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学校の勉強が何に役に立つのか

昨日は
学校の勉強が必要だ
という話をしてみました

では具体的にどのような能力が身に付きどのような場面で役に立つのか各々の教科について見ていきたいと思います。

ここでは分かりやすく、5教科について触れていきたいと思います。

数学

私は理学部出身ですので、力を入れて話します。

まず、世の中は数字で溢れています。
世界は数字でできていると思っている数学オタクですが、過言ではないでしょう。

何かを記録するのも、何かものを手に入れるのも、果てには自分がどこの何者であるかと、何から何まで数字が使われています。

SMAPが解散したのは2016年12月だし、商品を買うためにお金を支払いおつりをもらうし、免許証やマイナンバーは個人を特定するために数字が使われています。

でもだから数字に慣れ親しむために数学を習うとは言いません。
これは算数の話です。

では、数学を習うとはなんなのか。
答えは
論理的思考力です。

直接的に数学を使う職業は現代社会で山ほどありますが、数学を使わなくても、
例えば料理において材料同士をどれだけ入れて混ぜ合わせるとどういう味になるのか
というのは立派な数学で培われる論理的思考です。

このように我々は知らず知らずのうちに数学の中で生きているのです。

国語

現代文

まず、国語に関しては知らないと恥をかきます。
漢字やことわざの意味が分からなくて、日常生活の中で恥ずかしい思いをした人は少なくないはずです。
私もそうです。

だとしても主人公の心情を考えるとか筆者の考えをとかは必要なくない?

と思うのも理解はできますが、現代社会で、そのような場面に遭遇することもたくさんあるのではないでしょうか。
答えのない問いにいくつもぶち当たり、分かるはずもない相手の気持ちを考えてみたりします。
そのような力を養うのに大切なことです。

問題の答えが合ってるかどうかはどうでもいいのです。
考えた末にそれっぽい答えを出す力が重要なのです。

古文・漢文

めんどくさいのでまとめてしまいました。

いわゆる昔の言葉を習ったって…
ってやつですね

これは知らない言葉に出会ったときに役に立ちます。
文章の中に知らない単語が紛れ込んだ時に、前後の文脈から類推する力が養われます。
しかも、学校で習う文章には一応の法則や語源が存在します。
意味の分からない文字の羅列ではないのです。
「マジ卍」より分かりやすいでしょう…

理科・社会

こられに関しては
知っている
ということが大切です。

科学や社会の仕組みを知っていることで新しいことに挑戦でき、知っているから今、目の前で起きていることが正しいかの判別ができるのです。

英語

これは言わずもがなでしょう。
今や世界経済の中心はアメリカで、世界は英語を中心に回っています。

これは
自分は日本人だし日本から出るつもりないし
では済まされない問題です。

グローバルな時代だからこそ、英語を勉強する仕方を手に入れておくべきです。

まとめ

個別の教科について語ってきましたが、別に教科1つ1つにこだわる必要はないと思います。
論理的思考が数学でしか得られないかというとそういうわけでもないでしょう。
しかし、広い視野と考え方を手に入れるために若いころにいろんなことを学んでおくというのはとても大切なことではないでしょうか。

私はそのようなことを心掛けてこれからも学んでいきたいと思っています。

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