スターウォーズep.9感想

2020/1/3 23:09のふせったー

スターウォーズep.9 新作をみました。これまでスターウォーズ見てきた空気の感じ方を駆使して感動する…これがフォース…!多分違う!

以下追記ネタバレあり

見終わったときの気持ちは「ああなんていい終わり方なんだ、続編もリメイクも本当にいらないのでもうやめてこのままにしておいて」です

スターウォーズep.9

ポイントポイントにぐっとくるシーンは結構あって、何やかんやあったけど何かよかったんちゃうの、それでええんちゃうの、っていう感じ。
血縁っていうのがずーっとスターウォーズのシリーズはネタとしてある(主役の血脈みたいな)と思うんですよね。宇宙に行って宇宙船かっ飛ばしても血のつながりに左右されるのうんさりするなってずっと思ってたので(なんか血がなければだめなの?と感じていた。ナントカでなければならない、という生来のもので資格を設けるやり方は、スッとしないというか)、今回の「血よりも濃い絆で乗り越えたしそれでええんや、新しい人たちはそれでいきなさい」というオチのつけ方が腑に落ちたんですよ。孤立を感じるのが一番しんどいみたいなセリフとか。わかるなあと。
なんだけど…

前半1時間半くらいはダイジェストで20分くらいにできたと思う。2時間22分は長すぎた(一応1~8見てますが、考察する頭はないです。なおエピソード1のファントムメナスが好き)

ともかく前半は展開が雑で、長いだけだった感じがしたから。
〇〇が起きた!やばい→解消した(この間10分)
〇〇が死んだ!→生きてました(この間10分)ていうのが何回か繰り返されてうんざりした。
既存キャラとミレニアムファルコンの扱いが雑で悲しくなったし、チューバッカが可哀想すぎたんや…あとフィンの謎のモテモテっぷりと前作でいい感じになったアジア系彼女との仲が空気になってて世の中って闇だったわ()

なんだけど、なんかレイがルークに会ってXウィングが水の中からザバーした時に、めっちゃ涙腺に来た。
ガッときた。
レジスタンスとオーダー側がやりあってる時に他の星の人たちが助けに来て、画面中にいっぱいの船が浮かんでるシーンとか。もう何か知らんけど胸が熱くて号泣しましたけど。あっもしかしてこういう背後にある思い出ごと感じろって言われてる?これがフォース?みたいな。多分違う。
でもわかってもらいたいこの気持ち。

パルパティーンみたいに意地汚く生きていくのもいいなって思った。
手のひら返し選手権銀河一位タイくらいじゃないっすかあのおじいちゃん。最初は概念になって生き続ける!って無理やり生きてて、伝説になるぜ!さあころせ!って煽ってたのに、レイとおにいちゃんから生きる力奪って元気出たらやっぱりわしがシスじゃー!しねー!って言ってくるあの感じ。
嫌いじゃないわ…その間10分じゃなかったらなおよかったわ…

最後のシーンからスタッフロールの名曲メドレーは最強でしたね。
あれであ―何か本当にいい映画見たなってなれたので。余韻はとても大事。
そういう映画でした。

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