GWを終えて自分の体の復習
現在19週を迎え、今までのマタニティ期間の自分の体調を振り返ってみようと思う。
1月後半から2月
本当に苦しかった時期。妊娠ってこんなにつらいのかと思った。すべての欲がなくなり、睡眠すらままならない。寝たいにも、肩の神経なのか、本当に変な違和感に襲われそれと格闘する日々。睡眠がとれず夫にあたることも多々あった。さらに情緒不安定でよくわからない思考になり泣いてみたり、怒ってみたりといそがしかったなぁ。匂いつわりは本当につらい。これは経験したことない人は正直わからないと思うが、すべてが敵に見える。身近な人たちの柔軟剤のにおい、スーパーの人と食料のにおいの混合。無理だった。食事を作ることすら無理だった。ご飯の炊ける匂いも嫌だけれど、近所の柔軟剤のにおいがつらい。また、よくわからないおなかの痛み。なんで痛いのか・・・。原因不明の痛みを相談しても頑張って乗り越えましょうという感じ。そう、自分で軽減できる方法を探すしかないほど妊娠初期のつわりというものは人それぞれなのだ。
YouTubeとかネットとかみながら、同じような苦しみを分かち合える人がいた時はなんかうれしかった。
でも、つらさは変わらず点滴を何回か打ちに行った。食べられないし、寝れないしね。歯磨きとかしても、うがいとかしても、その自分の姿を見るとオエっとくるので、目をつぶってしていた。本当に終わりが来るのか。私はなんでこんなに苦しんでいるのかわからなかった。体重も減るが、そんなことよりこの気持ち悪さを何とかしたい。
婦人科の先生が言うに、柑橘系はつわりを倍返しにしてくるから接種しないほうがいいとおもうという。食べられるものを食べていてください。
いわれるがままに接種をやめたら心なしか落ち着いていた。それでも、食欲も出ず点滴の日々だったな。点滴ほどはよくならないが、水分補給には麦茶ばかりではなく、OS-1をいれていた。まさか1日2本も飲むことがあると思わなかった。現代社会に感謝した。それもつらくなったら点滴。こんな感じ。
でもいつかは終わりが来る。
近所にあるパン屋さんのパンは食べることができた。コンビニに行かない私はコンビニ食を口にすることはまずない。これは本当にずっとそうしている。もう軽く10年はコンビニのお弁当やおにぎりなどを食べていない。だから選択肢としてそこはなかった。
今妊娠初期の方でつわりがひどい人がいたら、本当に周りに助けてもらってほしい。ずっと続くわけではない。この時に、周りの人はつべこべ言わないでほしい。
ただ、こうしたい、つらい、ということを聞いてあげて、それらをかなえてあげればいい。このくらい我慢できないととか、昔の人たちはとかそういう説教はいらない。そんなの受け取れたり、受け流せる心の余裕はないと思う。
特にパートナーの方が読んでいてくれたら、本当に助けてあげてほしい。泣いていたら、抱きしめてあげてほしい。今や家事ができない男の人はブサイクに等しいという時代だ。簡単なものを自分で作って食べて、妊婦が食べたいというものは食べさせてあげてほしい。
ずっっっと続くわけではないから。中には続く人もいるが・・・280日の我慢だ。
3月から4月
だいぶつわりがおちつき、おそるおそるいろんなものを食べてみようと試みるが、昨日食べられたはずなのに今日むりって結構あった。でも、ずっと食べていられていたり、飲めていたのはトマトと夫が作ってくれるおにぎりとOSー1。これは覚えている。食べられる喜びよりまず先に来たのは、寝れる喜びだった。
1日の睡眠時間って普通5~7時間でとれるとおもてちたが、あの時は1日3時間寝れれば万歳だった。一回起きるとまぁ寝れない。寝るってこんなに難しいことなのかとおもった。
日中に運動をするように心がけた。本当はもっと安定期に入ってからのほうがいいようだが、そんなこと言ってられないよ。寝れないんだもん。だからできるだけの歩数を歩いた。それもたかが知れている。つらくてそんなに歩けない。でも、寝るために動きたいと思って必死だった。
だんだん、栄養も取れるようになってきたが、巷で話題のマックのポテトとか、ポテトチップスとか、昔から好きではなかったので、おいしいと思えなかった。炭酸水はもともと好きだったからたまにさっぱりしたいときにそのまま飲んでいた。シークワーサーを入れて飲むのが好きだったからそれができなかったのは残念だ。
このころから毎日キウイフルーツを食べている。これは今も。近くに農園がありそこが直売所に出してくれている。本当にうれしかった。あとヨーグルト。これをよく食べていた。
姪が通うアレルギー科の先生が言うに、納豆は毎日食べないほうがいいという。あと鶏肉。食べるなら豚肉だというので、ささみと豚肉をメインで今も食べている。納豆はもともとそこまで好きではないと思っていたが、食べなくなった。その代わりヨーグルトにきなこを混ぜる。
炭水化物よりたんぱく質で子供は育つということを信じている笑
野菜は食べられるものはなるべく食べていた。トマトは本当においしいと感じる。
4月も後半になれば自分で夕飯の支度もできるようになってきた。スーパーはまだ行かないが、加工品をあまり売らないお野菜中心の場所を見つけては野菜を買って、お肉やヨーグルトは夫にお願いして買ってきてもらう生活だ。
とろろそばは好きなので、たまにそばを買ってきてくれるときに一緒にとろろを買ってもらう。本当にありがたい。
4月には実母から風邪がうつり、1週間以上つらかった。妊婦は病気にかからないほうがいい。本当につらい。治らない。産婦人科で処方してもらって、徐々に治ってきたかなぁって感じだった。
もともとつわりが微妙に続いていて、頭痛と痰はあたりまえだったから、治ったというのはいつなのかわからなかった。おなかも張る?というか変な違和感。それは今も続いている。でも、ずっと楽だ。昔に比べれば今は本当に楽だ。
水分補給は本当にたくさんしている。麦茶は2リットル飲んでいるのではないだろうか。
いろんなものが食べられてきたので、春の山菜も楽しんだ。行者ニンニク、フキノトウなど、今年は山椒が霜でやられてだめらしいからまた来年。
妊婦になったら常に食べているイメージだったが、私は意外とそこまでにならない。むしろ小食が続いているような気がする。
今までがストレスで食べすぎていたのかもな。
仕事も4月からしていないので、家の中の仕事を毎日てきぱきとこなしたり、調子の悪いときは1日横になっていたりする。
夫も仕事より子供を優先してほしいという人だったので、私はそうすることにした。おかげで家が綺麗になり、夫のストレス満杯だったからだも、すこし軽減さえてあげられている?はず。
一緒に睡眠について学び、実践しているおかげで調子がよさそうだ。食事についても一緒に学んでくれて、一緒に作ることもある。自分たちの子どもにも一緒に食について関わってほしいという気持ちがある。
唯一私は、お弁当のおかずをつわりが辛いときでも作って冷凍していた。本当につらかったけれど、今はだいぶ余裕があるのでまた楽しみながらお弁当のおかずを作ってあげられるかなと思っている。
妊娠という経験を今人生で初めてしているが、世の中の情報を全てうのみにしてはいけないということを学んだ。本当に人それぞれ違うのだ。
自分の人生には間違いなく大きな経験ではあるが、自分を大切にすることも忘れていない。
だいぶつわりがよくなり、知り合いからもらったロクシタンをきっかけに、大好きなサンタマリアノヴェッラを楽しんでいる。毎日ではないが、調子のいいときはその香りに包まれて幸せを感じている。
コロナの関係で母親教室などなくなってしまった。でも、まぁきっとなんとかなる。
4月後半から5月にはいり
歯医者に行ったが、レントゲンを撮るとかいう言葉が聞こえて、ネットを調べても大丈夫と書いてあるが、なぜかそれが信用できないから、たいして困っていないから行くのをやめようと思う。理由をコロナにして笑
子どもができてから行く。そう決めた。わざわざ怖い思いをすることはないなと自分で思った。
妊婦が運動する最適な時間は、10時から2時の間だと教わった。だからその時間にできるだけ動いている。
あとコストコにも行っている。火曜日と金曜日は妊婦と高齢者は早く入れてくれるのだ。ただ、ゴールデンウィーク時にはなぜか一般の人がすぐに入ってきて嫌な思いをした。コロナだからなおさらそうだった。そこは前倒しにせずにちゃんと守て欲しかった。早くは入れるという利点があるからわざわざ選んでいったのだ。
天気のいい日には抱き枕や布団を干せるってとっても嬉しい。植物のそばにもいれるし、トマトも栽培にチャレンジ。ミントはどんどんなっている。夫が記念日にくれたお花たちは数か月経ってもまだ元気に咲いている。
女として生きていることをこれほどまでに味わう経験はおそらくないのだろう。この今の時代に生まれてきたのにもきっと訳があることだと思うからこの女性でいる私をうんと楽しもうと思う。
今まで仕事だけしてきた人間が、パッと仕事から離れることはなかなか難しかった。これが眠れない状態を引き起こしていたこともあったと思う。
今は今の自分を受け入れている。おなかの中ではすでにあたらいい命が頑張って成長しているのか。
妊娠できたことに感謝を。1分1秒でもこの子と生きていけることに感謝を。そんな思いで過ごしている。
つらい時期をたくさん支えてくれた夫をはじめ、親や祖母、妹にも感謝をしている。母子手帳を交付してくれた保健士さんもとっても優しくてうれしかった。
たくさんのありがとうを受け取れるようになった。
あとは、ゆっくり1日1日を楽しく穏やかに過ごしていこうと思う。
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