【デュエパーティー】買取カウンター型《超越男》【レベル3】(記録 2024/02/18)
これはちゃんと回してちゃんと1位を取ったのでちゃんと強いデッキだと思う。
コンセプト
ニンジャ・ストライクを持つ5c統率者《超越男》を中心に据えたデッキ。
統率者に一切マナを注がずとも統率者をフル活用できる5c統率者という構造そのものが圧倒的に強く、正直に言えば何をしても強い。
色の広さとマナ拘束の緩さから構築の幅が広く、より採用幅の広いスゥルタイ統率みたいなビッグマナ型、シノビ特化型、ヘイトベアー特化のスゥルタイジャオウガ型など様々な構築が検討されている統率者であり、一見するだけでは立ち位置がわからないのも強み。
今回は序盤に置いたシステムクリーチャーをガードマンで一度守れればいいや、くらいの気持ちで《超越男》自体とのシナジーカードをほとんど取らず5cのユーティリティーカードを存分に詰め込んだ、人のストレージを根こそぎ盗んだ後の買取カウンターみてえなやや高速寄りのコントロールデッキとして仕上げている。
シナジーで《超越男》を活かすというより、マッハファイターで殴って処理したいクリーチャーを多く積んで《超越男》の誘発回数を増やし、結果的にマナ効率を上げるイメージ。
明確な即死コンボこそ入っていないが、その分入っているカードの単体性能ががアホみたいに強く、デッキ全体の軽さと攻めっ気の強さから対応力も高いのでレベルは当然のように3。なんなら3の中でも2歩くらい抜けて強いと思う。
採用カード紹介:パートナー
《超越男》
コンセプトカード。ジョークカードの皮を被ったデュエマ最強クラスの防御札。
ニンジャ・ストライク5を活用するにはマナブーストがほぼ必須だが、マナ加速構築を取るとハズレになる0マナカードであることが響き、通常構築ではポテンシャルはあるが扱いが難しすぎるカードという評価が精々だった。
しかし常に手札に《超越男》を抱えた上でデッキから《超越男》を隔離できるデュエパーティーにて覚醒。最強の5cカラーマーカーとしてデッキの屋台骨となってくれた。
能力がゴチャゴチャ書いてあるが、基本的にはクリーチャーに攻撃を仕掛けられた際に「ニンジャ・ストライク5」で召喚され、「ロスト・プリズム」でリソースを取りながら「ガードマン」+「スレイヤー」で返り討ちにし、パートナールールで統率領域に戻り損することなく盤面を守る……予想図を統率領域から見せつけることで相手の攻撃を躊躇、ないしシールドに集中させてトリガーでカウンターを取るのが主な使い道となる。
その他の能力は覚えなくていいが、一応書いておくと
S・トリガー:シールドに行かないので使わない。
S・バック・多色:実はまあまあ使う。W・ブレイカーで蘇生したい多色ディスペクターと《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》が同時にめくれた時とか。
シールド・ゴー:《油殿の精霊龍 オイルマーネ》との噛み合いでだけ使う。基本的に一瞬だけシールドに行き、墓地→シールドゾーンへの移動をトリガーに統率領域に戻し、《油殿の精霊龍 オイルマーネ》のシールド追加を誘発させることが狙い。
パワーアタッカー+1000:自分から攻撃を仕掛けることはまずないので忘れていい。
ハンティング:実は結構誘発対象がある。バトルに勝つも負けるもだいたい同じだから気にしなくていいけど……。
エスケープ:《超越男》を場に残したいことはまずないので忘れていい。
ダイナモ:忘れていい。
となる。「ロスト・プリズムを持ったスレイヤーガードマンのシノビ」って理解でいいよ。強っ。
採用カード紹介:マナ加速
採用基準
60枚から8枚を引いた3ターン目に90%以上の確率で「4ターン目に5マナのパワーカードを出せる札」を持ちたいと考え、その条件をギリギリ満たす14枚を採用している。
採用基準として、
ドロー、サーチなどで4ターン目にパワーカードを出す動きをアグレッシブに補助できること
短期的に見た自分のブーストの質より、ヘイトベアーやタマシードの処理などで相手の上ブレをケアできること
除去や強力なクリーチャーを内包しており、後半に引いて強いこと
の三点を意識し、《フェアリー・ミラクル》のような質がいいだけで4ターン目のパワーカードinにあまり貢献できないカードは採用外としている。
《フェアリー・ギフト》
3ターン目にパワーカードを出せれば3→5のブーストは不要。
《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》
3→5を実現でき、上面を出せば相手の統率者をシャットアウトできると、デュエパのために存在するマナ加速。
パワーが極めて低いがそこは《超越男》がカバーしてくれる。
通常のチャージャーと違い水晶化してマナに行くため、後半で《ロールモデルタイガー》から引きずり出せないのは留意しておきたい。
《次元の霊峰》
2枚目の《天災 デドダム》。
《五郎丸コミュニケーション》《ディメンション・ゲート》と違い2ターン目に打てるため3→5のマナカーブに強いのが嬉しい。
フィニッシャーの《蒼き団長 ドギラゴン剣》や4ターン目にインするための《鬼羅王女プリン》のサーチにも使え、3ターン目にマナを加速して4ターン目にパワーカードを投げる戦略と全体的に噛み合いがいい。
《マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー》
マナ加速としての質はめちゃくちゃ悪い。
下がついていることが重要であり、とっさのAoEとして活用ができる。
《友情地龍 ルピア・ターン》
4ターン目に引くカードを固定できるマナ加速。
単色カードをトップに積み直すことで多色の要求値を大きく下げたり、パワーカードをトップに積み直すことで次のターンのドローを確約するなど、4ターン目にボリュームのある動きをするならこれ以上ないマナ加速札。
《Disノメノン》
相手の小型クリーチャーを叩きながらマナを伸ばせるマナ加速札。
主に《マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー》のような加速の都合で出ざるを得なかった小型クリーチャーや、《とこしえの超人》のような致命的なヘイトベアーを取ることができる。
後半はジャストダイバーのスピードアタッカーとして詰めに向かうこともでき、不安定さを差し引いて強力だと感じる1枚。
《天災 デドダム》
色が合うなら入れとけ。
《Disゾロスター》
シールドを増やすことができるマナ加速。
基本的に殴り勝ち以外が存在しないデュエパにおけるシールドは露骨にリソース、かつ寿命として定義されるため、何かの拍子に増えると予想以上の延命効果を発揮してくれる。
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》
光のマナ加速デッキを組むなら絶対に必須、かつクソ弱いマナ加速。
《五連の精霊オファニス》、《油殿の精霊龍 オイルマーネ》、《龍風混成 ザーディクリカ》、《戦霊混成 ウルボランス》、《聖魔連結王 ドルファディロム》の5枚が対象だが、正直そんなところは気にしなくていい。
本番は上面であり、マナ加速の枠と《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》対策の枠を同時に担うことができる。
他にも《完全水中要塞 アカシック3》絡みや《アカシック・ゼノン》など、何か呪文を絡めて悪いことをする統率者をふんわり対策することができる。《フェアリー・ライフ》の上にこれだけいろいろ書いてあったらもうそれでいいよ。
この手の大型対策カードは「置かれた返しで殺すことで実質ケア」と言われがちだが、本体がパワー9000の不死身ブロッカーと相当太く、しっかりシールドを守ってくれるのもありがたい。
総じて置くだけで安心感のある1枚であり、地味ながら勝利に貢献してくれるカード。白いビッグマナは《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》があるかないかで相当パワーが変わると思う。
《聖沌忍者 シャーリーシー/シャーリー・チャージャー》
《Disゾロスター》と同じくシールドを追加できるマナ加速。
上面が《ホーガン・ブラスター》でめくれるとほんのり強い。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
誠意。やばそうな相手への墓地対策として使える。
このデッキだと上面が《蒼き団長 ドギラゴン剣》になるのがめちゃくちゃ嬉しい。マナ加速カードをそのままフィニッシュに繋げられるのはいいね。
忘れてたけどハンターなのでいると《超越男》がほんの少し強くなる。刃鬼のクロニクルに入ってた別次元のカイザー軍団の一員だっけ……。
《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》
デュエパ最強のマナ加速。
デュエパを支配する害鳥《ポッピ・冠・ラッキー》を処理しながらマナ加速できるのが唯一無二。
ディスペクターの天敵《空間型無限収納ストラトバッグ》やなんだかんだ面倒な《同期の妖精/ド浮きの動悸》を話の流れで処理できるなど、あらゆる裏目を無視して積む価値のある1枚。
アタシは《ガルチェンソ・ドラゴン》統率にもあらゆる濁りになるのを覚悟で積んでるぞ。それくらい強い。強い《勝熱と弾丸と自由の決断》だと思って積め!
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
後半はマナ回収になるマナ加速。
上も弱くはない。《CRYMAX ジャオウガ》の横暴を許すな。
《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》
山を精査したら全ての文明の量が足りなすぎ、4ターン目の3色クリーチャーinがあまりにむちゃくちゃだったので潤滑油の気持ちで積んだ。新卒のみんなも面接で「私は《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》のような人材です!」って言っていいよ。
《ロールモデルタイガー》と組み合わせてほぼ万能サーチだったりそもそも上面がバカ強かったりで悪いカードではない。《フェアリー・ミラクル》よりはマシだと思う。
採用カード紹介:5マナ域パワーカード
採用基準
「もうそれを統率者にしろよ!」って類のパワーカード。これらを《超越男》で守り少しでも長持ちさせるのが狙い。
《ホーガン・ブラスター》
やんちゃ。
トリガーからわんぱくな盤面を作れ!
《謀遠 テレスコ=テレス》
強力なリソースカード兼嫌がらせ。これが弱い方なんだから5cのリソース力は分厚い。
ブロッカーで防御面もほんのり強い。ブロッカーで小型を捌いた殴り返しをガードマンでケアするのが理想。
《ガルチェンソ・ドラゴン》
デュエパの《インフェル星樹》。
5マナ3ブースト1回収という驚異的なバリューに加え、最終的に18枚シールドを攻撃することを考えると破格すぎる実質4ブレイク、おまけにバトル効果でヘイトベアーを薙ぎ倒し、残れば継続的に面まで取ってくれる。意味がわからない……。
もはや《超越男》で残さなくても強いのでさほどシナジーはないが、差っ引いて最強すぎるので積んでいる。色が合うなら入れとけ。
《鬼羅王女プリン》
デュエパのシステムクリーチャーといえばこれ。公式お墨付きのレベル3統率者。
とりあえず出るだけで2ブーストをして5→8を実現してくれ、残れば残っただけゲームメイクを簡単にしてくれる最強のマナ加速。いい具合で手札を増やすカードにシフトしてくれるので、似た色の《強奪者 テラフォーム》に比べて爆発力はないが使いやすい。
地味にジャイアント・ハンターなので《超越男》のハンティングの対象。だからなんなんだ……。
《強奪者 テラフォーム》
《鬼羅王女プリン》の亜種。リソース確保としてはやや弱く、パワーが低いがマナ加速の爆発力が売り。
《サイバー・N・ワールド》が入っていないこのデッキだとドロー抑止程度の仕事しかないが、強いものは強い。
《ミラクルとミステリーの扉》
やんちゃ2。
何も考えるな! かませ!
《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》
マッハファイターで面を取りながらバウンスし、リソースまで稼いでくれる超優等生。
基本的にピンチの時の受けかつネクストターンへの繋ぎだが、《蒼き団長 ドギラゴン剣》が絡んだ時だけ前人未到の究極パワーの使い手になる。《次元の霊峰》で引っ張ろう。
《サファイア・ペンダット》
めちゃくちゃアタシを殴るか徹底的に無視しろよ? の二択を強いてくる嫌なクリーチャー。
呪文で選ぶとハンデスがあるためマッハファイターやブロッカーを使った後に殴り返しで処理したいが、このデッキは《超越男》が更なる防御力を担保してくれるため嫌らしさが段違い。
このデッキは意外と非トリガーの呪文が入ってないから最後の効果はほぼブラフ。たまに《聖沌忍者 シャーリーシー/シャーリー・チャージャー》を打てると嬉しいな、くらい。
《オールデリート》がある顔をするのが使うコツ。あるわけねえだろ!
採用カード紹介:ユーティリティー
採用基準
色ごとに要求される役割としての誠意カード、最低限のヘイトベアーなど、統率者との噛み合いを抜きにして積まれているカード。
このデッキは魂がやんちゃ坊主なのでかなり切り詰めている。
《とこしえの超人》
置くと統率者が出なくなる最強カードその2。
1マナと軽く、受けにもなるのが強い。《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》に負けずとも劣らないオンリーワンの良さがある。これを《超越男》で守ると強いんだ。
《同期の妖精/ド浮きの動悸》
システムクリーチャーへの除去や詰めのG・ストライクを吸ってくれ、pigで1ドローもできる優良クリーチャー。受けにもなるのが嬉しい。
対象吸い系はマッハファイターに弱いのが常だが、そこを《超越男》がカバーしてくれるのが染み渡る。
《ポッピ・冠・ラッキー》
その3。
他の統率者封じに比べて重く、山からのパチンコを咎められないが、エスケープで除去に対する自力救済を持っているのが唯一無二の魅力。
つまり《超越男》とはさほど噛み合わないが、それでも強いものは強い。白いなら取っておこう。
《五連の精霊オファニス》
このデッキ唯一と言ってもいい、統率者のために入っているローパワーカード。
《超越男》に不死性を付与でき、各プレイヤーのターンでニンジャ・ストライクができるようになる。
5文明が揃っているかは破壊された瞬間の状況を参照するので、《超越男》が破壊された時は絶対に手札に戻せる。安心!
ブロッカー付与と噛み合うと延命性が上がり優秀だが、そうでなくてもシステムクリーチャーを複数回守ったり強力なcip持ちを使い回したりできるので使い勝手がいい。
何よりG・ゼロで0マナで出てくるのが凶悪で、類似カードとの一番の差別化点。こんなしょーもないカードにマナを払いたくないよ~!
「G・ゼロで相手のクリーチャーを参照できる」のもデュエパでは覚えておきたい要素。相手の《Disノメノン》+こっちの《サファイア・ペンダット》とかね。
一瞬これのために《五郎丸コミュニケーション》が入ってたんだけど、3マナも払いたくないので抜いた。
《招龍邪技》
黒の誠意。最強のAoE。
狙いたいカードを持っていないプレイヤーを「相手」として指定することでこのカードの弱点であった「本当に壊したいものは絶対に壊せない」性をカバーしている、デュエパのために生まれたカード。
「混成」の呪文シナジーでこれを振り回せるのは5cの特権なので遠慮なく打ち散らかそう。
《偽りの希望 鬼丸「終斗」》
単色デッキが強く、《同期の妖精/ド浮きの動悸》との名刺交換をさせられがちな通常デュエマでは弱いと思っている。たとえば【青黒COMPLEX】とか2色だけどほぼ多色入らないしね。
んだけど、多色化し得でメタクリーチャーの質がさほど良くないデュエパーティーでは一転して覚醒。最強の除去カードとして君臨してくれる。
対抗馬の《"乱振"舞神 G・W・D》と比較すると《蒼き団長 ドギラゴン剣》になるのが飛び抜けて強い。《次元の霊峰》でうまいこと噛み合わせよう。
《マンハッタンの心絵》
緑の誠意。《招龍邪技》と同じ理屈で最強のAoE。
「タマシードのcipによる」「破壊でない」「選ばない除去」はマジで防ぎようがない。《龍装者 ジスタジオ》とEXライフくらいじゃないか。
類似カードと比較した時に封殺能力を併せ持っているのもありがたい。《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》と違って「召喚」だけでなく「出す」自体を咎めるため、クリーチャーデッキに対する制圧力は極めて高い。出したプレイヤーが得できるAoEは最高!
《CRYMAX ジャオウガ》
私はこのカードを誠意カウントしている。
やばいことしてきた相手を殺してケアしろ!
4人戦のデュエパーティーならアタックトリガーを上手く扱うこともでき、ゲームの支配性能が極めて高い。入れ得。
《ボルシャック・ガラワルド》
《メガ・マグマ・ドラゴン》の後釜。リソース稼ぎ力の極めて高い除去カード。
先駆者と違って軽減に全てのプレイヤーを参照できる(たぶん自分を参照できるようにした際の偶然)ため、デュエパではほぼ全てのタイミングで1~2マナで取り回すことができる。火なら取っておいて損はない。
このデッキなら1マナのスピードアタッカーとして《蒼き団長 ドギラゴン剣》になるのも強い。面を取るためにくっつけた多色ディスペクターも一気にSAにしてゲームを荒らせ!
《蒼き団長 ドギラゴン剣》
デュエル・マスターズの体現者にしてデュエル・マスターズ最強のクリーチャー。当然デュエパーティーでも超強い。もうね、私が組むデュエパのデッキは全部「バスターを強く使いたいナー」から始まってますよ。
《ボルシャック・ガラワルド》《偽りの希望 鬼丸「終斗」》のようなSAドラゴンがある程度入っているので、主にそこから奇襲的に繋げて除去、展開、攻撃を1ターンで行うためのカード。なんてカードだ……。
3点をいきなり入れて打点を更に横伸ばしできるのは当たり前のようにデュエパでも強力。最終的にシールドを合計18枚以上破壊しないと勝てないゲームなので、人に頼らずデカい打点を自分で出せるようにしよう。信じられるのは己だけだ。封殺勝ちはサイコロ目が良かっただけの勝ちだぞ。
このデッキはSAのない多色ディスペクターがかなり入っており、残ればそれらをSAにして更に攻め手を進められるのも強い。必要なタイミングで《次元の霊峰》で持ってこよう。
こいつから《サファイア・ペンダット》《鬼羅王女プリン》《霊宝 ヒャクメ-4》などの意味わからんクリーチャーを飛ばせるのは5cかつマナのマネジメントに余裕のある《超越男》統率だけ! 気持ちよくなれ!
《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》
Gスト、AoE、《ロールモデルタイガー》から投げて超打点生成と全てがちょうどよくデュエパ向けのカード。
本当に使うことのない知識だが、《超越男》を敗北置換の種にできる。相手が迂闊にジャスキルを狙ってきたら……いや《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》がいる時点で込みの殴り方するだろ……。
何にせよ決まるとおもろいし、シールド・ゴーが置換じゃないおかげで2点防げるので決まれば強い。足ひっかけとしては上等じゃないですかね。
採用カード紹介:受け
採用基準
みんな知らないかもしれないけどこのゲームって全員によってたかって7回殴られると死ぬんだよ。
よってたかられたくないので自衛手段。
具体的に「何枚を取る」というより、必要なカードを全部取って余ったスペースを全部受けに回す意識でデッキを組み、その他必要なカードもG・ストライクやツインパクトなど細かい受けのついたカードを意識的に多く取ることで《爆龍皇 ダイナボルト》へのガードを厚くしている。
トリガーの質としては、大型ディスペクターを踏み倒すカードを多く採用してゲーム中の行動回数を増やしながらEXライフで防御力を担保することを意識し、そうでない受けトリガーはスパークのような一気に複数面を取ってターンを購入できるカードを重視している。
《Dの牢閣 メメント守神宮》
優秀な受け。
単純に白なら取っとけカードだが、このデッキでは加えて《超越男》をブロッカーにできる。
使い回しが効き手札を増やせる(かもしれない)スレイヤーブロッカーは極めて強力なので狙えるなら狙いたい。
《Dの光陣 ムルムル守神宮》
弱い《Dの牢閣 メメント守神宮》。
この構築ではカードパワーが低いブロッカー付与を限界まで削ってエキサイティングに寄せているが、トリガーである点と比較的触られづらいD2フィールドであるという優位性から《Dの光陣 ムルムル守神宮》は採用している。
《ドンドン火噴くナウ》
無難に優秀な受け。使うだけで面を取って手札を増やして墓地を肥やして君の毒は私の薬って、あらゆる状況を一気に進行させられる。
このデッキは蘇生カードが何枚か入っている割に統率者で墓地を肥やせないので、隙あらば打って墓地に強いディスペクターを送り込みたい。
《アポカリプス・デイ》
白の誠意。白くてちょっと遅いデッキなら積まない理由はないので特に書くことはない。
類似カードを入れなかった理由を書くと、《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》は弱くはなさそうだけど下がかなり重いのが気に入らなくて、《ドラゴカリプス・デイ》はほとんどのディスペクターに触れないのがめちゃくちゃ弱く見えたから。
《大地門ライフ・ゲート》
無難に強力な除去カード。面を取りながらクリーチャーを出し、自分のゲーム進行もサポートしてくれる。
マナ置きは墓地肥やしと違ってゲームを進める中で自然と行われるため、《地獄門デス・ゲート》よりずっと使いやすい。
《ブレイン・スラッシュ》
蘇生効果を持つ受けトリガー。
《天災 デドダム》や《サファイア・ペンダット》さえいれば2つのモードを解禁でき、捨てたカードをそのまま蘇生できるため類似カードに比べて腐るタイミングが少ない。
《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》
《襲来、鬼札王国!》みたいなカード。トリガーでディスペクターを蘇生できるのは強いんだ。
除去がマナ送りで《ポッピ・冠・ラッキー》のようなエスケープ持ちに強いのと、2モード解禁条件がこのデッキなら鬼タイムよりずっと楽なのとで《襲来、鬼札王国!》より優先している。
《灰燼と天門の儀式》
蘇生トリガー。蘇生できないとマジで紙ゴミな代わりに蘇生できた時の受け性能が極めて高い。
このカードをいつ踏んでもいいように、《天災 デドダム》などで墓地肥やしの機会を得た時は状況が許す限りで大型クリーチャーを墓地に送っておきたい。
シクテクとして、2枚↑のブレイクで多色大型クリーチャーと《灰燼と天門の儀式》がめくれた時はS・バックで大型クリーチャーを捨てて《超越男》を召喚することで墓地に蘇生材料を送り込めるよ。かなり使うテクなので覚えて帰ってください。
《霊宝 ヒャクメ-4》
ほんのり受けになるササゲール持ちクリーチャー。
ディスペクターを出すことだけ考えれば実質5マナ加速とかなりハチャメチャなカード。ササゲた後が無になりがちなササゲールの割にマナ加速のバックアップがあり、除去されたら除去されたで更なるマナ加速ができるので無駄が少ない。
《S・S・S》
最強のトリガー。
スパークを使いながら除去を2人にバラせるのが強く、多人数を一気に捌きたいデュエパにおいて極めて無駄のない1枚。このためにジェスカイを含む統率者にした。
《バイナラドンデン》
最強のシノビ。面を取りながらカードを引くと……強い!
ニンジャ・ストライクは全体的にカードパワーが低く、さほど大量ドローを可能とするアーキタイプでもないため、このデッキでは暴力性を重視して許容ラインの《バイナラドンデン》のみを採用し、インスタントタイミングでの任意妨害は《超越男》にオールインしている。
《蒼龍の大地》
デュエマに許された最後の大地系。大型クリーチャーをマナから引きずり出してくれる。
構築戦では【5c蒼龍】というアーキタイプが生まれるほどインパクトのあるカードなので、決まりさえすればデュエパでも存在感はかなり高い。
でも刺さるタイミングとゴミなタイミングがかなりバラバラな割に、《蒼龍の大地》のための下準備って他の受けを一切厚くしないんだよな……。もっといいカードを思いついたら抜く候補。
採用カード紹介:大型クリーチャー
採用基準
お前らこれがやりたくてデュエパやってんだろ!? 私も!
実情としては細かいこと考えないで強そうなカードを上から積んでいるだけなのだが、一応「強そう」の基準として、
延命能力と制圧効果を兼ね備えており、いつ出しても強いか
蘇生カードで釣れ、最速で取られた《鬼羅王女プリン》や《ガルチェンソ・ドラゴン》からスムーズに繋がる8マナラインか
プレイ舌ターンがワンアクションで終わらず、ゲーム中の行動回数を増やして柔軟なプランニングを取れるカードか
買うヘイト値と自衛能力が釣り合っているか
スピードアタッカー、追加展開効果など、不意打ちでゲームを終わらせる性能を持つか
反対に、リソースを墓地やマナから場に変換でき、このデッキの最も得意なレンジであるロングゲーム時にもちゃんと強いカードか
この6点を意識した構築となっている。《完全不明》は弱いから抜け!
《油殿の精霊龍 オイルマーネ》
極めて高いシールド追加性能による延命効果とエスケープで制圧クリーチャーを維持することによる擬似的な制圧効果を持つ、最終的にステゴロがモノを言うデュエパならではの良質な防御カード。
シールド・ゴーでも盾追加が反応し、置換は連鎖しないルールを利用して「除去されるかわり」のエスケープで「離れる時、かわりに墓地に行く」シールド・ゴーを踏み倒せるなど、なんか知らんけど《超越男》のシールド・ゴーとやたら噛み合う。
が、こいつが変な方法で処理されて《超越男》がシールドに取り残されると大損なのであまり使わない。
《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》
《GleeMax》。100万マナの行為が6マナでできるなら……積むだろ!
ありとあらゆる除去カードが「自他問わず全てのクリーチャー」を対象に取れるMtGと違い、デュエマの除去はほぼ全てが「相手のクリーチャー」を対象とするため、実は《GleeMax》ほどの制圧力はない。
結局「よりマシな被害を選ばされる」だけで、ちゃんと強く使いたいなら《DARK MATERIAL COMPLEX》との併用がほぼマストだった使いづらいカード……なのは通常デュエマでの話。
デュエパでは対戦相手Aの《デーモン・ハンド》を対戦相手Bのクリーチャーに逸らす無法を働けるため、置けば対戦相手が結託して場の状況を整理しない限り自分のクリーチャーをほぼアンタッチャブルにする不沈艦として機能してくれる。
(追記)
プレイヤーは曲がらないらしいです。じゃあ……こいつじゃなくていいかな……。
当然出せばヘイトを買うが、パワー8000のブロッカーに加え《超越男》によるバックアップも可能と延命能力も悪くはない。《サファイア・ペンダット》の次に置いて対戦相手をビビらせよう!
なお、この効果を使うと選んだプレイヤーが「相手」ではなく「自分」になるため、《サファイア・ペンダット》の護法は機能しなくなる。ちぇっ。
《終絶電融 パワーロビン》
デュエパ最強のディスペクター。あらゆる行動に除去を付与し、盤面をズタズタにしてくれる。
この手のシステムクリーチャーにしては実質的なcipによる面取り+EXライフがあるのもありがたく、自衛能力がめちゃくちゃ高い。
何より本番は《超越男》を無から飛ぶ単体除去にできる点。数少ない統率者との噛み合いカード。
実はシノビがめちゃくちゃ少ないから集中攻撃されると厳しいんだけど、そんなもん対戦中はバレない。手札に《バイナラドンデン》が1000枚あるツラをしろ!
《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》
延命能力の鬼。
出るだけで全てのSA、マッハファイターを無効にし、見えない打点追加を不可能にしてゲームをグズグズにしてくれる超防御クリーチャー。呪文で除去されてもちゃっかりリソースを残してくれるのがおいしい。
何よりこの手のカードにしては珍しく下が受けで、しかもかなり強い。手打ちでブロッカーをどかすこともままあるので、常に上手い使い方を意識しておきたい。
ハンティングの対象。だから何?
《凶忍連結 ヒドラサマル》
リソース回収札としても優秀だが、本番は《超越男》にブロッカーを付与する役割。
ブロッカー付与札の中では一番マシなスペックなので採用している。カードパワーがイマイチだから抜いてもいいとは思うんだけど、でも殴り合い上等のデュエパだとなんだかんだ強いんだよな……。
《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》
趣味枠。
EXライフ+SAでシールドを攻めに行け、攻撃時に手札のカードを使用することでリソース稼ぎの手を緩めず盤面を作ることができる。
カードパワーこそ低いが程々に軽く色がちょうどよく、なんか変な愛嬌があるので抜くに抜けない。まともにやってたら出ない《完全不明》より3→5→7でちゃんと出せる《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》を信じよう。
統率領域に常にS・バック・多色の《超越男》が控えているので、シールドから出た非トリガー・コスト5以下・多色のカードをコストにS・バックすることで相手ターン中に展開効果を使用することができる。ゲーム展開をエキサイティングにしてくれるので覚えておきたい。
《龍風混成 ザーディクリカ》
強い方の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》。
打てる呪文の範囲が非常に広く、蘇生呪文を唱えることで一気に面展開を進行させて、EXライフや除去効果と合わせて防御力を大きく上げられる。
もちろん通常では2回打てない呪文を2回打つ仕事も強く、禁断の《アポカリプス・デイ》二度打ちや蘇生呪文からカウンターして《招龍邪技》も強力。EXライフがあるから自分だけは生き残れるし。
デュエパのルール上、構築でよくやる「トリガー呪文から出てきて、そのままその呪文を唱え直して面強化」ができないのでそこだけ気をつけたい。
《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》
黒の最終兵器。
デュエパでは同じテキスト内に含まれる「相手」は同じ対戦相手を指定しなければいけないルールがある(たとえば《CRYMAX ジャオウガ》で対戦相手Aの《ボルシャック・ドラゴン》を破壊しながら対戦相手Bにハンデスのようなことはできない)。
しかし、《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》類の▶で区切られて効果が変動するカード群は効果が確定した段階で「相手」を選び直せるので、協定さえ結べれば好きな相手に好きな効果を投げられる最強カードとしてデュエパを支配してくれる。
ブロックしても離れても全ハンデスか全除去をかませるので、出せばほぼ確実に2回効果を使えるのもおいしい。間違いなく最強カードなので、黒でビッグマナするなら絶対に採用しておきたい。封殺に傾倒しすぎてベンに積んでなかったのをかなり後悔している。私イズムで改造したベンもどっかで書きたいな。
《龍装者 ジスタジオ》
T・ブレイカー以上のクリーチャーを全て不死身化してくれる。《マンハッタンの心絵》を避けてくれるのは《龍装者 ジスタジオ》だけ!
このデッキはバリューを重視しすぎてほぼ全てのクリーチャーがW・ブレイカー圏内という致命的な欠点があるが、それでも《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》、《ロールモデルタイガー》など噛み合わせて嬉しいカードが大量にあり、《CRYMAX ジャオウガ》による詰めでも添えてあると嬉しく、何よりバトルを代替させられる《超越男》との相性がとてつもなくいいので取れるなら取っておきたい。
《戦霊混成 ウルボランス》
趣味枠2。
cipで8マナ以下の呪文を使用して行動回数を増やすのもまあまあ強いが、《超越男》のニンジャ・ストライクを起動すると5マナ以下の呪文を使用できるのが本番。これで快楽を得るために《ホーガン・ブラスター》を積んでいるんだ。
特に相手ターンに《招龍邪技》を打てるのが強力無比。ニンジャ・ストライクのバリューが上がるので置いてあると一気に延命能力が上がる。
もちろん残れば次から使うクリーチャーのバリューが鬼上がりし、守るも攻めるも1枚で完結するのがありがたい(所ジョージ)。EXライフ、延命、行動回数の全てのバランスがいい優良クリーチャー。
《聖魔連結王 ドルファディロム》
SAがあり、除去と呪文封じとEXライフの三重の防御を持ち、おまけに8マナで蘇生圏内。全ての都合がいい最強のフィニッシャー。
これを積める統率者がマルドゥと5cだけで、あまりに青も緑もないデュエパーティーをやりたくないから5cをやっている節がある。
《砕慄接続 グレイトフル・ベン》
墓地をマナに、マナを場に変換してくれるため、無限リソース性を確保してくれるカード。たまに《霊宝 ヒャクメ-4》がタダで出てきて得。
主に5cで採用される《地封龍 ギャイア》に比べEXライフとブロッカーの二重の延命能力があり、いつでも出す気を持たせてくれるので優先して採用している。蘇生圏内なのも強い。
《ロールモデルタイガー》
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》より取り回しのいいマナ召喚クリーチャー。
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》に比べて一気に制圧獣を出して特殊勝利を狙うことはできないが、その分軽く、マッハファイターと攻撃吸いによる二重の防御があり、相手のマナに対してノーリスクなのでいつでも出せる性が極めて高いと、どのゲームレンジでも使える優良カード。
特にcipを使えるのがありがたく、除去を目的とした《聖魔連結王 ドルファディロム》in、インスタントなフィニッシュを目的をした《CRYMAX ジャオウガ》inなど、ゲームを終わらせられない場合の性能は《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》をゆうに上回る。
複数バズレンダで《蒼き団長 ドギラゴン剣》を絡めて盤面を作ると《ロールモデルタイガー》がスピードアタッカーになってかなり強いよ。
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》
最強のディスペクター。お前が真の王だよ。
cipで面除去と追加展開ができ、EXライフもあるため他の制圧クリーチャーと比べて追い詰められた状況でも足掻ける性能があるのがありがたい。
他のカードと相互干渉しあえず、マナカーブに組み込みにくい10マナなのだけ使いづらいが、それを差し引いても全てのスペックが凄まじく高いので採用している。
むすびに
デュエパはちゃんと殴り勝とう。
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