機械語で話さないといけないかと思いきや、自然言語でいいんだ。ということです。
日本語で自然に話していいよ。とのことです。
それなら僕にもできそうだ!!!
と思います。
どうしても、他言語は勉強したくないのです。
なんとかして遠ざけようと、ジタバタしているのです。
じゃあ、「プロンプト」とか、ややこしい名前つけないで「トーク」とかでいいじゃないかと思いますと、
いや、「違うのだ」ということです。
chatGPTを「会話をするだけのやつなのかな」と思っては、いけないのだ。ということです。
こいつのカワイイところは、「会話が自然だ」ということだけじゃなく、「仕事を手伝ってくれるのだ」ということです。
そこで、「プロンプト」という言葉が生きてきます。
私が、ただ「会話をしているだけ」に感じている内容も、chatGPTは「〜〜をしてください」という言葉に自分なりに解釈しているんだということです。
その指示がぼんやりしてるから、答えもぼんやりして、人間同士で差し障りない会話を繰り広げているように感じるのだというとこです。
こちらからの連絡がぼんやりした会話じゃなく、具体的な指示であればあるほど、目的に合わせて答えを返してくれるとのことです。
上記の例でいうと、「今日は良い天気ですね」だけだと、何を指示されているのかAIが理解するのが大変なので、
最後の例のように、「指示は具体的であればあるほど、期待した答えが返ってくる」ということです。
これが、プロンプトのミソになるところで、あくまで、「特定のタスクを実行するよう指示するための命令や質問のこと」だということを忘れないことが大事です。
ちょうど、「指示が具体的ではない上司」を思い浮かべるといいかと思います。
コレでは、いけません。
秘書検定資格でも持っていれば、見事にやってのけたのかもしれないですが、
なにが調度いいのか
それは私の仕事なのか
あれとは何なのか
何部印刷するのか
白黒でいいのか、カラーなのか
たてなのか、よこなのか
ホッチキスどめなのか
デスクに持っていくのか、会議室なのか
封筒にいれるのか
わかりません。
あなたは誰なのか、私の役割はなんなのか、このあと何をしてほしいのか、具体的に言ってくれればいいのです。
そのため、以下のような具体的な指示が含まれるテンプレートを用意すべきとのことです。
# 命令書:
あなたは[プロの●●●●●●]です。
以下の制約条件と入力文をもとに[●●●●●●]を出力してください。
# 制約条件:
•文字数は300文字ていど。
•小学生にもわかるように。
•重要なキーワードを取り残さない。
•文章を簡潔に。
# 入力文:
●●●●●●●●●●
# 出力文:
これは、私が勤めるnote社の深津さんが提唱され、「深津式」と名前までついたプロンプト例です。
これのおかげで、日本の生産性は2000%改善したといっても過言ではないかと思います。
すげーっす。まじすげーっす。
重ねて、メディアアーティスト落合陽一さんも「chatGPTには、与える情報が多ければ多いほどよい」とされています。
っていうことをchatGPTと話しながら肌感覚で掴んだ後には、以下のページを読むと、なるほどそういうことをしているわけだ。ということがわかってきます。
さて。
そしたら、何の指示を出そうかということなのですが、「明日の天気」は、天気予報くんがいるので、GPTの出る幕ではないです。
chatGPTは、検索ツールではなく、翻訳ツールなのです。
そのため、出す指示は、「伝えたい相手に伝える方法を翻訳する」よう指示するのがよろしいかと思います。
本ノートは、そんなプロンプトで GPTと会話することを覚えて、思い通りに(ときには思い通じゃなく)動くGPTに気をよくした私の、GPTとすごした日々を記録するノートです。
すでにプログラミングなどできる方には参考にならない内容が盛りだくさんかと思いますが、僕とGPTとの愛と友情の記録としてマガジンにまとめていきたいと思います。
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