vol.26 「やさしい日本語(にほんご)」を使(つか)ってみましょう

やさしい日本語にほんごとは、外国人がいこくじんが理解りかいしやすいように配慮はいりょの加くわわった日本語にほんごのことです。

この「やさしい」という言葉ことばには、心こころが「優やさしい」と、言葉ことばが「易やさしい」の２つの意味いみが含ふくまれており、どの表現ひょうげんが正解せいかいかはありません。
普段私ふだんわたしたちが使つかっている日本語にほんごに、少すこしの優やさしさと少すこしの配慮はいりょを加くわえるだけです。

例たとえば、丁寧ていねいすぎる敬語けいごを使つかわず、「〇〇は△△です。」など、短みじかくシンプルしんぷるに伝つたえます。また、日本にほんの文化ぶんかに古ふるくから根付ねづいている「察さっして文化ぶんか」や、核心かくしんをなかなか言いわない話はなし方かたは、外国人がいこくじんにとって難むずかしい日本語にほんごになります。
曖昧あいまいな表現ひょうげんを避さけ、結論けつろんから伝つたえるようにするなど、伝つたえ方かたの工夫くふうが大切たいせつです。また、言葉ことばの説明せつめいのみに頼たよるのではなく、ジェスチャーじぇすちゃーを使用しようしたり、伝つたえたい物事ものごとをスマホすまほで検索けんさくして画像がぞうを見みせたりする手段しゅだんもやさしい日本語にほんごです。

2024年ねん6月がつ