ネガティブな感情

私の育った家庭環境は、最悪だった。
父親はアル中で、まともに仕事をすることが
できない様な人間だった。
学歴も教養もなく尊敬など、一度もした事がなかった。
母親は、父親よりはマシかもしれないが、、
まぁ、そんな父親と結婚するような人だから
セルフイメージの低い、自己重要感の低い
感情のコントロールができない人だった。
(母は私の小学校の時の担任の先生が家庭訪問に来るたびに全員、口を揃えて「お母さん、美人だね〜」外見はそう言われてきたのに、内面の自信は磨いてきていなかった…)

毎日の様に両親が喧嘩をし、暴れて
母に暴力をふるう父親。
自分は、何故こんな家に生まれてきたのか?
この人生になんの意味があるのか?
8歳の時に自分にした質問だった。

ある日今でも、鮮明に覚えているが、、、
深夜に布団の中で
「こんな大人に絶対に負けてたまるか〜」と
「絶対に成功してみせる」という
誓いをしたのだ。

イメージに強い感情が伴うと潜在意識に
深く刻まれる、、、、という事など
知るよしもない。

もちろん父親に対しては
激しい嫌悪感、憎悪感を抱いていってしまった。
その後、父と母は離婚した。
私が16歳の時だ。
16年間、、、、
私の潜在意識に入り続けたネガティブなイメージと感情は
離婚、男性との人間関係、事業の失敗など、
その後の私の人生を
厄介に妨害してくれる事になった。

理想の結婚相手は?
と聞かれたら
「父親みたいじゃない人」

潜在意識さんが期待に応えてくれて、
父親にそっくりな男性だった、、、失笑

この父への憎悪の感情の解除が一番難しく、
一番、時間がかかった。

私のお店に、20代30代の独身女性が
引き寄せられるように来る。
中には、家庭環境が複雑で両親へのネガティブな感情の解除が必要な人もいる。

私が
潜在意識は現実と想像を区別できない。
自分の幸せな人生の為に
直ちに解除が必要だ。
たとえ、許す事ができないくらいの
現実の出来事があったとしても、、、。
と説明すると、ほとんどの人が
まず抵抗感を示す。

しかし、自分の幸福の為に解除に
挑戦し始める。
そして確実に変化を起こしていく。

結婚前のこれからの20代30代の女性の
人生の方向性を変えるきっかけになっているとしたら、父に感謝の日々である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?