5月12日「母の日」に感謝を伝えましょう
5月の第二日曜日、5月12日は母の日です。
母の日の由来は、20世紀初めのアメリカが発端です。
1907年アンナ・ジャービスは、最愛の母が亡くなり、追悼集会を開きました。参列者に、母が好きだった白いカーネーションを配りました。
この出来事をきっかけに、母に感謝する日をつくる動きが、アメリカ全土に広がりました。
1914年、当時の大統領ウィルソンが、アンナの母が亡くなった5月の第2日曜日を母の日と定め、国民の休日となりました。
日本に母の日が伝わったのは、明治時代の終わりごろと言われています。
大正時代に入るとキリスト教の関係者の間で、カーネーションを配る母の日のイベントが行われるようになり、1931年3月6日が母の日に制定されました。
一般的に普及したのは菓子メーカーの森永製菓が1937年「森永母の日大会」を開催したことがきっかけです。
1947年に5月の第2日曜日が正式に母の日として制定されました。
また、イギリスの母の日は3月です。復活祭であるイースターの3週間前の日曜日です。2024年は3月10日です。
イギリスでは母の日にはラッパスイセンと、シムネルケーキと呼ばれるスイーツを贈るのが定番です。
母の日はアメリカで、母親を追悼するための少女の行動がきっかけとなり、やがて世界中に広がった習慣です。
次の日曜日、日頃の感謝と敬意をこめてお母さんにお花やプレゼントを贈ってみませんか。