風の谷のナウシカ読書感想文
こんにちは。
みんなのかめぴょんです。
普段ははてなブログで書いていますが今回は有料記事なのでnoteに書きます。
さて、今回は過去に「しるし書店」という中古本を取り扱うサービスの中で、僕は「風の谷のナウシカの手加減なしの読書感想文」というものを出しました。
その感想文は一点物だったんですが色々な方から「有料でも読みたい」という声があったので感想文の購入者の承諾の元リリースする事にしました。
さて、本題に入ります。
今回は「風の谷のナウシカ」についての僕の感想文です。
≪アニメ風の谷のナウシカについて≫
みなさん風の谷のナウシカというと「アニメ」の方を思いつきますよね?
僕もそうでした。小学校の時なんかはジブリアニメは苦手でした。
どちらかというとドラえもんとかドラゴンボールとか「わかりやすい」のが好きでした。
たまたま、中学校の時に金曜ロードショーでやっていたのを見たのが初めてでした。
驚きました。
なんだ、このおもしろさ!!
まず、アニメの時点で奥が深いじゃないですか。
まさか、原作にはその続きがあると思いませんでした。
しかも全7巻までのうち、映画で描かれているのは2巻までなのです。
しかし、よくもまぁその続きの存在があまり知られていない状況が続いている。
不思議だ。
これだけ売れているアニメなら、その続きはもっと明るみに出ていてもおかしくないと思いませんか??
それもそのはず、そもそもあまり流通していないのです。
普通の本屋では売っていません。
ネット以外だと「ビレッジヴァンガード」か「アニメイト」でしか手に入らないだろう。
ネットが普及する前は知る人ぞ知る存在でした。
さて、アニメの話だが物語は「火の七日間」から始まる。
過去に巨神兵が世界を7日間で焼き尽くし、その1000年後がナウシカのいる世界だ。
これはアニメを1回見ただけでは気が付かない点です。
で、何度もアニメを見たり、原作読んで最も驚いたのがその「世界の設定」です。
わかりますか?
1000年前に焼き尽くされた世界って僕らが現在いるこの世界の事ですからね。
僕たちが住んでいるこの「産業世界」を巨神兵が焼き尽くしたんです。
そして、その巨神兵は自然に発生したものや神様が作ったものではありません。
物語でも出てきますが、巨神兵は「人間が作ったもの」です。
人間が作ったものが、人間の世界を7日間で焼き尽くしたのです。
なんのために?
なんでそんなことするの?
なんの意味があるの??
って、思いますよね。
じゃあ、僕らの世界の核兵器って何のためにあるのでしょうね?
こんなにもメッセージ性の強いマンガなんです。
それが描かれたのは今から35年前、1982年(昭和57年)です。
信じられますか??
ちなみに下の画像は「1000年前の火の七日間」のシーン、よく見ると焼き尽くされているのは僕らになじみのあるコンクリートのビルです。
気が付きました??
↑↑↑僕らの馴染みのあるコンクリートのビルです
焼き尽くされたのは僕らの今住んでいる世界です。
≪高校時代に≫
高校時代にはこのアニメについてどっぷり考えました。
先ほど書いた、火の七日間の映像でビルが壊されていることに気が付いた時は衝撃でした。
当時は、PHS時代で当然インターネットすらない時代なので今みたいに調べることもできないので、自分で気が付くしかなかったんですね、その時は。
その時の衝撃たるや。
クラスのみんなに広めたくても、携帯電話にカメラがないどころか携帯電話すらない時代なのだから口頭で伝えるしかないのだ。
もはや伝承のレベルだ。
僕らは今や当たり前にスマホを使いこなしているが、スマホがない時代はいかに情報を伝えるのが難しかったが思い出される。(今のスマホネィティブ世代にはわかるまい)
そういえば、今や学生たちの告白も「line」が主流らしい。
少し前でもやはりメールだ。
告白メールを「コクメ」というとのことだ。
なんのこっちゃ!!
字面だけみたら「コクメ」だか「マルコメ」だかわかんねぇじゃねぇか!
僕が若い頃、PHSが出始めたころで、告白をメールでするやつなんてだせぇと言われていたし、実際にイケてる女子も「そういう大事なことはメールっていうのはなしだよね」って言ってた。
でも、今の女子に聞いたら「コクメきたら超ときめく」らしい。
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