わけもなく辛くなっていいんだ。

ときどきすごく落ち込む。

その大抵が人に責められるより、自分に責められて落ち込む。

そんなんだったら責めなきゃいいのに、無意識にしてしまう。

とにかく何かをやらなきゃと焦り、行動できない自分を責める。

そして、意識的に自分を励ましたり、許したりしてみるんだけど、その時は「そうか、こんな自分でもいいんだよね」と思うんだけど、その数秒後には、また責めてる。

そんな時、動けなくてどうしようもなくつらくて、でも、「もっと辛い人はいる、なんでもないのに辛がってる自分は弱い」とさらに追い打ちかけちゃう。

でも、なんでもなくてもつらいもんはつらいんだよね。

それは、幻でもなくて、実際に辛くて逃げ出したんだけど、動けない。

そうなると、いろいろ足掻けるときはマシで、どんどん沼にハマっていく感覚。

もう待つしかない、回復を。

そういうときはもう諦めるようにしてる。

やらなきゃいけないことを諦める。
やらなきゃいけないことを全てできる自分を諦める。

そうすると、少しだけ自分の中から何かを手放すことができて、少しだけ心に隙間ができる。

余裕までもいかない隙間が。

そうするとちょっとだけ、できることがあったりする。ほんの小さなことだったりするんだけど。

でも、小さなことでも行動できれば、自転車を漕ぐように意外と簡単に進んでいける。

ヨロヨロでも、無様でも、
ちょっとずつ漕いでいけば転ぶこともあるけれど、それも進んでる証。

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