増えすぎてしまう前に。
「憎しみ」という字は「心に増える」と書く。
「憎しみ」というものは、
知らず知らずのうちに、
チリやホコリが溜まるように、心に増えていく。
だから、心の中を掃除する。
心の窓を開けて、風通しを良くして、ホコリを出す。
禅では、「汚れたから掃除する」ではなく、
「心を磨くために掃除する」という考え方をするらしい。
「憎しみ」が溜まってしまう前に、日々、心のお掃除をする。
では「憎しみ」とは、あってはいけないものなのか?
「憎しみ」は、ない方が良いのだろうか。
ホコリの正体は、布団や衣服から出る繊維のクズや、
フケやアカや髪の毛からできたもの。
すべて、自分にとって必要なものから生まれたもの。今は、不要となったもの。
つまり、「憎しみ」も元を辿れば、
自分にとって必要であったものが、
自分が新しく生まれ変わる過程で、不要になったもの。
「憎しみ」を無かったことにするのではなく、
「憎しみ」があることを認めて、捨てていけば良い。
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