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【ジャパンカップ🎯】-WEBマーケターが本気で分析した厳選競馬予想#16 @無料記事

先週のマイルCSは予想うんぬんの前に天気予報が外れ。トラックバイアスも事前の予想とは反対になってまったく勝負になりませんでした…。

今回についても穴はもちろん、人気どころも公平に評価するためにリアルな予想を掲載し、その予想について深掘りする形でより馬券を意識した記事にしていきます!

出馬表(netkeiba.comより)


データ

コース・馬場

東京競馬場左回りの2400mコースです。広いコースの根幹距離ということもあり、地力が問われやすい舞台設定です。その結果近年は人気どころでの決着が目立ち、日本の主流血統が台頭しやすくなっています。馬場状態にもよりますが、ダービーなどで好走しやすいタイプが有利なコースといえます。

開幕最終週で内が走り固められ、やや内前有利なトラックバイアス。後ほど枠順データでも触れますが、本レースでは特に顕著な傾向が出ているため当日まで馬場チェックは必須です。

枠順

枠順は内有利。1枠はここ10年で「4-3-1-9」と顕著な有利さを示しており、今年も要注意といえます。加えて、ここ5年の馬券内馬15頭の内14頭は馬番1~8番であり、近年の傾向からはより内有利の条件になっているといえます。

脚質

脚質は好位差しがキーになります。ここ5年の馬券内馬15頭はすべて4角9番手以内と、中団より前にいたメンバーが好走する傾向が続いています。さらに、ここ5年中4年がレース上がり35秒を上回っており、直線の長いコースではありながら上がりがかかるレースになっていることからも前有利の傾向が読み取れます。

血統

主流血統が走りやすいコースです。ダービーと同じ舞台なので、サンデー系×母父米国型のような王道配合にチャンスがあります。特にディープ産駒やハーツ産駒などは実績優位です。キングマンボ系も母父でスピードが強化された配合であれば走りやすいのがこのコースの特徴です。

ローテ

G1,G2からの臨戦がメインです。特に前走天皇賞・秋のメンバーはここ10年で6勝を挙げており、要警戒と言えるでしょう。その他は秋華賞、京都大賞典からもそれぞれ2勝ずつ勝ち馬が出ており、データ的には優勢です。前走勝ち馬は4勝を挙げていますが、掲示板外からも勝ち馬が出ているため着順については不問としたいところです。

厳選穴馬評価

予想のポイント

馬場と各馬の位置取りが予想のポイントです。前日の段階ではほとんど降水量がなく速い時計が出るコンディションなので、時計がかかった方がいいタイプにとっては不利な条件になっています。さらに、脚質データからも分かるように馬券内に届くには中団より前にいる必要があるため、位置取りや仕掛けるタイミングは重要になります。差し・追い込み脚質で4角2ケタ番手の馬はチャンスが非常に少ないと考えてよく、実力の高い人気どころ以外はかなり厳しい勝負になると思います。

予想

◎ヴェルトライゼンデ
○ヴェラアズール
▲シャフリヤール
△ダノンベルーガ
△オネスト
☆カラテ

各推奨馬について

◎ヴェルトライゼンデ(想定4番人気)

ヴェルトライゼンデ(netkeiba.comより)

コース ◎
枠順  ◎
脚質  ◎
血統  △
ローテ △

コントレイル世代の中でも実力十分な一頭で、2走前に長期休養明けを制したことからも状態の良さが伺えます。今回の東京2400の舞台はダービーで好走した経験があり、舞台適性は十分。枠も好走歴の多い2枠に入り、鳴尾記念と同じ条件です。中団あるいは先行できるタイプで、4角9番手以内にいる可能性も高いです。血統的にはタフさが勝つ構成で、スピード勝負よりも持続力勝負で前目からの粘り込みが理想です。ローテとしてはオールカマーからの臨戦は好走例が少ないですが、母数があまり多くないため評価が難しい所です。全体的には枠と位置取りの点でチャンスが大きいと考えており、鳴尾記念で復帰戦勝利を飾った枠と騎手という点でも非常に良いイメージで走れると思います。

○ヴェラアズール(想定3番人気)

ヴェラアズール(netkeiba.comより)

コース ○
枠順  ◎
脚質  ○
血統  △
ローテ ○

今回G1初挑戦ですが、前走の勝ちっぷりを見ても実力は十分だと思える一頭です。今回のコースは2走前の3勝クラスで完勝した条件で、適性は十分に満たしています。ここ2戦は出遅れが続いていますが、ゲートがスムーズなら中団前後で競馬ができるタイプでありスタートが鍵になります。エイシンフラッシュ産駒はG1で好走歴がありませんが、血統背景からはやや時計のかかるコンディションであればチャンスが広がると思います。前走京都大賞典は近10年で勝ち馬が出ているローテで、ここを目掛けて調整してきた陣営からも好気配が伺えます。派手なタイプではないのでこの大舞台で勝ち負けできるかは未知数ですが、実力はこのメンバーでも上位なのでチャンスはあるとみます。

▲シャフリヤール(想定1番人気)

シャフリヤール(netkeiba.comより)

コース ◎
枠順  △
脚質  ○
血統  ◎
ローテ ◎

言わずと知れたダービー馬で、実績はこのメンバー最上位です。東京2400は当時年度代表馬にも選ばれたエフフォーリアを破ったコースで、適性は申し分ありません。近年の傾向から言うと外枠はマイナスですが、同型の有力馬ダノンベルーガを見ながら競馬ができるのは良い点です。そこまで位置取りが悪くなるタイプではないですが、前走位置を取りに行って凡走している分道中後方になりすぎないかどうかは気になるところです。血統的にはディープ産駒で母父米国型のスピード配合のため、やはり舞台適性は高いです。前走天皇賞・秋も好走要因になりうる部分ですし、人気しても間違いなく抗えない一頭です。

△ダノンベルーガ(想定2番人気)

ダノンベルーガ(netkeiba.comより)

コース ○
枠順  △
脚質  △
血統  ◎
ローテ ◎

クラシック戦線では一歩足りない戦績が続いていましたが、前走の天皇賞では大健闘の3着。ダービーでは敗れているもののその他の東京レースでは馬券内を外しておらず舞台適性は上位です。外枠に入った点は不利ですが、位置次第ではシャフリヤールら有力馬をマークしながら動ける点は魅力です。ただ、その分位置が悪くなる可能性があり、陣営が距離に対してマイナスなコメントをしていることからも積極的に位置を取るのは難しいでしょう。血統的にはシャフリヤールと似たダービー配合ですが、こちらは晩成傾向が強いハーツクライ産駒という点がポイントです。ローテは前走天皇賞・秋好走ということでメンバーの中でもとりわけ好走気配が強いです。今回はもちろん特別不利な条件ではありませんが、距離不安があり位置取りに懸念がある部分をマイナス評価しました。

△オネスト(想定6番人気)

コース △
枠順  ◎
脚質  ○
血統  △
ローテ △

ここ数年好走歴がない外国馬から一頭。プラスの材料は枠順や馬柱などです。枠はなんといっても顕著に好走歴の多い1枠。そして比較的速い決着になったパリ大賞の勝ち馬で、馬場が悪く極端に時計のかかった凱旋門賞を大敗。国内のレースで実績豊富なフランケル産駒であることからも、日本の馬場適性を感じさせます。さすがに頭までは厳しいと思いますが、掲示板以内に健闘する可能性をもった外国馬だと評価します。

☆カラテ(想定15番人気)

コース ○
枠順  ▲
脚質  ◎
血統  △
ローテ ◎

大穴評価ですが、前走天皇賞・秋では強力なメンバーの中でシャフリヤールに0.1差の6着と善戦しており、昨年のサンレイポケットのようなイメージを持っています。東京や新潟での好走歴が多く、左回りの広いコースは得意です。枠はやや外枠に入っているため課題といえそうです。位置取りが悪くなるタイプではなく、好位から運べる馬なので脚質に不安はありません。血統的には父欧州系×母父米国型の配合で、上がりのかかるタフなレースに強いタイプ。前走天皇賞・秋は理想的なローテで、調教タイムも優秀であることから、このメンバーの中に割って入る可能性がある一頭として考えたいです。


なお本予想は前日段階でのものであるため、当日の気配や馬場によって変更する場合があります。ただ、能力やデータ面は今回説明した通りなので、当日の予想の参考にしていただければと思います。


さいごに

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※11/26時点での予想です。
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