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あの扉の向こうに『時々イモる』

あの扉の向こうには


ふらふらと

足取り千鳥足

なんてことはない

ただの腹ヘリ

夕食の時間を逃し

仕事を終えただけ。

もちろん食べるんだよ

減りすぎたお腹は

何もかもが美味しそうに

脳を刺激する。

乗り換えの駅でのこと

甘い匂いに誘われて

辿り着いた

そこは『大学いも』屋さん。

美味しそうな芋に

アメ黄金色の鎧を纏い

とびきりの美女のように

空腹野郎を手招きする

我にかえると既に

『大学いも』を抱えていた

美味しいのだから

決して悪い気はしない

ただ、夕食なのかと疑問を抱きつつも

瞬く間に完食したのは事実

まあ、こんな日もあっていいよな

ごちそうさま



そんな『時々大学イモ』って満足した週末ディナーの物語。。

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