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あの扉の向こうに『過ぎ去った刻』

あの扉の向こうには


たまに思う

『過ぎ去った刻』に

想いを巡らせ懐かしむ

そんな日があってもいい。

幼き頃の思い出は

常に両親と共にあった

家族で出掛けた温泉旅

ただ日常が幸せだった頃。

思春期の思い出は

初めて本気で恋した時代

どう焦がれていたのかもわからぬ

叶う事なき甘酸っぱい

中学生活。

結婚生活の思い出は

勢いよくしてみたものの

理想と現実と価値観の違いに悩み

挙げ句の果てに離れた

未熟さ故の家族ごっこ。

恥ずかしい思い出も

甘酸っぱい青春も

楽しかったあの頃も

今を形成する礎となる大事な時間。

『過ぎ去った年月』は

決して無駄じゃなく

きっとここに辿り着くための砂時計



そんな『過ぎ去りし日々』と共に、歩んできた時間は嘘を付かないであろう物語。。

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