古き良き、を今|エストニアから送る手紙
もう遥か昔のことのようなんだけど、8月のエストニアから送った手紙について書きます。
手紙に関する写真は、いつものごとく栞やさんが送ってくださったものです。
セット内容
・アンティーク封筒の包装
・ポストカード
・リトアニア語の新聞
・リサイクルペーパー4色
アンティークの封筒
エストニアの首都タリンの駅の近くには、大きなマーケットがあります。
その二階の一角には アンティークショップやセカンドショップがたくさんあって、古いものが好きなわたしにとって天国のような場所でした。
古い本や封筒、ポスターもたくさんあって、その中でも心惹かれたのがこのクマ。
モスクワオリンピックのマスコットキャラクター?で、ピンバッチやお土産袋もありました。
エストニアからの手紙は、このクマも描かれた古い封筒をコピーしたもので包んでお送りしました。
ポストカード
こちらは、エストニアで2番目に大きな街タルトゥの古本屋さんで購入したもの。
壁の上の方までぎっしり本が詰まった本屋さんで思わずテンションが上がってしまい、ポストカードや本を買い込んでしまいました。
よく見ると、1969の年号が見えます。
エストニア語の新聞
カードをくるりと束ねるために使った新聞。読めないし意味は分からないのだけど…
滞在させてもらったおうちの人が解いたクロスワードの文字に、人の息づかいを感じます。
リサイクルペーパー4色
エストニアの文具店でよく見かけたリサイクルペーパーの堅紙の色が綺麗だったので、同封しました。
今回の旅で何度も感じたことの1つが「わたしは環境問題に疎すぎるし、日本の製品の過剰包装は本当に過剰…!」ということです。
あるものが作られて届き購入にいたるまでに、どれだけの資源やエネルギーが使われどれくらいの環境負荷がかかっているのか。
ものを販売する者としてはもちろんのこと、生活者として購入する場面でも気にかけるのが当たり前だと知りました。
知らないことが多すぎて一筋縄ではいきませんが、少しずつ勉強して判断できるようになりたいと思います。
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エストニアから送った手紙については以上です。
この手紙で6通目になるのですが、未だに手紙を送るときには「こんな内容でいいのかな」「購入してくれた方はどんな日常の中で手紙を読まれるんだろう、どんな感想を持たれるんだろう」と不安になります。
△いつも丁寧に手紙を受け取って、写真を送ってくださる栞やのお2人。こんなにじっくりと見ていただけて嬉しいです
そんな時、栞やのお2人を始め、たくさんの方がインスタグラムやツイッターで載せてくださった感想を見て、支えにしています。
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ついでに、心震えた4年に一度の歌と踊りの祭典の様子を最後に載せたいと思います。
こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!