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雑記

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三上の日記以外の文章
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『るろうに剣心 最終章 The Beginning』観てきたでござる。

三上です。 2021年6月15日、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』、観てきました。 ▲公式noteはこちら! 劇場版が出る都度、映画館に足を運んだ『るろうに剣心』。 これで最後なのか……と一抹の寂しさが。 この記事では、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の感想を書いていきます。 ネタバレはありません。 好き勝手に注目したところだけを、脈絡なく思いつくままに語ります。 なお、『最終章The Beginning』は原作

私はどの作家と文章似てる? 文体診断の結果、三上の場合。

元教習所の先生・三上ですー。 今日は文体診断をやりましたよ、というお話です。 文体診断とは、書いた文章を突っ込むと、AIがその文体に近い文豪や作家さんを教えてくれるものです。 (1)きっかけ文体診断を知ったきっかけは、うさうさんの記事。 そんな面白いものがあるのかー! ▲デザイナーのうさうさん。こちらの記事では、うさんさんの診断結果と、診断システムとご自身の文章に対する鋭い考察が読めます。 この記事のすごいことは、うさうさんのご自身の文章の考察から、「普段の文章ですら、

noterさんの本を買ったのにゃ!!

※この記事は、エイプリルフールでシグニャルにアカウントをジャックされた時に作成されたものです。 教習指導員の飼い猫・シグニャルだにゃ。 ふっふっふ、三上が夜逃げしたのにゃ。 だからこのアカウントはシグニャルが乗っ取ったのにゃ! これからはシグニャルの時代だにゃ!! ▲燦然と輝く本日(2021.04.01)アカウントのトップページにゃ! 夜逃げしていなくなった飼い主だけど、ポストを見たら飼い主宛に郵便が届いていたのにゃ。 開けてみたら、どうやら飼い主が注文していた本にゃ

愛情の分かれ目

対人依存をテーマとしたエッセイ。3000字程度 親しい相手になんでも要求することは、愛情ではない。 親しい相手は、際限なく要求していい相手ではない。 もらって当然の間柄ではない。      * 厳しかったり徹底的に否定するような親を持ってしまった人には、他者へ際限なく要求を行う人がある気がする(全員が全員そうではないし、自覚の後心を習熟させている人も見たことがある)。 おそらく、親の代わりを親しい人へ求めるのだろう。 すぐに自分のために対応するかとか、無茶な状況でも自

【自戒】反応がつかないのは、そもそもコンテンツが弱いのでは? という話

エッセイです。1350字程度。超辛口。 コンテンツに魅力がなければ、「スキ」もつかないし「読まれない」のは当たり前の話だ。 期待通りの結果が出なかったのは、コンテンツがその程度のものだっただけ。      * この数日、「反応がない」「読まれない」から凹んだ、と言う類の言葉を度々聞いた。 以前と比較してとか、自分の予想に反して、と言う言葉が概ねセットだ。 不思議と、こういう人から、 「自分のコンテンツのどこがいけないのだろう」 「どう改良すればいいのだろう」 と言

雛人形と形代と博物館の話

元教習所の先生・三上です。 今は知識がほぼ失われていますが、一応学芸員課程を取っていたので、よく博物館に行っていました(ちなみに、博物館法では、美術館も動物園も植物園も水族館も博物館です)。 その、失われた知識の断片で書いてみる、お雛様のお話です。      * 雛人形が現在の形式になったのは、江戸時代の話だと言うのはご存知でしょうか。 この頃、ようやく太平の世の中になり、生存や時間ゆとりができた人々には、娯楽を発達させる余裕が生まれました。 雛人形も、その流れの中で段飾

国産レモン、こう使った。

元教習所の先生・三上です。 今回は、レモンを大量消費したよというお話です。 皮ごと食べられる国産レモンは、冬が旬。 以前、瀬戸内のレモンを購入したお話をしました。 この後、実は訳ありレモン3キロを追加購入しています(笑)。 このレモンをどう使ったかを、レシピの出所も載せて、忘備録的に書いてみます。 レモンがたくさんあって途方に暮れている方がいらっしゃったら、参考になれば幸いです。 (1)塩レモンど定番の塩レモン。 塩はレモンに対し10〜15%で作りました。 「北欧、

「原付ってこれ!? 全然自転車じゃないよー!!」

もと教習所の先生・三上です。 指導員だった頃の教習生との会話を思い出したので、ちょっと書いてみます。 その教習生は女性の方で、Gさんとおっしゃいます。 外国ご出身の方で、日本語堪能。 当時、運転免許試験場が彼女の母語に対応していなかったので、日本語で学科の試験を受けていましたが、あっさりパスしています。 彼女が第二段階(路上教習)に入り、効果測定室で卒業前の効果測定(卒業要件となる学科のテスト)を受けた時のことです。 彼女は無事に合格し、試験のリザルトと一緒に出てきた、間

裸婦について考えていた

ここ数日、裸婦関連で気になるニュースが二つあり、ずっと裸婦の扱われ方について考えていた。 一つはおめでたいニュースで、黒田清輝の渡仏時代の師・ラファエル・コランの『眠り』が展示されたというもの。 この作品は長らく所在不明で、近年所蔵者が判明し、ポーラ美術館で展示されている。 コランは現地ではアカデミズムの振り返りでも出てこないマイナーな画家らしいが(出典は忘れたが、図録でこの記述を読んだことがある)、日本の洋画においてはやはり意義が大きい。 おそらく、国内では黒田清輝が最

取材:道路上の電停が見たい!

今回は、路面電車の取材で得た資料のまとめ記事です。 もと教習所の先生・三上です。 交通法規を漫画で解説『シグニャル自動車学校』を描いています。 今、路面電車編に突入しておりまして、次回の「路面電車に絡む歩行者保護」が山場です(8P構成です)。 というのも、法規がやや複雑で、苦手としている教習生が多い項目なんです。 丁寧に描きたい……とネームを描いたところ、「あ、これ、やっぱ取材必要だわ」と気づきました。 一応手元にある程度過去に撮りためた写真があったんですが、歩行者保護に

中井精也先生:主観を肯定し、絵を描くように写真を撮る人

エッセイです。2300字程度。 私はあまり写真のことは詳しくないのですが、唯一、「鉄道写真家の中井精也先生のファンです」とは公言しています。 鉄道は特別好きじゃないのに、先生の写真教室に参加してしまうほど好きです。 元々、郵便配達員の友達が中井先生のファン。 私が「写真って難しい、よくわからない」と言っていた時に、見せてくれたのが中井先生の写真でした。 「絵本のような鉄道写真」 私が中井先生の写真を見て、真っ先に抱いた感想が、こちらでした。 正直なところ、私は鉄道写真

【所要時間30分】オレ流・大西泰斗著『英文法パーフェクト講義』の使い方

一人称俺じゃないのにオレ流って書いてすみません、もと教習所の先生・三上です。 諸事情で英語の勉強をする必要性を感じ、去年から勉強中です。 今日は「ラジオ英会話」の講師・大西泰斗先生の英語参考書を、三上が家でどう読み進めているか、という内容を綴らせていただきます。 漠然と読むと内容を覚えられない、独学の方のご参考になれば幸いです。 ただ、今回の記事は、「一素人の勉強の手順のご紹介」に過ぎません。 私は英語学習の専門家ではありませんので、その点はご容赦いただければと思います。

ネタバレで『レブス』を語る

話の都合、エンディングのネタバレを出さざるを得ないことを、最初にお詫びいたします。 見出し(1)~(4)までは未プレーでも楽しめます。 1998年、アトラスから発売された『レブス』というシミュレーションRPGをご存知でしょうか? ぶっちゃけ、一見ありきたりなシステムなゲームです。 だからといって軽んじることなかれ! 『レブス』はシナリオのクオリティとハイレベルな世界設定、そしてこれらを戦闘システムに見事に落とし込み、衝撃的な結末で私の心の中で未だに生き続けるゲームです。

【よみがえる遺産】忘れられないどころか、現役

元教習所の先生、三上です。 noteの街の片隅で、「バズ? なにそれ美味しいの?」とひっそりじめじめお絵描きしながら生息しています。 そんな苔みたいな私に、なぜかバトンなるものが巡ってまいりました。 ようちゃん(たなよう)さんからです。 以前失明を経験なさった理学療法士で、お父様が盲導犬とご一緒、リハビリや視覚障害の様子を冷静かつ的確な表現で発信しています(感情的な重荷がなくて読みやすいです)。 その一方、コメント欄ではボケ担当のユーモアの嵐で、たまーにご自身の記事でもや