【hearthstone】使うな! とりかへばやプリースト【ワイルド】(記録 2022/04/16)
こんなもん使うな!
コンセプト
察せ!
これだけやったら勝てるので、じゃあこれ以外できなくして速度を限界まで高めようというデッキ。
基本的に最強だが《石牙のイノシシ》《クライヤミ》のどちらかを引くと即コンシードなので、結局勝率は6割ないくらいで落ち着いてると思う。
世間に流通しているレシピは
このようにアグロ対策に大きくスペースを割いているが、ぶっちゃけ最速後手2キル、安定4キルと平均キルターンがアグロより1.5くらい早いので、本構築では対策を割り切る代わりに自由枠をピンポイント対策への対策、コンボ成功率の増加に割いている。
採用カード紹介:コンボパーツ
《とりかへばや》×2
なんで刷っちゃったの……?
とりあえずこれがイカれた出力を出すので最大限活かすためのデッキ。引けなきゃ始まらないので2。
えっと、その……。
なんで刷っちゃったの……?
《石牙のイノシシ》×1
スタッツをもらう方。1/20/20突撃って書いてある。
これを2枚とりかへたら破滅なので1。
引いたら? 赤色のボタンだよ。
《クライヤミ》×1
もらわれる方。4/1/1超デメリット持ちという圧倒的なマナレシオを誇る。
そもそもLEGだし、積めたとしても《石牙のイノシシ》と同じロジックで1。
シクテクなんだけど、プリーストミラーだけは引いても降参しないで相手が引いて降参するのを待つのがいいよ。
《鮮明なる悪夢》×2
このデッキのフィニッシュツールその1。《石牙のイノシシ》に当てて1/20/1突撃を増やし、40点でリーサルを取る。
地味な利点としてフィニッシャーが2面バラけることにより《凍結の罠》にぼんやり強いため、秘策系ハンター相手にはできればこちらでフィニッシュを取りたい。
ないと始まらないカードなので2。
《神授の霊力》×2 《アベコベーター》×2
フィニッシュツール2。《石牙のイノシシ》に当てて1/20/40→1/40/20と育成し、40点でリーサルを取る。数字の動きが派手。
2枚必要なためコンボパーツの拾得が《鮮明なる悪夢》より大変だが、1マナ軽いため《ナールの欠片》や《悪党のささやき》などをフィニッシュ補助にしなければいけないパターンにおいて融通が利きやすい。
また、《神授の霊力》+《アベコベーター》+《鮮明なる悪夢》が揃うと6マナで40/20と40/1が並ぶため、驚異の80点リーサルを叩き込める。装甲を積みまくるコントロール系デッキ相手には使うプランなので覚えておきたい。
こちらもないと始まらないため2-2。《内なる炎》を足せば《アベコベーター》の受けがちょっと広がるが、結局代替の効かない《神授の霊力》がないとゲームにならない、1マナ重い分明確に《アベコベーター》より弱いという二点から今回は見送っている。
採用カード紹介:サーチ・ドローソース
《影の幻視》×2 《影の中にて栄えん》×2
まあだいたい同じカード。呪文発見でコンボパーツを探す。
これ自体がコンボパーツの代替と考えられるためフル投入して2-2の4。
優先順位は基本的に《とりかへばや》最優先。コンボ用ミニオンのどちらかを引くと赤色なので、なるべく早く打ってデッキ内からコンボパーツをなくしたい。
《とりかへばや》をガメられたor見つからなかった場合は《鮮明なる悪夢》側を揃えに行き、それもなかったら泣きながら次の《影の幻視》を探す。
ただし大量の挑発を立ててくることが確定しているアーキタイプ(海賊ローグ)や、こちらに対する対策カードを持っているアーキタイプ(偶数ウォーロック、秘策メイジなど)を相手取る際には《ナールの欠片》《悪党のささやき》など、対策への対策カードをガメることを意識できると少し勝率が上がる。
《影の幻視》と《影の中にて栄えん》のどちらを先に打つか問題については、デッキからカードが減って《とりかへばや》とコンボパーツを引く確率が上がるカードが《影の中にて栄えん》、リスクを背負わずに済む方が《影の幻視》と考えるとよい。
具体的にはミラーマッチやアグロなど、多少リスクテイクしてでも速度を高めなくてはいけないデッキ相手には《影の中にて栄えん》を打って、外したとしてでもコンボパーツを引く確率を上げる。
反対にコントロール系やこちらより遅いコンボ相手、また、すでに《とりかへばや》を持っており次のドローでコンボパーツを引かなければ安泰な場合には《影の幻視》で山を膨らませて安全を確保したプレイを取りたい。
《照明》×2
ニセ発見。トップに埋めるため手札は一時的に失うが、《照明》した次のターンは絶対に《クライヤミ》を引かないため、むしろ利点とすら言える。
コスト軽減も強力であり、《影の幻視》を軽減することでテンポを取ったり、《鮮明なる悪夢》を軽減して最速後2キルを可能とするなど用途は多岐にわたる。
《影の中にて栄えん》と同時に引いたらトップに埋めたカードを発見して損しないように《影の中にて栄えん》→《照明》の順で打ちたい。
《智慧の宝珠》×1
規定のドローをScryに置換する、このデッキにおける最強のドローソース。強すぎるので積めたら4枚くらい取りたい。
トップの《クライヤミ》を弾けるため、置くだけで敗北条件からグッと遠ざかるのが魅力的な1枚。
プリーストに積める数少ない武器である点も重要である。この利点についてはだいたい1000字後くらいに解説する。
《ナールの賜物》×2
アグロ対策を兼ねたキャントリップ。ドローしながら延命できる唯一無二の特性を持つため2。
通れば強力だがどこまで行ってもキャントリップであり、殴らないデッキに対してはとことん腐る欠点もある。
別にこのデッキと極端に噛み合ってるわけではないので、気分に応じてもっとアグレッシブなアグロ対策に変えてもいいと思う。
採用カード紹介:対策の対策カード
《ナールの欠片》×2
このデッキ最大の弱点である挑発や攻撃不可系のシステムクリーチャーを一撃で見なかったことにできる最強のサイレンス。強すぎるので2。
腐るマッチアップでは交換可でとりあえず見なかったことにできるのも重要であり、どう使っても強力な1枚。なんならこのデッキが成立しちゃう主因だと思う。
《悪党のささやき》×2
ミニオンを積めないこのデッキが辿り着いた追加の1/1/1。主に《変身ポーション》《呪文相殺》などの致命的な秘策ケアに用いる。
《コボルトの悪の手先》で微妙なリーサルを作ったり《無貌の悪の手先》でとりあえずの盤面を作ったり、出る手先も弱くはない。RNGなのでプランに組み込むのは難しいが、ピンポイントカードの割に使わないマッチアップで引いてもそこまで極端に腐るわけではないのが利点。
どうせこの枠に何が入っててもコンボの加速には繋がらないし……。
《霊魂鞭打》×1
枠が余ったので積んだアグロ対策。
元レシピには類似カードとして《無気力の波》《密言・貪》などが採用されていたが、《影布の針》との相性がいい、アグロドルイド・ズーロックなどこちらに間に合う可能性があるデッキ相手にアグレッシブに刺さる、私が好きなどの理由でこちらをチョイスしている。
ここはマジでなんでもいいので、軽い呪文なら何を積んでもいいと思う。《狂気ポーション》とかも結構強かったよ。
採用カード紹介:ゴミ
ゴミども
コンボ達成だけを目標とするならこの枠は何が入ってても同じなので、《とりかへばや》を成立させつつ《影の幻視》のヒット率を極限まで上げるために「ミニオンでも呪文でもないカード」を積めるだけ積んだ。
一応《影布の針》はアグロ相手にかなり強いが、それ以外は誤差なので引いたら欠損だなあと思いながらテキトーに受け流そう。
どうせ《とりかへばや》引いたらそれだけでゲームになるから残りはいくら欠損しても変わらないぞ。
むすびに
たぶんゴールデンウィークを拝めないし、その際に《クライヤミ》《ドラゴンソウル》が還元されるとは微塵も思えないので覚悟して作ろう。
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