ガンブレモバイルを忘れない⑨

ガンダムブレイカーモバイルというゲームが、2023年6月5日を以ってサービスを終了してしまった。

あまりにもこのゲームが楽し過ぎたために、ゲーム内の愛機を再現しようという素組みしかした事のない男の物語である。
(多分に個人的な忘備録としての記録・後編)

  • 時間が経つと

  • 今度こそ塗装だ!

  • いざ合体!

  • 総括

時間が経つと

前回、大まかなパーツを集め終え、次は塗装だ!
と意気込んでいたものの、やはり頭部に対して手足の大きさが気になる気になる。
ゲーム内と同じ構成にして仕上げるのが最も再現という意味では正しかろうが、今行っているのは曲がりなりにも模型制作である。
いざ完成した時にやっぱり「カッコいい!」と自画自賛したいが為の制作である。
というわけで、若干のパーツ変更を決行する事とした。

手足をこぢんまり

脚部は胴体同様、SDEXのウイングゼロからそのまま拝借した。
大きな変更としては腕部。
30MMアルトの肩接続部と食玩キットであるショックガンダムの腕。
それぞれの接続部を切断し、接着。
ツイッターでガンブレ民からポリ素材は通常接着剤ではダメじゃ!これを使えぃ!という指南を受けたりと作っていく中で知らない事がやっぱり多いと痛感する。

セメダインPPXセット

個人的に趣味はトライ&エラー方式で進んで行くのが楽しいタイプなので、新たな知見を得られるのはゾクゾクするねぇ。

そんなこんなで、前回終了時の三角形よりのシルエットから五角形ぽいシルエットに収まった。
とはいえ大変は大変なので、早くバンダイはSDペイルライダーをキット化するといい。

今度こそ塗装だ!

正直、本当に模型の塗装が初めてで尚且つゲーム内愛機の再現という目的のため現時点で今後もボクが塗装をしていく保証はできない。
故に大きな投資をしてエアブラシだとかそういった大掛かりな準備はぶっちゃけ出来ない。

という(本当に消極的な)消去方から筆塗りを選択。
塗料はともかく、筆や皿も今日日は使い捨てタイプがあるのですね。
こういった廉価な物は、ベテラン勢にはアレでしょうけども、ボクのような初心者には入り口として非常にありがたいと思う。

皿、筆、スポイト等

ちなみに我が家の射程圏内では、イオン1階にあるエディオンがコレ系の品揃えは1番良かったです。
おじさんエディオン見直しちゃったな。

獲物も揃ったので、希釈だなんだと最低限の情報を読みいざ塗り塗り…塗り…塗り…

乾かし…乾かし…

おお、なんかこの「塗装したパーツがピンで保持して立ってる」絵面。
すごくプラモ作っている人っぽい。

なんか雑誌やマンガなんかで、こういうの見た事あるぞって気分になる。
楽しい。

ガチャ部分も塗り…塗り…

ボディのプラモ部分に続き、頭部のガチャ部分も塗装を続けていく。

何回か重ね塗りをしていく中で、ボクの中で「つや消しブラック」がどんどん好きになっていく。

薄く塗っても下地が透けにくいし、塗りムラも出にくい。もうずっとブラックを塗ってたい。

いざ合体!

塗装した部品が一式そろったので、いよいよ組み立てみる。

ぉぉぉ……

いる。

そこにいるではないか。
約二ヶ月ほど前に会えなくなった、ガンモバ内のボクの相棒がそこにいる。
再会、というには不出来な部分が多過ぎて愛機に少し申し訳なく感じてしまうが、それでもやっぱり会えて嬉しいという気持ちが強い。

感動に浸り過ぎてしまうと作業が止まってしまうので、残りの部分も仕上げていこう。
写真の仮組みで使用している30MMアルトの肩パーツもかなり好みなので困ったが、接続パーツを拝借してスターウイニングの肩と接着する。

アルト、すまねぇ

ショックガンダムの腕は肘が非可動のため、この肩が独立した作りはポーズをつけるのにもありがたい。
武装やバックパックも、一時凌ぎではあるが、SDEXウイングゼロから拝借。
実際、ゲーム内でも装備させていたパーツでもあるしね。ローリングバスターライフルにはお世話になりました。

完成!フライトライダー!
改めて元画像比較

やはり頭部のサイズ感が気になってしまうが、現状ボクのスキルではここが精一杯だと思う。
ペイルヘッドをフルスクラッチとか出来ないし。

それはそれとして、ボクのちゃんとしたプラモ作成第一歩がコレで良かった。
ゲーム内から愛機を引っ張り出すモチベーションが無ければ、新しい事に挑戦もしなかっただろうしね。

総括

いつかSDペイルライダーが発売される事があれば、必ず再挑戦はすると思う。
それはそれとして、塗装の難しさと楽しさを骨身に沁みて感じた約一月でもあった。
キット化されていない何かを生み出す楽しさはやはりガンモバをプレイしていた時と同じだ。
こういった新しい楽しさと出会うキッカケを与えてくれた事、改めてガンモバというゲームには感謝を感じる。

塗装のハウツー本を買うために本屋へ向かうので、この記事はここで筆を置こうと思う。
拙い作成課程ではあるが、目を通して下さった人に感謝を。

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