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太りすぎて先生に怒られた話





こんばんわ!



そいそ〜すのカメオです!





今日のnoteでは
僕が小学生の頃の話を少ししたいと思います!





時は遡り、



カメオ、小学4年生



当時の身長は覚えていませんが


体重は56kg


体脂肪率は36.5%あったのは覚えています




そんな僕は毎日


ラーメン丼ぶりにパンパンの白米を食べて


お惣菜の揚げ物をおかずに飯を食べていました


給食に至っては毎日


米かパンの主食と揚げ物、肉しか食べていませんでした。


この男、野菜が全く食べられないのです。


野菜を少しでも口に入れようもんならすぐに吐き気がしてしまう。



幼少期に野菜を食べていなさすぎて


とんでもない拒絶反応をしてしまう少年になってしまったのです





その日も4時間目の授業の終わりが近づいてきて




「あぁ、今日も給食の時間だ。いやだなぁ。」




なんて思っていました。






しかもその日は給食当番でした。


キーンコーンカーンコーン


4時間目終業のチャイム


はぁ、



給食当番用の白衣を着て

給食室まで給食を取りに行くかぁ

パンなら良いけどご飯は重いんだよなぁ

なんて思っていると






「カメオ、ちょっと来い」



担任の先生のやや低めのトーンでの呼び出し








怒ってる?




元々すぐ怒る先生だったので得意ではなかったのですが



心当たりが全くない




最近何か悪さをしたか?





いや、鯉の池にコッペパンを丸々1個落としたのは
もう何ヶ月も前だしその時既に怒られてる





算数のテストで分度器を忘れたから
目測で全部回答したこと?

いや、それももう怒られ済み






改めて


心当たりが全くない





教室のかどっこにある先生用の机の前に呼ばれる


先生は自分用のキャスターが付いてる椅子に座り



立っている僕を下から睨み上げる



まだわからない。





心当たりがなさすぎて




まだ先生が怒っているかどうか分からない


もうこの時には給食当番の皆は


給食室に向かっていた


このただならぬ雰囲気を感じとって

小学4年生が気を使って

僕に一言も声をかけずに。






気まずい。。。



先生は何も言わずにこちらを睨んでいる



一瞬目をそらして


先生の机の上にあった小さい時計を見る



ま、まだ1分ほどしか経ってない


体感では45分は睨み上げられている気分



小学生の1コマ分は睨まれていると思ったのに


まだ1分



というか、



大人が小学4年生を1分間、
一言も喋らずに睨みあげる状況。




異常だ。完全に異常だ。



怒ってる。完全に怒っている。



ただ心当たりが無いから謝ることもできない。



早く一言目を発してくれ



鯉の池にパンを入れちゃった時は
こんな感じじゃなかった。




そういえばあのパンは結局回収したのか?



それとも鯉が全部食べちゃったのか?




過剰なカロリーを鯉に摂取させたとしたら非常に申し訳ないなぁ


そもそもコッペパンをちぎって鯉に投げる生徒たくさんいたけど



鯉にコッペパンってあげてもいいのか?






脳味噌が勝手に派生していき目線は先生に向けながらも



意識はどんどん宇宙に向かっていた。



すると先生が重い口を開いた







「いい加減にしろよ?」





ブチギレじゃないですかー




これは完全にやってるわ。




完全に何かやらかしてますわ!





怖い怖い怖い




ビビっちゃって




声帯が動かなくなってるんで




絶対ダメなんですが




怒ってる先生に対して








顔で
「ん?」ってやる



それしかできない自分



すると先生の口から









「さすがに太りすぎだな!!!!」





今更!!?






まず感じたことがそれでした





そこから


自分が悪いことをしたわけではないということに
ひとまず安堵




安堵&深呼吸





そこでふと冷静になる





あれ?


先生は今

僕が太ってることに対して

めちゃくちゃ怒ってる!!?





今までにない体験






今まで太っているせいで

足が遅くて怒られる

とか

野菜が食べれなくて怒られる





ってことは人生で何回もあるけど





僕は今、




太りすぎてることをおこられている?



みんなも体験あると思うけど




1番怖いのって暗闇なんだよね




見えない恐怖





先生がなんで僕が太っていることに怒っているのかが分からない


1番怖い



そこから先生は口数がとても増えたのをお未だに覚えている






「このままじゃ将来危険だぞ


毎年5年生が行ってる登山イベント、そんな体で大丈夫か?


お前だけだぞこんなに太ってるの


いくらなんでも太りすぎだ


伸びる身長に対して体重の増え方が異常だぞ




今となっては先生が言うことも理解できうなずける



しかし当時の僕からしたら



意味が全然わからない言葉の羅列



ただ不安だけ煽られていく




先生が怒っているから1回1回の言葉が



言葉の銃弾ならぬミサイルとしてヒットしまくっていました










「う、う、うぇぇぇぇぇぇぇん」





大号泣







太りすぎていることを怒られて泣いた小学生の完成





しかも先生は僕が泣き出しても怒るのをやめない




小学生特有の泣いたらなんでも解決すると思っている
思考を見ぬかれていると言わんばかりに言葉の応酬




気付いたら給食をみんなが食べていた




給食を食べている同級生たちの視線は



太りすぎて怒られて泣いている小学生である僕に釘付け




小学生の頃はなぜかみんなに注目されると
恥ずかしさと共に緩くなる涙腺





結局
過デブ説教タイムは給食時間の半分くらいまでかかった







「ということでこれから生活を見直していくように」






もう泣きすぎて
喋れなくなった僕は
うなずくしか出来なかった



「ヒック…ヒック」
ってなりながら自分の席に着く僕





誰かがよそってくれた給食に手をつける僕

みんなも気を使って話しかけないようにしてるくれている状況


気まずい。急いで食べなきゃ。





黙々と食べていつも通り

給食のトレイを持ってスクスクと先生の方に歩いてく僕



いつも通り許可を貰わなきゃ









「先生!


この野菜残していいですか?」







結局説教の時間は休憩時間を超え

5時間目の頭まで続きましたとさ!








本日もnote読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持ってくださった方

自分もデブすぎて怒られたことありますって方


ぜひサポートのほどお願いいたします!


またカメオへのお手紙、差し入れもお待ちしております!


宛先は
東京都千代田区神田神保町1-23 神保町シアタービル
神保町吉本漫才劇場そいそ〜す宛

です!


またまたまた!!
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